Glasgow | 大ぼら一代番外地

Glasgow

嘗てツアークッキングの救世主として、耀かしき一時代を築きし電気ケトル、然れど近年、両面焼き可能ホットプレート5Minute Chefや電子レンジの導入にて、本来の「沸かす」為のみの起用、往年の精彩欠く引退間近アスリートの如しか。然れど「沸かす」事に懸けて右に出るものおらねば、矢張り重宝して然るべき存在にして、今朝を以て今回のツアー初登板果たさんとす。漆黒ボディに滲む青き光、今再び此処に降臨せり。

 

 

今回初日からMorganが妙な倍音発する咳連発すれば、そもそも渡欧前より忙殺され疲弊疲労せし私は、アイルランド上陸辺りから喉に異変感じ、案の定Morganが抱える疾病感染の兆し、更にはMorganが抱かぬ症状たる鼻水鼻詰まりも発症、これは何としてもこれ以上症状進行させずして完治すべしと、滋養強壮免疫向上とばかり「野菜大蒜スープ」を、電気ケトルにて拵えし。

 

 

先日贖いしレタス召喚すれば、包まれるラップの閉じ方がオモロ過ぎかな。

 

 

何せ「メキシカン大作戦」睨む食材及び調味料しか所持せねば、況して昨日調理せしタコミートもあれば召喚、レタス、玉葱、プチトマト刻み、ライムも待機、

 

 

トルティーヤを蓮司2号にて30秒加熱、

 

 

電気ケトルにて拵えし「野菜大蒜スープ」も添えれば、

 

 

「ビーフブリトーセット」堪能せん。

 

 

具材全てをトリティーヤにON! メキシコ産チリソース施し、ライム搾れば、

 

 

試しにブリトー然と包みて「ビーフブリトー」完成、いざ食らえば、矢張りトルティーヤと具材のバランスが好しからずして、

 

 

然れば第2弾は、具材を大幅に増強、更にケイタリングより失敬せしガルバンソーペーストも添え、いざ食らえば、ブリトー然と包むには無理あれど、バランス的には芳しきかな。

 

 

道中弁当拵えんとすれば、赤の器に刻みしレタスと玉葱、しりしりに処せし人参をぶち込み、ポン酢ひと垂らし、タコミート投下、プチトマトと茹で玉子をON! 仕上げにメキシコ産チリソース施せば、是にて「タコサラダ」完成せり。

 

 

ホテルの部屋に突如焼そば屋台出店か、NANI君がベッド上にテント幕営し焼そば調理中之圖。

 

 

 

本日は再びフェリー乗船にてイギリス本島へ帰還せんとすれば、Belfastのフェリー乗り場へ到着。時間余せば皆してコーヒーブレイク、全員が斯くも顔揃えるは珍しければ、何となく撮影せり。

 


我々がコーヒー嗜む間、Morganはエクササイズに励むべく縄跳び、周囲に駐車される方々から、好奇嘲笑の視線送られれど一切関せず、我が道を邁進せり。

 

 

フェリー乗船。此処数日、某案件にて2GBのファイル送信ミッション科されれど、如何せんツアー初日から、ライヴ会場、ホテル、ガソリンスタンド等、ネット環境劣悪な日々続けば、此処まで全く以て為す術なし。フェリー内無料Wi-Fiも亦然り。

 

 

約3時間の船の旅も終わり迎え、イギリス本島近付けば、

 

 

いざ上陸、

 

 

スコットランドはGlasgow目指し爆走せん。

 

 

海岸線を走れば、

 

 

車窓よりアルサクレイグ島臨み得し。

 

 

今宵の会場Monoへ到着せり。

 

 

 

会場内には、旧友Steven Pastel (The Pastels) が営むレコード屋monorail musicも併設、而して彼とも再会果たせり。

 

 

10日後にはMonochrome Setも演奏されん。
 

 

先ずレコード屋へ突入とは云わずもがな。

 

 

Tenniscoatsの5枚組LPボックスも絶賛販売中、

 


CDコーナーが片隅へ追いやられて久しきかな。

 


結果大散財せしとは、是亦云わずもがな。

 

 

サウンドチェックも速やかに終了すれば、

 

 

NANI君と界隈散策せんとするや、アフリカ食材店にてハバネロ発見、当面必要な程度のみ購入、

 

 

更にはアジア食材店発見、豚肉こと猪肉巻こそあらねど羊肉巻発見するや、体調回復を大義名分に「メキシカン大作戦」一時中断、今宵は「羊しゃぶ」堪能すべく、羊肉巻と白菜等購いし。

 


今宵、先鋒務めて下さりしドラムレストリオHarvesting、清涼な女性ボーカルと多彩なアンサンブル、意外にヘヴィな曲もあれば、目が離せぬならぬ耳が離せぬか。写真あらざればイメージ画像掲載させて頂く次第、悪しからず。


今宵は90分セット披露せり。いきなり私のギターが亦しても音切れの兆し、今や元凶はラインセレクターが爆音に由る振動にて接触不良生ずると知れば、空かさず手近にありしパーカーを緩衝材として敷き、事なきを得し。半ばにて祥三君がストラップ外れ悪戦苦闘される局面もあれど、怒涛の疾走を以て駆け抜け、大団円へ至るや幕。

 

[set list]

1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs. Uranus
4. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C

5. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

6. Cometary Orbital Drive

 

ネット上にてライヴ写真拾遺叶わねば、悪しからず。
 

旧友Howie Reeveも顔出して下さるや、終演直後の楽屋にて、汗だくなれば着替え中なれど記念撮影。昨夏に続き今年8月に再来日ツアー予定する彼なれば、大阪にての再会誓うものなり。

 

 

機材撤収すれば、地ビール頂戴せり。

 

 

投宿先ホテルへチェックインすれば、御愉しみタイムたる「羊しゃぶ」に興じんとす。本日購し食材一覧。羊肉巻、白菜、ハバネロ、ライム、トムヤムペースト、ライムグリーンチリソース。

 

 

「羊しゃぶ」シンプルに羊肉と白菜、而してハバネロのみ使用。

 


電気ケトルへ適量注水、先ず白菜ぶち込めど、今回電気ケトルクッキング用おたま等持参し忘れれば、白菜切り分けると掬い上げ難く、敢えて切らずにぶち込みし。

 

 

いざ沸かすべく電気ケトル起動。電気ケトルは沸騰に達するや自動的に電源落ちる仕組みなれど、蓋を開けておけば其の儘沸騰続けると知れば、沸騰継続させ白菜を煮るべし。而して白菜煮えるや羊肉投下、電気ケトルの沸騰ぶりは、直火にては絶対不可能な煮え繰り返りぶりにして、投下するや数秒にて調理完了。

 

 

 

常に同室たる電気ケトル盟友NANI君も、同じく電気ケトルにて「羊しゃぶ」堪能されんとすれば、プチ打ち上げも兼ね乾杯。

 

 

 

日本から持参せしポン酢に、ハバネロ1個刻み投下、其処へ煮えし羊肉と白菜投下、

 

 

白菜は調理鋏にて切り分け、いざ食らえば美味至極なれど、ハバネロ舐めるなかれ、想定外の辛さに些か苦悶、アホですな。

 

 

先述の通り電気ケトルに由る沸騰ぶりは尋常ならねば、一旦電源切れど然う然う冷めずして、羊肉投下するや瞬時に調理叶うものなり。

 

 

而して第2陣、第3陣と堪能ネヴァーストップ。

 

 

NANI君も亦然り。

 


ハバネロ効果にて大量発汗促されつつ、気付けば羊肉全て食い尽くせり。是こそ体調不良克服し完治への道、長きに渡り実践続ける自己治癒療法「よう食うて温うして寝てこます」なり。


然れば早々に寝てこませり。

 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら

祥三君のツアー日記はこちら