Newcastle | 大ぼら一代番外地

Newcastle

目覚めれば午前2時半、案の定今朝も僅か2時間さえ眠れず終い。然れば例の2GBファイル送信ミッションに挑まんとす。新たに書き出せし容量半分に軽減せしファイルさえ、アップロード半ばにてエラー中断する有様なる有料高速ネット「Ultimate Premire Internet」24時間 £5.00也にて購入すれば、何とかこれを無駄にせぬよう最善の努力惜しむべからず。然りとて相変わらず高速ネットとは有名無実な遅さに加え、MacBook Airの画面が節電仕様にてブラックアウトする度、送信具合は0%へリセットされ、些かの放置も叶わぬ次第。送信具合が幾度か10%程度まで至れど、毎回リセット食らう有様なれば、どうせなら一層の事、2GBのオリジナルファイルを以て挑み、あわよくば送信完遂に至れ得るやラッキーたらんと作戦変更。而して画面のブラックアウト回避すべく、誘眠作用夥しければ大いなる賭けたらんブログ執筆に励まんとす。

結果何と3時間も要すれど、遂に2GBのファイル送信完了すればミッション完遂。 忌まわしきは大英帝国の牛歩級激遅ネット環境かな。

 

是にて漸くMacBook Airから離れられれば、朝飯食うべく、昨日KFCにて贖いしフライドポテト残党召喚、而して夜食たりしケトルクッキング「トムヤムソーセー汁」残党と合体すれば、蓮司2号へぶち込み加熱、斯くしてリサイクルクッキング「トムヤムポテト汁」として堪能せり。

 

 

謎の炭水化物拒否症候群に於いて、これまでジャガイモに由る発症例はほぼ皆無、然ればついぞ油断せしか、流石にこれ程の量のジャガイモ一気に食らえば、重症には至らねど発症、御陰様にて日がな苦悶せらるる有様。

 

本日は正午チェックアウトなれば、出発直前に昼飯食うべくKFC「クラシカルチキン」残党召喚、

 

 

リサイクルクッキングせんと思えば、鳥皮を剥がし骨共々廃棄、

 

 

肉を解せば、電子レンジ用魚焼き器こと焼きマシーンに並べるや、大蒜も添え蓋を閉じ、蓮司2号にて2分加熱、

 

 

その傍らにてレタス、玉葱、プチトマト、ハバネロ刻み、ライムも待機、

 

 

トルティーヤを蓮司2号にて1分加熱すれば、これにてリサイクルクッキング「ガーリックチキンブリトー」準備完了。

 

 

具材全てトルティーヤにON! ライム搾り軽く包み、いざ堪能せり。

 

 

味が変わり落胆せられしKFC「クラシカルチキン」なれど、リサイクル食材としては特に問題なし。続けて2個食らえば、流石に腹パン温泉にて苦悶、何やらツアー突入以来、急激に胃が縮小しつつあるのか、自分が食し得る適量の目処が全く立たぬ有様。

 

 

スコットランドラウンド終了すれば、本日は再びイングランドはNewcastle目指し爆走せん。

車窓より一瞬U.F.O.かと見紛いし物体発見、能く能く見れば高圧送電線にぶら下がる何某、もしかして送電線を利用せしロープウェイか。

 

 

もしも送電線ロープウェイなる代物なれば、乗りたくて仕方なし。

 

 

本日も御機嫌にドライヴされる、我等が愛して止まぬMorgan之圖。

 

 

その隣席にて、筋トレアピールプレイ中なるジョンソン之圖。

 

 

大英帝国に於かれましては、中央銀行たるイングランド銀行のみならず、スコットランドの3行と北アイルランドの4行を合わせし7行もポンド紙幣の発行権を有する故、スコットランドと北アイルランドにて様々な紙幣を手にする羽目となり、然も是等は大英帝国外に於いて両替不可なれば、日本へ持ち帰る場合、イングランド銀行発行のエリザベス女王が描かれる紙幣に両替必須にして、なかなか面倒臭ければ、此処はしょうむない買い物してでも、その釣銭にてマネーロンダリング行わんとす。

斯くして給油休憩にて立ち寄りしガソリンスタンド併設売店にて、冷凍魚フライ、牛ミンチ、チキンミートボール缶を贖えば、釣銭がスコティッシュポンド紙幣とは是如何に。嗚呼、なんのこちゃない、未だ此処はスコットランド領たりしか。アホ過ぎる。

 

 

今宵の会場The Lubber Fiendへ到着せり。

 


ツアー序盤よりベースアンプ不調なれば、先達て道すがら修理に出し、此処へ来る道中にて修理完了せしを回収すれど、今宵の会場は2階にして階段狭く、出来れば機材の搬入最小限に抑えたしと思えば、店置きベースアンプ拝借せん。然し乍ら巨大スピーカーキャビに乗せられる極小ヘッド、可愛過ぎやけど大丈夫なんか。

 

 

なんぞとは杞憂にして、いざ音出せばなかなかの爆音重低音、人は決して見て呉にて判断するなかれと、改めて肝に銘じし。

 

 

Acid Morthers Temple Shopzone今宵も出店完了之圖。夜毎出店場所のシチュエーション異なれば、そのレイアウト等に連夜悪戦苦闘創意工夫されにけりて、物販部隊影の総理こと東君が、嘗てあのカオル・タチバナ・フランソワ先生の愛弟子たりしその審美眼を以て、毎夜自己評価採点下される次第。

 

商品群も多岐に渡れば、レコード、CD、カセット各種の音源のみならず、柏木辿君が意匠下さりしツアーポスター、私が意匠せしツアーTシャツを筆頭に、

 

 

私の原案を以て、美術家坂本実十里女史の手に由り立体化されしAcid Mothers Cat、

 

 

今回より新規投入せし新商品ことキータグ、国内販売既に終了済みなるピンバッヂ、

 

 

東君の手に由るハンドメイドアクセサリー、

 

 

ワッペン、

 

 

アクスタ第2弾、

 


その筋に於いては第一人者たる砂十島画伯に由るドラムヘッドアート、

 


柏木辿君のアートお面こと「おめんこ」等も並ぶ、今やバンドの物販コーナーどころかアートショップ然とする巨大物販コーナーなり。

 

 

NANI君のiPhoneの充電ジャックが接触不良にて、充電し得ぬ危機迎えられれど、奇跡的にジョンソンが所持するケーブルのみ接続可能たる事実発覚、更には接触不良回避し得るは、或る一定の位置のみと判明、斯くしてこれがその充電中之圖。

 

 

今宵の晩飯は、メキシコ料理屋からのケータリングなれば、私は「スパイシービーフタコス」所望せり。然れど大英帝国に於けるメキシコ料理なんぞ、日本に於けるスーダン料理ぐらい不毛にして、その味わいたるやメキシコ料理の片鱗すらあらず、全く別の無国籍料理と思えば食し得るか。

 

 

サルサも見て呉こそ類似すれど、味わい全く異なるとは云わずもがな。

 

 

今宵は90分のセットを披露。私は近年演奏中にギターの弦が切れるトラブル稀になれど、昨日張り替えし弦がいきなり切れれば、ステージ袖の暗がりの中、NANI君が機転利かし空かさずスマホにて手元照らして下されども、老眼も相俟り、弦張り替えに大いに苦戦強いられる間、バンドは所謂歌モノ「Hello Good Child」にて演奏続行、 漸く弦張り替え終えるや、何食わぬ顔にて演奏へ合流果たせし一幕もあり。いやはや老眼に苛まされし以来、弦の張り替えはホンマに往生こくばかりにして、今やミュージシャン高齢化問題も囁かれる御時世、是非に老眼用ペグなんぞ開発して頂きたし。

仮令ライヴ定番曲であれ、日時、場所、人、この3要素が同じたるシチュエーションある筈なければ、同じ演奏繰り返すなんぞ不毛の極み、この3要素あればこその音楽、然れば最もフィットする演奏模索し試みんとするは当然、今宵も亦然り。今回のツアーも今宵にて10発目、全50話誇る仮面ライダーやスーパー戦隊さえ、第10〜12話辺りにて最初の大きな展開迎えるは定石なれば、今宵辺りが今後の展開眺望する最初のポイントと相成らん。
砂十島劇場も幕開けば、怒涛の大疾走にて大団円へ至り幕。
 

[set list]

1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. Hello Good Child
4. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C

5. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

6. Cometary Orbital Drive

 

ネット上にてライヴ写真拾遺叶わねば、悪しからず。

 

女性バーテンダーが、何と私の「Speed Guru - Dead And Alive」Tシャツ纏われれば驚愕、

 

 

思わず記念撮影させて頂きし。因みにこのTシャツ販売せしは、既に記憶朧げなれど20年は昔にして、凡そ2002年頃たりしか。因みにバックプリントは、Frank Zappaのパロディ「My Guitar Wants to Kiss Your Mama」なり。

 

 

投宿先ホテルへ到着するや、スーツケースどころかMacBook Airさえ開かず即寝成仏。尋常ならぬ疲労困憊ぶりは、正にツアー最終週の如しにして、今回何故斯くも疲労せしか。残り25発、死して屍拾う者なし。

 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
祥三君のツアー日記はこちら