Dublin
相変わらず劣悪なネット環境に苦戦しつつも、あれこれ雑務に励まんとすれど、カーソルがクルクル回転する間に、空かさず睡魔猛襲繰り返し、気付けば転寝に陥る有様。睡魔との奮闘死闘繰り返せば、遂には日の出迎えし。
AMT宗家海外遠征の裏ハイライトと云えば「ツアークッキング」にして、前回の欧州ツアーに於いて、スペアギターと電子レンジをトレードせし私なれば、初代蓮司こそ不慮の死遂げられれど、2代目蓮司をチャーサンより拝領すれば、今回も大いに活躍して頂かん。
昨日購いし牛ミンチ召喚、ケイジャンミックススパイス施し、電子レンジ用魚焼き器こと通称「焼きマシーン」にぶち込み蓋閉じるや、2代目蓮司こと蓮司2号起動、3分加熱調理施せば、見事な焼き上がりかな。
トルティーヤも蓮司2号にて1分加熱、予めレタスと玉葱刻めばON! 其処へタコミートもON! 自家製サルサ&チリトマトサルサなるWサルサ投下、是にて「ビーフブリトー」再び。
軽く包めば食し易けれど、ブリトー然と完全に包めば、具材とトルティーヤの個人的黄金比崩壊する故、このスタイルにて充分にしてベストなり。
余りの美味さについぞ御替わり、今回は刻みパクチーも大量投下すれば、一層芳しくして美味なるかな。流石にメキシカン食材あれこれ容易且つ安価にて入手し得るアメリカとは異なれば、未だ何か一味足らぬ感否めねど、如何せん物価高に加えて底値見えぬ円安ぶり、質素倹約を旨とすればこそ、安価と満足両方が満たし易き「メキシカン大作戦」再び。
冷蔵庫あらざれば、牛ミンチを一気に調理せんと、残り全部にケイジャンミックススパイス施し、いざ焼きマシーンへ。
蓋を閉じレンジ2号にて3分加熱、然れば見事な焼き上がりぶり。
その傍らにてレタスと玉葱を刻み、人参をしりしりするや攪拌、
携行する「赤の器」に、先ず野菜群ぶち込み、タコミートをON! 自家製サルサ&チリトマトサルサなるWサルサ投下、昨日贖えど全く想像と異なり即刻戦力外通知通告せしチリペッパーオイル漬けを周囲に布陣、パクチー施せば、今回初道中弁当たる「タコサラダ」完成。
本日はフェリー乗船にてアイルランドはDublinへ。いざ出発せり。
道中弁当「タコサラダ」召喚、
タコミート下層には膨大な野菜群眠れば、掘り起こし攪拌しつつ堪能せり。
約5時間のドライヴにて、フェリー港のあるウェールズはHoly Headへ。税関及び出国手続きも無事済ませれば、いざ乗船せん。
3時間の船の旅。世界的なドラムヘッドアート第一人者たる砂十島画伯は、寸暇を惜しみ作品制作に没入されし。
流石に連日の睡眠不足がピークに達せしか、ソファにて1時間余大爆睡すれば、長編の夢数本立て。夢見に大いに疲労せり。
フェリー内のネット環境は、流石に牛歩ネットこそあらざれど、案の定無料ネットは20分間限定にして、1時間なら金£5,00也なんぞと利用時間に合わせての累進課徴金制度なり。ログインの際、メールアドレス登録必須なれば、複数のメルアド所持する私は、20分間の無料接続終了する度、異なるメルアドにて新たにログイン、然れば再び20分間無料にてネット接続叶う次第。
3時間の船の旅も終え、いざアイルランドはDublinへ上陸果たせり。
今宵の会場Workmans Clubへ到着せり。
サウンドチェックも速やかに終了、Acid Mothers Temple Shopzone設営も完了せり。
界隈ぶらり散策すれば、架橋にて人魚ならぬ馬魚像発見せり。蹄も鰭となれど、斯様な下半身と鰭付き前脚にては、到底泳ぎ得るとは思えず、加えて鼻あれば水棲哺乳類宜しく肺呼吸たらんと思えば、下手すれば水棲動物にも関わらず溺死にて絶滅せん。
剥製屋あれば、ショーウインドに飾られる梟之圖。
今宵は90分のセットを披露せり。ツアー5日目ともなるや「ツアーの身体」完全に仕上がり絶好調なるかな。演奏もそろそろ可成りの頻度にて解体再構築試みれど、バンド一丸となり即興にて魚群の如く自由自在に自立分散遊泳集合、日々素晴らしき充実ぶりかな。
今や定番化せし感さえあるguitar crowd surfingも、凡そSNS等への投稿動画にて御存知たらん待ち切れぬ輩達が、ギターに触れんとゾンビの如く最前列へ襲来し犇き合えば、いやはや何れギター破壊されんやとも危惧されれど、如何せんオモロ気な趣向なればやめられませんな。
而して砂十島劇場も連夜絶賛興行中、怒涛の疾走にて駆け抜けるや、大団円へ至り幕。
[set list]
1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C
4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade
5. Cometary Orbital Drive
ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。
最後の最後、ギターをMarshall JCM900の上に投げ置かんとすれば、勢い余り極悪3段積みが均かの倒壊かと思われれど、幸いアンプの背後30cm程にて壁あれば、ギリギリ踏み留まり倒壊回避せり。
然れど転落せしギターがアンプの下敷きとなれば、どないなったらそない事なんねんな。
有り難くもサウンドエンジニアの方の奢りなれば、NANI君とギネスにて乾杯。
投宿先たるホテルへ到着するや、禁断の夜食食らうべく、道中弁当残党たる蛸ミート召喚、トルティーヤにレタス共々ON! 自家製サルサとワカモレ、大量パクチー投下、是にて「ビーフブリトー」完成、
包めぬ程の大盛りなれば、齧り付き堪能せり。
同室NANI君は、入室するや即寝成仏。私も未だ序盤5発終了とは信じられぬ疲労ぶりにて、気付けば敢え無く轟沈せしかな。
アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら。
ジョンソンのツアー日記はこちら。
祥三君のツアー日記はこちら。