Brussels
昨夜は明け方まで飲み倒せしにも関わらず、午前7時起床。睡眠するにも体力が必要なりければ、高齢者が早起きたるは、睡眠に要する体力あらざるが所以、然れば所謂ショートスリーパーたる私も亦然りか。
流石に昨日は午前9時から午前5時まで延々20時間も飲み倒せば、僅か2時間睡眠にては酒も抜けず、軽度の二日酔い状態乍らも、ツアーバンド用宿泊施設より起き抜けし。
日本より持参せし日清カレーヌードル召喚、アラ還独身オヤジなれば、出発着前に備蓄食材全て償却すべく、玉子も茹で玉子とすれば、既に最後1個召喚、昨夜の晩飯にて供されし野菜各種や牛肉、鶏肉共々ぶち込み熱湯注入。私は忌まわしきプラ容器にて食するを厭えば、持参する「赤の器」へ移し、仕上げに中国産ホットソース「Srirach」と胡麻油、而して謎の唐辛子投下、斯くして「カレーヌードル」堪能せり。
謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる私なれど、何故か日清カレーヌードルは、勿論体調云々に由りけれど、意外に発症確率低くして、然ればこそ今回持参せし次第。然りとて僅か20時間飲酒後の2時間睡眠明け、どない考えたかて体調芳しき筈もなく、自業自得とばかり当然発症せしとは云わずもがな。斯くして本日は、出番たる午後9時前まで、凡そ12時間余も苦悶せられし顛末なり。
なかなか過酷な激遅ネット環境なれど、切れ切れ乍らも接続試み、5週間余も投稿頓挫遅延中なるブログ記事投稿やら、SNS各所へ告知関連投稿、雑務もあれこれ熟せば、昼飯供し下さりとの報。斯くして出撃するや、昨夜のセルフ謎ラーメンセット一式再び。
今回も麺を回避、もやしをベースに、野菜各種及び牛肉、鶏肉なんぞぶち込み、スープ湛えるや、亦しても中国産ホットソース「Srirach」と胡麻油投下、斯くして空想無国籍料理「オジキ流オリエンタルスープ」堪能せり。
女性映像作家にしてプログレバンドaquasergeのベーシスト、旧友にして盟友たるAudreyが、旦那Benjaminと愛息Armand共々、顔出して下されば、再会祝いつつも、Armandとは初対面ならば「Enchanté」と御挨拶。前回の欧州ツアーにてBrussels訪れし際、Audreyは臨月にして、再会の数日後に出産の報受ければ、曰く「AMTの爆音に誘われ、この世に生まれ落ちし」爆音の申し子かな。
我等がツアードライバー兼ツアーマネージャーことMorganが、渋滞に巻き込まれ到着が大きく遅延、然れば機材もあらざる故にサウンドチェック叶わぬのみならず、前回置き去りにせし商品、今回新たに送付せし商品等も到着せぬ有様。結局開場時刻過ぎ去りし後、漸く到着するや寸刻を争い搬入。
機材班たる私とNANI君、而してMorganにて機材搬入すれば、物販部隊たる東君、ジョンソン、祥三君は、膨大な商品群の棚卸し作業に粉骨砕身奮闘されし。
今宵先鋒務め下さりしイタリアからのツアーバンドFrank Never Dies演奏開始される中、漸くAcid Mothers Temple Shopzone無事開店するや、いきなり人集りにて、物販部隊の皆様フル稼働。電子マネーへ移行される世相に準じ、今回よりカードリーダー等の新兵器も導入せり。
ツアー初日たる今宵なれど、機材到着遅れればサウンドチェック叶わず、出番直前の簡易ラインチェックのみにて開演。ステージ上の照明効果にて他のメンバー目視困難な上、常々モニタースピーカーを置かぬ私なれば、何と己れのギターと東君のシンセしか聴こえぬ危機的状況下、其処は長年の経験値にて乗り切らんとすべく、況んやツアー初日故にいきなりリスキーな過度の即興展開等は抑え、ライヴセットとしては可成りスタンダードな演奏に終始、然りとて爆音にてほたえ捲るに相違なく、怒涛の大疾走にて銀河光速超特急片道切符の旅へ、 今や定番と化せしguitar crowd surfingを経て大団円へ至れば幕。
ライヴ写真の類い、ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。
[set list]
1. Dark Star Blues
2. Santa Maria
3. Black Summer Song
4. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C
5. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade
6. Cometary Orbital Drive
組合長が、大英帝国より海を渡り顔出して下されば、記念撮影。
晩飯供し下されば「ソーセージ＋法蓮草入りマッシュポテト＋アスパラガスと玉子のサラダ」にして、亦しても中国産ホットソース「Srirach」と謎の唐辛子なんぞ添えれば、有り難く頂戴せり。
而して今宵もスタッフ諸氏諸兄交え酒盛り、ベルギービール、赤ワイン、更にはイエーガーマイスター(Jägermeister) ボトル1本頂戴すれば、遠慮なく馳走になるべし。
午前2時過ぎ、懲りずに今宵も心地良く酩酊すれば、ツアーバンド用宿泊施設へ帰還、就寝せんとするや、NANI君は廊下のソファにて轟沈之圖。そないなとこで寝て、風邪引きなさんなや。
アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら。
ジョンソンのツアー日記はこちら。
祥三君のツアー日記はこちら。