Brighton | 大ぼら一代番外地

Brighton

午前7時起床。時差ぼけの兆しあらざれば、矢張り早朝到着が功を奏せしか。午後以降の到着は、何故か宵の口に睡魔襲来、不覚にも轟沈すれば日付変わる頃に起き抜ける始末にして、いきなり重度の時差ボケに陥るが常なればこそ。

 

廊下に出れば、昨夜ソファにて轟沈されし姿目撃せしNANI君なれど、親切な何方かが布団掛けられしか。

 

 

片やMorganは、相変わらずトレーニングに余念なし。

 

 

朝飯求めダイニングキッチンへ赴くや、皆様は昨夜の残党拉麺リサイクルされれど、生憎謎の炭水化物拒否症候群に苛む私は、昨夜の残党法蓮草入りポテサラにスパイスあれこれ施し、何やら適当に食せり。ジャガイモも炭水化物なれど、この程度の量なら発症せぬとは臨食実験済み。

 

 

西瓜を齧るMorgan之圖。

 

 

機材等一式積み込むや、午前9時、いざ大英帝国はBrighton目指し出発せり。

 

 

フランスはCalaisへ至れば、フェリーにて大英帝国へ。此処にて欧州より出国、大英帝国へ入国の運びとなる次第、然れば英Work Permitも無事確認され、

 

 

いざ乗船せん。

 

 

本日は思いの外揺れ激しく、船酔い対策として振幅少なき船体中央テーブルに座すや、

 

 

其の儘凝固せり。

 

 

こちらにも眠り転ける不審人物発見せり。

 

 

ドーバー海峡を越え、大英帝国はDoverへ。写真中央に写り込むは、ガキの如く燥ぐMorgan之圖。

 

 

White Cliffs of Doverことドーバーの白き壁を横目に、大英帝国へ上陸果たせり。

 

 

 

一路Brighton目指し爆走せり。

 

 

今宵の会場Hope & Ruinへ到着。

 

 

初日たりし昨日は、機材のみならず膨大な商品積載せしMorganの到着が大きく遅れ、棚卸しやサウンドチェックも行えぬ儘の見切り発車たれど、本日も到着するや開場時刻と相成り、然も新譜「Holy Black Mountain Side」LPやら私のソロ新譜EP等も到着すれば、然しものAcid Mothers Temple Shopzoneも開店準備にてんやわんや。

 

 

而して私は、AMT宗家のLP数タイトルに、帯付けライナーノーツ封入せんとすれど、快適な作業場所あらざりて、狭小な楽屋に籠り精励恪勤勤倹力行。

然れば今宵先鋒務められしSchool Discoなる若手サイケバンド観戦叶わず、楽屋にて聞こえ来る音に耳傾けつつ、只管家内制手工業に孜孜忽忽没入せり。

下の写真は、アメブロ仲間たるNANI君より頂戴せり。

 

 

今宵も90分のセットを披露すれど、メンバー全員開演まで各々の業務責務に追われ翻弄されれば、演奏もなかなかの暴走ぶり、加えて私のエフェクターペダルに不慮の接触不良勃発、肝心な場面にて音切れする等、迷走して然るべしかと憂慮すれど、其処は現メンバーなればこその信頼感にて、見事逆転打を以て逆境打開、仕切り直せばこその加速感も相俟るや大疾走、爆上げ爆走にて大団円へ至るや幕。

 

[set list]

1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. Black Summer Song
4. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C

5. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

6. Cometary Orbital Drive

 

ネット上にてライヴ写真の類い拾遺叶わねば、今宵のSold Out画像を以て、御茶濁させて頂かんとす。

 

 

何と斯様な場所に、あのイルカも演奏されしか。

 

 

投宿先ホテルへ漂着すれば、楽屋の冷蔵庫より失敬せしケータリングあれこれと、日本より持参せし中国産カップ麺「重庆小面」召喚、

 

 

斯くして朝飯以来の食事たる「重庆小面」堪能せり。

 

 

同室NANI君もカップ焼そば御堪能中之圖。

 

 

明日は大票田たるLondon公演なれば、今宵私に課せられしミッションとは、LPの帯付け解説封入せり。

 

 

結局徹夜仕事なるや、清々しきBrightonの朝迎えし。

 

 

テレビにて、不可思議なインド舞踊番組流されれば、なんやこれ。

 

 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
祥三君のツアー日記はこちら