まったく携帯電話会社ってのは‥
ソフトバンクは大嫌いだが、auが気にいっているわけでもない。というより、通信キャリアは自分たちに都合よく、高い通信料を取っている、ろくでもない奴等という認識しかない。
年末、機種変更と同時に購入した保護ケースがたったひと月で4箇所が割れて欠けた。また新規に購入しなければならなかった。もちろん、交換に応じるわけがない。
しかし、それよりも呆れたのは、自分の後に来たお婆ちゃんへの対応。入口で用件を訊かれるが、お婆ちゃんは電話帳が見れなくなったので(アプリのポップアップが消えない)、何か分かる本がここで手に入らないかと来たと言う。店員は、無いですねぇ、本屋で売っている中にあるかもしれないです、というお決まりのお座なりな対応。ネットで無料でダウンロードできるなどとは言わなかったのはまだましか。
どんな本がいいのか、買って読めば解決するのか、なんて判断できるはずがない。売るだけ売って後は知らないというビジネスの在り方をさも当然のようにそのまま放置し続けているこの寡占業界には本当に腹が立つ(その原型がヤフーBB)。
どうせ店員らは個人情報へのアクセス禁止を楯に何もしないのは明白(購入した保護フィルムさえ貼ってくれない。徹頭徹尾自分たちに非が及ぶことを避ける)。見かねて、お孫さんなど分かる人にやって貰うのが一番と助言したが、近くに誰もいないと言う。電話で尋ねようにも肝心の電話が掛けられない(固定電話ももうない)。客が3人ぐらいで、すぐ呼ばれる可能性があったが、やってみましょうと。
ポップアップはアプリがスマホ内のデータアクセスの許可を求めるものだった。写真も撮ったりしていないというので余計なリンケージは取らないよう、不許可にしようとしたが、結局、許可しかないポップアップが出て来て諦めた。アンドロイドでiPhoneとも様子が違い、すぐには逃げ道が見つからなかった(メニューボタン式で、iPhoneのウィジェットアイコン式とは構成や機能が違っていた)。
ポップアップは消え、電話帳が見えるようにはなった。感謝の言葉を貰った。ちなみに、電話という点ではお婆ちゃんのスマホは自分のiPhoneより素早くかつ使いやすくなっているようだった。何だか情けない気分になった。
スマホはパソコンと同じで面倒で難しく、勝手に更新されて使えなくなることがあるから、本を読んでも分からないし、個人情報保護で店は絶対助けてくれないから、やめた方がいいですよと言った。
スマホに変更したのは外出のときに音声認識ガイドで便利だと言われたからだそうだが、実際には地図は出たが、音声機能は効かなかったという。設定しないといけないが、店はもう触れませんからと伝えた。初期設定の時に意思疎通が図られなかったようだ。
あと1年は契約の関係で機種変更できないらしく、ガラケーに戻れないことは認識されていた。
OSだけでなくアプリの更新ダウンロードとか、パソコン経験がない高齢者などには何のことやらだ。毎日、こういうスマホ難民が全国のケータイショップにたくさん訪問されていることだろう。
今の若者もパソコンを使えないと聞く。先進国で日本の若者だけがスマホのみでパソコンを持っていない率が頭抜けていると言われる。将来の日本はどうなることやら。
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原因のアプリはRealPlayerだった。画像を撮ることもしないお婆ちゃんが使うわけがない。アクセス権の要求だからデフォルト設定のアップデートでもない。誤操作か何かの関連で送りつけられて来たものによくわからずにタップしてしまったのだろう。
アプリをネットで探して、ある記事に辿りつき、そこでクリックすれば狙っていたアプリが手に入るかと思いきや、その記事の関連のアプリに飛んだりして全く違う方向に行く。そして、そこを引き払おうとすれば、ああだこうだとポップアップで邪魔をする。勝手に言い寄っても来る。無料かと思えば実はしばらくすると有料になるとか、まるでポン引き。
アメーバも編集はアプリ限定にしているが(新規投稿や削除はブラウザから可)、ブラウザだと広告ブロックアプリが効くので、ヘビーユーザーであるブロガー達には広告を見させるという広告主への配慮だろう。ちなみに私の画面は1面のみ(AssistiveTouchは写りこまないようだ)。機種変更時は2面。削ったものより加えたものが実は多い。削りたいのが一杯あるが機能不明で残している。目的のアプリがあるかはネットで、操作方法は自分で見つけ出してまとめた。すっきりした見映えで使い易さを求めた。マニュアルはID設定ぐらいしか見ていない。望むことがすぐにはみつからないのは明白。例えば、祝日に鳴らないアラームはiPhoneに無く(本当に使い物にならない)、アップルストアの無料アプリを見つけている。ガラケーの機能性には足元にも及ばないので、少しでも近づけるべく、アプリを探したりウィジェッツの整備をしている日々。ポンコツがいかに人生を無駄にしてくれるかと怒りを覚える。電話として期待せず、パソコン代わりならこういう整理にはならない。
電話ウィジェットはそのうち若者は理解できなくなる。受話器を見る機会が減っているからだ。固定電話のないお宅も増えてきている。カメラウィジェットを下辺(ドックと呼ばれる)に組入れているのは、素早く撮る必要があったとき、シャッターボタンの近くにして、僅かでもいいから機会を逃さないよう時間短縮するためである。
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アプリはこのように何をやっているのかなかなかわからない。
無暗矢鱈にダウンロードしてはいけない。PCであれば、いろいろ管理ツールで動きを見ることができるのだが、スマホではどうかはiPhoneしかしらない。ホームボタンを2回連続押すと立ち上がっているアプリ(必ずしも音楽のように動いているとは限らない)が横並びでカバーフローで観れる。その上部を指で触って上に飛ばせばそのアプリはジョブから消える。使うときはまたタップして起動する。これで整理するとバッテリーの負担も減る。