解散当初の混沌とした状況も落ち着き、人寄せパンダの小池党は沈みっぱなしになっているようだが、選挙の勝敗は明日にははっきりする。
ここでトランプの場合と同じく、正統的に攻めては勝ち目はもう全くないので、サプライズな手段で何とかするしかない。しかもその発表をぎりぎりの土曜とか金曜では日曜の投票に効果を示さない。明日までには何がしかのアドバルーンをぶち上げておかないと週末の巻き返しに間に合わないのだ。
今夕から明日午後には何かをメディアに流す必要がある。もし、このままで何もなく、金曜の昼を過ぎれば現状のままで勝負は決まる。金曜の朝までに何かメディアの中に新たな話題を仕込み、夜以降は巻き返して土曜の最後の決戦に雪崩混む。これしか残されていない。
このまま座して死を待つとはとても思えないのだが。。。
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小池劇場を見て思うのは人間の愚かさ。たった1人の欲望に駆られた自分だけが大事で国民にどれだけ迷惑をかけまくっても平気なサイコパスのような人物にかくも引っ掻き回されていることにもっと自覚を持つべきだ。実際には何もしないし能力もない単なる口先おばさんではないか。詐欺師であるとなぜ正確に認識できないのか。地道なものよりもこういうハリボテでも華々しいものにいかに目がいってしまうことか。地道な仕事とか人がこの世を支えている。
小池は開票当日は国際会議でパリに居るらしいので、勝ち目なしと敵前逃亡を決めたようだ。これで小沢一郎の目論見と小池の野望は潰えたと言える。
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あまりの馬鹿馬鹿しい今回の選挙(興行収入を得ようとでもしているのか?)に、政見放送は全く見てないが、馬鹿馬鹿しさでは天下一品ながら、これまでの4つの政見放送で調和のとれた見事さに感心したマック赤坂氏にご登場願おう。残念ながら今回は出馬されていない。
https://www.youtube.com/watch?v=yAE2oI3Pu2U
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立憲民主党の人気が反自民、反希望の受け皿で急上昇しているが、彼らを支持する人たちの頭が理解できない。行き場がないというのはわからないではないが、もともと彼らは全面的に希望の党から出るという方針に党内合意していた。ところが、小池が自分のコントロールに邪魔になると思ったらしいベテラン連中が公認が得られそうもないと出て行った人たちが集まったものだ。筋を通して出て行ったと勘違いしている人がいるが、当選確実に目が眩んで言い寄ったら肘鉄くらったので怒って出て行った連中だ。彼らを信頼できる気はさらさらしない。筋を通すなら前原の合流宣言が出た時点で離党しなければならなかった。