かしこいボーダーコリー? | An Ulterior Weblog

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近くに大きな公園がある。庭園があり、中に池がいくつかある。白鳥や鯉が放たれている。

池の間は水路で繋がれていて、複数の池があるというよりは1つの池がアメーバのように大きく変形していると言った方が近い。

 

あるとき、いつものように早朝、我が家のボーダーコリーを連れて散歩していた。水路には飛び石があって、対岸に渡れるようになっているので、散歩のバリエーションとして先頭になって渡っていた。

すると、後ろで「ドボンッ!」と音が。振り返ると犬が池側に落ちてしまっていた。

慌ててると、池の中から神様が現れて、

「いま、池に落ちたお前の犬はこの賢いボーダーコリーか?」

と毛並みも艶々の立派なボーダーを差し出して訊かれたので、

「いいえ、違います。」

と答えた。すると、

「では、こちらの鈍くさいボーダーコリーか?」

とずぶ濡れでみすぼらしくなった我が犬を差し出した。

「そうです。そのボーダーです。」

と答えると

「お前は正直者だから、こちらの賢いボーダーコリーをあげよう。」

と言われた。

「いいえ、賢いボーダーは我が家では扱い切れないので、こっちの鈍くさいのでいいです。」

と言い残して、我が犬をさっと抱えて帰って来た。

 

犬の体はびしょ濡れ、脚は泥だらけで、こっちも濡れて汚れてで出勤前に大わらわだったことは言うまでもない。

 

 

ボーダーコリーは全犬種で一番賢いとの定評だが、我が犬については「うーん...」なのである。しかし、引取るまであまりよい人生(犬生)ではなかったらしく、どれだけ飼い主が代わったかもはっきりしない中、人間にずいぶん翻弄されて来たようだ。せめて、我が家では心安らかに楽しく過ごさせてやりたいと思っている。今は元気で、急勾配の石段もひょいひょい上り下りするが、推定年齢からは終わりもそう遠くない。たぶん、一緒に東京五輪は見れないだろう。