ぶらり放蕩、時々中り | 大ぼら一代番外地

ぶらり放蕩、時々中り

今冬は暖冬なりければ、寒波襲来の折こそ流石に積雪あれど、未だ酷寒にて低体温症発症せしも1度のみ。

 

 

然りとて気温が日中であれ氷点下とは常識、

 

 

雲の隙間から青空も覗けど、

 

 

遂には小雨も降り出せば、逃げるように下山、

 

 

県境越えるや、大阪は青空とは是如何に。

 

 

備蓄食材携行し大阪アジトへ到着すれば、有り合わせ野菜と鶏腿肉を以て「チキンと野菜のシチュー」なんぞ拵え、堪能せり。

 

 

今宵は、推し女性ミュージシャンたる畑下マユ嬢のライヴ観戦すべく、音凪へ繰り出せり。セットリストの定番曲が徐々に入れ替われば、発売が待たれる2ndアルバムへの布石か。最近、心無しか曲のテンポ落とし気味かと感ぜられれば、歌への想い一層なればこそか。

 

 

 

今宵のヘッドライナーは、プノンペンモデルエコーユナイトのボーカリストたる谷口マルタ正明氏ソロ、私はひかりのうま店長の御姿しか存ぜねば、ライヴ初観戦なり。軽妙なトーク挿みつつ御機嫌なナンバー繰り出され、奇しくも今宵偶然邂逅せし稀代の象景作家久保先生も、ノリノリにて一人立ち上がる有様。写真撮影せんとすれば、前時代的遺物iPhone6がバッテリー切れにて、急遽搭載AIがシンギュラリティーに達し暴走する例のiPhone6Sにて撮影、然れば亦しても斯くの如き芸術写真と相成りし顛末。悪しからず。

 

 

 

終演後、御挨拶させて頂けば、久保先生も交えての3ショット記念撮影之圖。

 

 

実は柄にもなく傷心なりける久保先生なれば、此処は呑んで忘れなはれやとばかり、我等が桃源郷ことムジカジャポニカへ突撃、

 

 

音凪にても既にええ調子たりし久保先生、ムジカジャポニカにて仕上げられれば、取り敢えずは御機嫌にて帰路に就かれし姿、見送らせて頂く次第。

 

 

こちらも終電にて、大阪アジトへ無事帰還すれば、そもそも今日は未だ遅き昼飯たる例のシチューしか食しておらず、此処は〆として、謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる私も食し得る中国製袋入り春雨「麻辣燙粉」召喚、韮あらねば葱、大蒜、唐辛子、合挽ミンチ炒め合わせ、名古屋名物「台湾ラーメン」トッピング然とせし拵え、例の温キャベツ共々盛り合わせるや、是にてインプロ空想似非ニッククッキング「台湾麻辣燙粉」堪能せり。そもそも重慶料理たる「麻辣燙粉」に、名古屋名物にも関わらず「台湾ラーメン」合体果たせし故、適当に命名せし「台湾麻辣燙粉」とは、何やら嘗て梅田は阪急東通にありしディスコ「JULIANA'S TOKYO BRITISH DISCOTHEQUE IN OSAKA」さえ想起せられし。キーワードは「ほんで結局何処やねん。」

 

 

明日香の深山より携行せし食材あれこれ召喚、例の御贔屓にさせて頂くローカルスーパー内鮮魚店御手製「海老フライ」揚げ序でに、チンマシーンへぶち込み電子レンジにて4分加熱調理施せしジャガイモも、軽く素揚げに処せり。例の温キャベツにしりしりに処せし人参も合わせ、ポン酢+胡麻油施せば、旬菜たる祝蕾や菊芋も添え、

 

 

更に目玉焼もON! 

 

 

「キャベツと人参入りコンソメスープ」も添えれば、

 

 

是にて「海老フライ定食 (ごはん無し)」堪能せり。

 

 

土鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! 白菜布陣すれば、隙間に大根と人参挿入、而して適量注水、ヤマサ昆布つゆ施し、蓋を閉じ加熱、

 

 

白菜が蕩ける程に煮えれば、豚切り落とし投下、再び蓋を閉じ加熱、

 

 

豚肉も煮えれば、

 

 

是にて「豚鍋」完成、

 

 

ポン酢+麻辣醤を付けダレに食らえば、大いに堪能せり。

 

 

先達てふと思い付きしインプロ空想似非ニッククッキング「四川風麻辣湯豆腐」拵えんとすれば、

 

 

豆腐のみならず、豚合挽ミンチ、蕪、葱もぶち込みし次第。未だ改良の余地あれど、味のベクトルに間違い無し。如何せん麻婆豆腐より圧倒的に御手軽なれば、何とか我流レシピ完成させたし。

 

 

本日はMainliner Japan Tour千秋楽@東高円寺 UFO Clubなれば、上京すべく出撃せり。中国春節迫れば、大阪アジト界隈の公園にて、 界隈に居住される中国系の方々が、竜舞の練習される様を横目に、いざ最寄駅へ。

 

 

帝都より帰阪、大阪アジトへ帰還すれど、本日は未だ何も食しておらねばどうにも空腹、而して何故か豚カツ気分なれば、此処は界隈の激安スーパー玉出にて豚フィレ肉購い、急遽「豚ヘレカツ」仕込むものなり。

 

 

2枚出来れば、早速1枚を揚げ、

 

 

其の傍らにて副菜準備、チンマシーンにて電子レンジ調理施せし祝蕾、三度豆、菊芋、温キャベツ盛り合わせ、新玉葱、胡瓜、プチトマトをON! 青唐辛子も添えるや、

 

 

揚げ序でとばかり「海老フライ」残党も揚げ、是にて「ミックスフライ」完成、

 

 

豚フィレ肉に衣纏わせる際に使用せし溶き玉子残党をリサイクルせんと「玉子入りワカメスープ」も拵えれば、是にて「ミックスフライ定食 (ごはん無し)」堪能せり。

 

 

冷蔵庫に眠る鯨刺身召喚、タコスの素施し和えるや、ワカモレ投下、ライムも添えれば、是にて空想似非ニッククッキング「メキシコ風鯨刺身」完成、

 

 

今年初物たるコゴミ入手すれば「天婦羅 (コゴミ、三度豆)」拵え、

 

 

廉価版の所謂「赤箱焼売」に麻辣醤+花椒醤練り合わせしを添え、嘗て中国本土にて堪能せし魅惑の料理へ思い馳せ、空想似非ニッククッキング「四川風麻辣焼売」も拵えるや、

 

 

先代が昨年御釈迦となれば、先日新調せし電気ケトルにて燗付け。電気ケトルにて熱湯沸かせば、其処へ酒湯婆沈めるのみ、御手軽至極重宝して候。

 

 

斯くしてMainliner Japan Tourセルフプチ打ち上げに興じんとす。
 

 

熱燗調子良く呷れば、

 

 

タイゲン君の御母堂様たる小林啓子さんより頂戴せし京都土産「生八ツ橋」召喚、

 

 

ガキの頃より生八ツ橋を、ついぞ「おたべ」と某登録商標にて呼称するは、御馴染みTV CMに起因するとは云わずもがな。矢張り甘味こそ、日本酒の最高級アテと知れば、大いに堪能させて頂きし次第、御馳走様でした。

 

 

昨日仕込みし「豚ヘレカツ」残り1枚召喚、チンマシーンにて電子レンジ調理施せし祝蕾、ジャガイモ、温キャベツ等盛り合わせ、揚げたて「豚ヘレカツ」をON! 

 

 

予め丁寧に下調理施し済みなれば、廉価版外国産豚フィレ肉でさえ、驚異の柔らかさを誇示、揚げ具合も概ね完璧、大いに堪能せり。

 

 

大阪アジトから帰り掛けの駄賃とばかり、所用あれば実家経由せり。実家の前にて空を仰げば、何とも不可思議な空模様かな。

 

 

帰り掛けの駄賃にて立ち寄りしスーパー惣菜コーナーにて、何と高級「鯖寿司」が叩き売られれば、思わず衝動買いせり。然れどそもそも私は、久しく謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる身なれば、舎利たる米を斯くも食らうは危険極まりなくして、正に玉砕覚悟にて挑むものなり。

 

 

実山椒芳しき「豚豆腐 山椒風味」も拵え、

 

 

「菜の花胡麻和え」も添えれば、

 

 

斯くして「鯖寿司セット」玉砕上等堪能せん。

 

 

流石に鯖寿司1本は、味に飽き来れば、最後の2切れは炙らせて頂きし。

 

 

舎利完食は危険極まりなく、半分以上は残させて頂き、後々リサイクルせんとす。

 

 

而して謎の炭水化物拒否症候群は、食後1時間弱にて見事発症、更に過去2年間に於いて鯖に4度も中れば、今やどうも鯖アレルギー気味たりしか、特に非加熱調理の鯖に中る確率高く、今回も手堅く内野安打の如き軽症なれど中りしか。

結局概ね半日を棒に振る有様なれど、夕方までには何とか復帰せしかと思えば、先の舎利残党リサイクルすべく召喚、米の倍以上たるキャベツ刻み、鯖水煮缶共々炒め合わせ、斯くしてインプロリサイクルクッキング「鯖キャベツ焼飯」拵えし。つい先程鯖に中りしを能天気にも忘却すれば、正に懲りないアホぶりかな。焼飯と云えど、米 1: キャベツ 2たる比率にして、刻みキャベツ炒めに具材として米加えられしかの如きなれど、実際仕上がるや、米の比率が斯くも少なき様に見えず、いやはや是は主食たる米の意地か。「大根とワカメの味噌汁」も添えれば、是にて「鯖キャベツ焼飯セット」堪能せり。

 

 

果たして謎の炭水化物拒否症候群及び鯖アレルギー再び発症するやと戦々恐々、発症の兆しこそあらざれど、矢張り完全復調までに至らねば、何となく体調不良の儘に下山、いざ神戸は元町へ。

久々に古本屋ちんき堂訪れし。

 

 

而して本屋にしてイベントスペースたる本の栞へ。

 

 

推し女性ミュージシャンたる畑下マユ嬢のライヴ観戦。僭越乍ら最前列に陣取れば、PA通しての音に生声&生音も混ざり、素晴らしき耳触りかな。歌を生声にて鑑賞し得る機会は稀なれど、成る可く生声にて聴きたしと贅沢な望み抱けば、今宵は其の贅沢を叶えて頂きしかな。

 

 

 

次鋒は帝都から御越しの女性ミュージシャン沼尾翔子女史、然れど幕間の休憩時間が意外に長く、明日香までの終電時刻が気になれば、中途退店も已む無しと、演奏開始前に最前列から最後列へ移動させて頂きし。コード感等からジャジーな印象受ければ、アイルランドにてジャズ学ばれしとの略歴伺い納得至極。ならば次回は是非に、アンサンブル編成にての演奏拝聴望まん。

満員御礼の中、最後列にて写真撮影叶わざれば、悪しからず。
意外にもセット短ければ、最後まで鑑賞叶い、終演するや御挨拶もそこそこに帰路に就かせて頂きし。御陰様にて終電にも間に合えば、明日香の深山へ無事帰還果たせり。

 

終演後、店の出口にて、タケヤリ君とユキちゃんが、ライヴのチラシ配られれば、嘗て私も他人様のライヴへ赴き、終演後にチラシ配布せしを思い出し、何とも懐かしき光景なるかな。果たしてネット社会たる21世紀に於いて、手渡しにてチラシ配布されるは稀や否や。仮令今や稀であれ、矢張り直接手渡しする行為とは、人と人との本来当たり前な関係にして、何事もネット経由にて済まさんとする現代の世相、何れ歴史が審判下さんと思えば、実は長き人類史上に於いて最悪の時代やも知れぬと思うものなり。