ソーラー狂騒曲(ソンとカンに嵌められ、毟り取られる日本人) | An Ulterior Weblog

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3.11から3年半が経過した。

大震災を契機として新築の家、すでにある家でソーラーを設置する人が増え、売込みも激しくなった。我が家にも電話がかかってきたし、飛び込み訪問も受けたが全て断った。(使用する半導体とその性能、曇天時や部分損傷時の電圧・電流の制御内容をいま説明してほしい、メモを取ってそれを元に検討すると言うと、どれも引き下り二度と来なかった)


この潮流を後押ししたというか、作った張本人が時の無能首相菅直人と悪商人孫正義である。ともに在日。彼らが在日であることが協同を生んだのかどうかは知らないが、何らかのプラスの要因にはなっていただろう。誰でも同郷のものとは話を始めやすい。菅が反原発で騒いだのをビジネスチャンスと見てとった孫が近づいて、とぼけながら勝手に推し進めた。

彼らが組んで作った政策はソーラー発電に限定していないが、実質的にソーラー発電主体で計画された電力の売買制度である。高い買付け価格(10kW未満は2010から:\48/kWh、\42、\42、\38、\37)を長期固定としているので新築に関わらずこぞってソーラーをつけて儲けようという人やベンチャーが多く現れた。早いほど利益が大きいので急速に動いていた。そしてその支払いは電力会社経由で全国民に全て押しつけられた。

高い買付価格と予想の何倍もの速さで増えた設置容量のためにとうとう電力会社が立ち行かなくなり、適用制限や価格見直しが図られて、社会問題化している。

http://mainichi.jp/select/news/20141002k0000m020101000c.html

九州は特に深刻なようで、見込みではすでに九州全体をカバーできるほどに設置されたからである。

http://www.solar-partners.jp/mmbn-32705.html

ただ、騒がれてるようには家庭では問題ない。10kW未満の小口はそのままである。が、これも「当面」と言っているのでいずれまた顕在化するだろう。(業者が逃げ手として10kWに刻み、集合体を作ってくる可能性がある)

2015年度以降についてはドイツの例も加え、買取りそのものが、と懸念している記事もある。

http://thaio.net/news/%E5%A3%B2%E9%9B%BB%E4%BE%A1%E6%A0%BC2015.html

我が家は設計段階からソーラーを導入する気は全くなかった。

一番に、効率が悪く大きなパネルが必要な点である。希望の効率は70パーセント超。現状では最高でも45%も超えていないし、設計当時は量販品レベルで10%を少し超えた程度だった。効率がよくなれば、みっともなく屋根にズラーッと並べる必要はなくなる。大きな出力がいらなければ(売電とかにそそのかされてでかいのを載せるのがよくない)庭やバルコニーにおいておける大きさにまでできる。効率については企業だけでなく、名立たる大学でも研究が加速していることを知っていたので、それに期待した。


もう1つは取付の耐久性の確保だ。屋根に後付けした場合、間違いなく屋根の寿命が一挙に縮まる(我が家は50年持つようにしているが、後付けすると10年程度で手を入れることが多くなる)。屋根の張り直し金額を考えておかないといけない。屋根の張替えは足場を家の全周に組むことになるので、平屋や狭小住宅でもない限り、二、三十万は足場代にかかる。全費用は屋根面積や使用材によるが普通の家なら百から二百万といったところではなかろうか。

この屋根の傷み問題は深刻で、雨の多い日本では大抵の家の寿命はこれで決められてしまうと言っていい。ならばとできたのが屋根材と一体型の太陽電池。軽量ですっきりすることで人気があるとも聞くが、これが曲者で、性能が悪かったり壊れたとき、屋根材メーカーの問題なのか電池メーカーなのかはっきりしないと聞く。実際、どう処理されるのか知らない。ほかに、地震や台風、積雪、はては部分交換はやりやすいかどうか、広島のように災害でダメになったときの保障はどうなるのか。。。

などなど、懸念が多く、これらを超えてソーラーを使う理由などどこにもなかった。それもこれもソーラーがこんなにでかい場所を必要とするためである。

それに、根本的にどうすれば地球に負担を与えないのかと考えていたのであって、売電で儲けるためにソーラーを投資としてやろうという気はなかった。本末転倒である。


一方、ソーラービジネスの側からは、ソーラーをたくさん売るには売電で儲かるように仕向けないといけない。普通の家庭で全電力以上を賄うのではなく、無理のない発生分で補うとすれば、ソーラーは縮小サイズにできる。それでは業者や孫は面白くないわけである。

孫は再生エネルギー制度を利用してソーラーをつける人に儲かるようにみせかけて導入をそそのかし、一緒に自分のメガソーラーを紛れこませ、高い買取り時期を長く得るために買い取り価格の据え置きをも実現し、多大な利益を得る構造を作った。それをソーラーを買わない世帯からも調整金を徴収する形で漏れなく全国民の懐からお金を巻き上げることで実現したのだ。彼の狙いは電気を使う日本人全てからお金を取ることだったのだ。

彼は最初の2,3年ぐらいでやれるだけやって、目途さえ付けば、あとは上がりを待つだけなので、その後のベンチャーや庶民が損をしようが知ったことではないのだ。


部下や関係先を独りよがりの判断で怒鳴りまわった愚かな首相菅。利用できるならどんな相手とでも手を組む孫。とんでもない連中が最悪のタイミングに日本にいたことはたしかだが、それに踊らされたのが日本全体であり、我々がいまだに愚かである証拠といえる。
現在のところ、ソーラー発電は全くエコに反する。効率が悪過ぎる。光を電気に変換するためにガタ落ちするので当然。では、何が一番エコか?太陽光温水器だ。直接、熱エネルギーを得てお湯や暖房に使う。これに尽きる。エコキュート(電気で湯沸し)やエネファーム(ガス湯沸かしついでに発電)などよりはるかにエネルギーの無駄使いがない。

ソーラーでエコを目指すとなると、ソーラー発電が家庭電気の主体でなければならず、そのためには光-電気変換が8割とか9割が望まれる。装置の製造エネルギー分まで元を取れるようにする必要があるからだ(このことを導入世帯主はあまり考えていない。あくまで金銭収支)。はたしてそんな手段や材料が見つかるかどうか。実現すればこれもノーベル賞は間違いないだろう。LEDは電気がないと使い物にならないが、その電気を効率よく作るというのだから。



※大震災と孫と言えば公言した100億の寄付。実際には節税の恩恵を受ける財団法人に自分の手先を送り込んで資産管理してもらっているだけで、寄付などとはおこがましい。しかも、あまりに聞かれるので勿体ぶった言い方までして。これが孫という人間の本質である。昔から素が見えていたので、ソフトバンクを使う気は全くない。ほかに2つ、ちゃんと全国で使える携帯会社があるではないか。

http://www.k2wave.com/tatemae_41.html


※10/26に以下の記事が出た。いつまで残るかわからないので、簡単に書くと、同じエネルギーを得るのにどの方式の発電が安いかというもので、最新の状況を考慮した試算で、石炭\7.8、原子力\8.0、天然ガス\12.5、風力\21.2、太陽光\30.6となっている(石油は太陽光並みに高いため、LNGに奪われている)。今もってこの高さなのは製造にお金がかかる割に発電能力がパっとしないためというのがよくわかる。ただし、安い方には別の問題があることはおわかりだろう。うまい話はなかなかない。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141025-OYT1T50135.html?from=ytop_main2