West Cork | 大ぼら一代番外地

West Cork

未だツアー序盤にも関わらず、まるで最終局面の如き尋常ならぬ疲労感に連日襲われれば、昨夜即寝成仏せしにも関わらず、矢張り2時間程にて目覚める有様。最早眠る体力すら残されぬ最終段階に達せしか。

不毛な早起きは空腹感も伴えば、昨夜のケータリングより失敬せし人参とガルバンソーディップ召喚、人参なんぞ齧る様なり。

 

 

朝飯拵えんとすれば、昨日拵えしタコミート残党召喚、レタス、プチトマト共々トルティーヤにON! 自家製サルサ残党投下、パクチー施しライム搾れば、毎度乍らの「ビーフブリトー」堪能せり。

 

 

未だタコミート残されれば、再びレタスとプチトマト共々トルティーヤにON! 自家製サルサ尽きれば、ワカモレとガルバンソーディップを添え、

 

 

パクチー施しライム搾れば、先とバージョン違いなる「ビーフブリトー2号」堪能せり。

ライム芳しく十分に美味なれど、どうにも一味足らぬと思えば、矢張り唐辛子系の辛味か。次回スーパー訪れる機会あれば、辛味調味料確保を最優先ミッションとせん。

 

 

午前11時、投宿せしホテルをチェックアウトすれば、先ずは楽器屋へ立ち寄りし。壁面に一番大きく飾られるは「アイルランドの英雄」と称され国民的ロックバンドたりしThin Lizzyなり。

 

 

いざCorkへ向かう給油休憩にて、矢張り「買い食い王」」ジョンソンは、セルフカツカレーの如き所望され、大いに御満悦なるかな。

 

 

斯く云う私も「カプチーノ+ドーナツ+アップルパイ」所望せり。極限状態越えし疲労ぶりにて、何やら体調異変の兆し濃厚、然れば甘味にて体内エネルギー充填及び免疫力回復図らんとす。

 

 

アイルランドも矢張り田舎道の印象なれば、幹線道路も斯くの如し。

 

 

道すがらスーパーに立ち寄れば、食材補給すべく、牛ミンチ、レタス。玉子6個パック、カエンペッパー、メキシコ産チリソース、トルティーヤ(大)、プチトマト、大蒜4個入りを所望せり。

 

 

CorkにてオルガナイザーEmmettと合流、而して1時間のドライヴにてWest Corkへ。今宵の会場Connolly’s of Leap へ到着せり。

 

 

トイレの性別表記がゲール語なれば、どちらが男性用トイレか不明、中を覗きこみ目視確認にて漸く用を足し得し。

 

 

 

サウンドチェックも速やかに終了。

 

 

界隈をぶらり散策せり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散策序でに晩飯求むべく、地元の人気食堂と思しきへ訪れし。

 

 

会場へ帰還すれば、開場時刻まで未だ猶予ありて、物販部隊も嵐の前の静けさとばかり、のんびり過ごされしか。

 

 

バーテンダー御薦め地元ビールBeamishにて乾杯せり。

 

 

 
 
先程所望せし「フィッシュ&チップス」90年代半ばに初めて大英帝国訪れし当時は、驚愕のギトギトベトベトたる油塗れな代物たれど、時代も変われば、今やサクサクに揚げられしが主流と化し、ギトギトベトベトたりしは既に絶滅せられしか。個人的には当時のあの悍ましき代物こそ、確認の意味も込め、怖いもの見たさ臭いもの食いたさとばかり、今一度の再体験切望するものなり。
巨大な鱈のフライ平らげれど、主食にして揚げ物たるチップスことフライドポテトは、僅か数個を以て十分至極と知れ。
 
 
今宵は90分のセットを披露せり。今回此処までに於いて演奏曲目数最多となれば、特に後半は可成り慌ただしくなるも当然、然れば自ずからBBMも上がれば、リズムパターン含めアレンジも即興にて新たに上書きされて然るべし。常々音楽の自律性を信ずる私としては、正に宇宙より新たなメッセージ受信せしが如しにして興奮頻り。斯様な夜は、ギターソロも神降ろし状態と化し、忘我恍惚霊破音大乱射、愈々BBMは極限へ達さんとし乍ら怒涛の大疾走を以て、遂には大団円へ至り幕。
斯くも特別な夜に限り、ライヴ録音し忘れるとは「C'est la vie...」然りとて本来音楽とは、放たれし刹那消え行くものなり。
 

[set list]

1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs. Uranus
4. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C

5. OM Riff From The Melting Paraiso U.F.O.
6. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

7. Cometary Orbital Drive

 

ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界的ドラムヘッドアート第一人者たる砂十島画伯、自作をバスドラヘッドにセットされれば、明日よりステージ上にて拝み得るものなり。
 
 
今宵の投宿先は、シャワーとトイレは共同、ダイニングキッチンも完備される老舗ホステルなれど個室にして、私の部屋にてNANI君とプチ打ち上げに興ずるや、グラス片手に真面目話からアホ話まで花咲かせ盛り上がりし。
 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
祥三君のツアー日記はこちら