タバコと酒 | An Ulterior Weblog

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従兄が昨晩、緊急入院し、今日手術する。病状は狭心症。原因はタバコ。60歳。まだ家族健全で現役で働いている。

小学ぐらいのときに会ったのが最後か。来月、亡くなった母と父の合同法要を行うため親族に案内を出していた。その出席者だった。一緒に来るはずだった別の従姉もキャンセルとなった。いとこ同士がこれだけ揃う機会はもう無いだろうと思えただけにとても残念だ。

 

従兄が住んでいるのは大都市ではないが、全国的には名が知られているところで大きな病院もあるのだが、そこでも無理らしく、別のより大きな(たぶん大学)病院へと搬送されている。

奥さんから連絡があり、伺うと、定期健診では心電図に出たことが無いという。その一方で、本人は胸が苦しいことをときどき訴えていたということだった。禁煙外来にも行ったりしたが止めることはできなかったという。はたして、術後はどうなるか。

両足が壊疽して切断しても吸い続けた人がいた。たぶん、あの世でも煙を吹かしていることだろう。口と手さえあればいいのかもしれない。

 

亡くなった母はもちろん、父もタバコはやらなかった。正確には来客のときに父だけが一緒に喫っていたが、50ぐらいからはそれも止めた。結石で手術をしてからだ。酒も付合いだけで自分から飲むことはなかった。母が急逝したあとも2年近く1人で生きていけたのも酒やタバコと縁がなかったからだろう。親類の中で現時点では一番の長寿で平均余命を軽く超えて亡くなっている。もっと高齢の伯母が1人いるが認知症で入院中だ。

叔父にタバコ好きがいて、兄弟の家を訪問している際に倒れて大学病院に搬送されて緊急手術で一命を取り留めた。こちらも狭心症だった。

 

実家のご近所で高校の先輩が家業を継ぎにかなり以前に戻って来ていた。じきに親が2人とも亡くなり、独身ながら頑張っていたが、酒好きが祟って50半ばで他界。住人が居なくなった住居はガタガタに荒れ放題だ。

タバコと酒のお金があったら、別のもっと有効なものに注ぎ込むので基本的に自分はやらない。割と高額の寄付をすることもときどきある(東日本大震災など。献血ももちろんしている。高血圧の人にはお勧め)。それに回してるともいえる。酒は付合い程度で、お金をかけて寿命を縮める気は無い。

 

歳を取り、家族や親族、ご近所の方々を見て思うのは、お金で健康は買うどころか取り戻せもしないということ。芸能人もどれだけ病気で亡くなっていることか。遺伝もあるだろうが、あの華やかな世界では生活習慣と食事は酷かろう。彼らの財力を持って全国一の治療を受けてもダメな場合を我々は何度も見てきている。一度損なった健康はどんなにお金を費やそうと戻らない。億だろうと兆だろうと維持すらままならない。辛うじて移植のみがそれを可能にするが、ドナーが必要だから回復というより、体を入れ替えたというべきだ。

宣伝の健康食品などは商売のためであり、本来の人間の営みとは別のものだ。自分の生活の様子と食事を見直して健康で晩年を終えるように心がけてみてはいかがだろうか。

 

 

iPS細胞で細胞再生で取り戻せる日がいずれ来るかもしれない。成果は着実に拡大している。しかし、致命的な問題がiPSにはある。細胞寿命。自分の細胞なので、自分と同じく歳を取った細胞に遺伝子操作を施すためガン化が激しい。生れたばかりの新しい細胞ではないのだ。つまり、一時的には回復してもいずれガン化してしまう恐怖との闘いが続く。iPSとは違った方式でガン化しない手法の開発も進められているが、可能性は出ているもののまだ実証段階にはないようだ。長寿というのは冒さざるべき領域なのだろう。