CB1100のフルパワー化 | とらじろうのバイクブログ バイク整備の覚書

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しばらくお休みしておりました・・・アセアセ


でも、今もCBは少しづつ進化中ですチョキ


実はパワーコマンダーVを導入したりしていました。パワーコマンダーVはアメリカ製、よってパワーコマンダーのサイトを見るとCB1100が輸出開始した2013年からとなっていますが、2011年製の国内モデルにもそのまま取り付けできます。

ただし、新型になったCB1100には適合しないのでご注意ください。


パワーコマンダーV(5)はサブコンと言われるコンピュータの事で、本体コンピュータとの間に挟み込ん使います。

パソコンとつなげてガソリンの吐出量を調整出来るので、キャブ車で言ったらメインや、スロー系のジエットを交換しているような感じでしょうか?

2種類のセッティングをスイッチ1つで切り替え出来ますので、アグレッシブに走りたい時、燃費重視で走りたい時と瞬時に切り替えができるすぐれものです。

マップ1(ノーマル)時とマップ2(ON)時では空ぶかしでもすでに音が違います。


CB1100は決して速いバイクではなく、リッターバイクの荒々しさはありません。開ければそれなりの走りはしてくれますが、期待していると後悔するかもしれません。若い頃は荒々しく、とんがっていたおじさんが年をとって丸くなった?そんな大人のバイクなのかもしれませんね。でもおじさんにも少し若返ってもらいましょう。


今回はパワーコマンダーVを搭載したそんなCBの性能をさらに引出すべくフルパワー化してみました。


でもでも、

興味がある人いるかなぁー?

パワーを求めるなら乗り換えた方が早いよなぁ~そもそもCB1100選ばんよなあと思いつつ

僕は単に空冷のCBが好きなんですチョキ


あ、万が一フルパワー化に興味がある方、改造は自己責任です。

保障等受けられなくなっても「とらじろう」は知りませんからネニヤリ


結構面倒な作業になりました。

丸々一日開いている日に作業して良かったです。

僕は色々追加をやってしまったので7時間ほどかかりました。

それでは備忘録のはじまりでーす。


まずはタンクを外します。

傷つき防止となんといっても邪魔ですから・・・

矢印の色付きパーツをつまんで外すのですが、ゴムがストッパーになっていますので引っ張ってずらしてから外します。

本来、色付きのパーツは使い捨てなので脱着したら交換らしいので、準備しておきましょう。

初めて外したときはコックないよなぁ~なんて探してみたりしてました 汗アセアセ

ガソリンが漏れ出て来ないか不安でしたが外して大丈夫です。

しかし、少量のガソリンが漏れるのでウエス等ひいて置くことをおすすめします。




写真のように持ち上げると後ろにある2本のホースは自動的に外れてしまうかも知れません。

左側サイドカバー内のポンプ用コネクターを爪をひっかけるようにして外します。(押しても抜けません)

タンクを持ち上げるときは後ろ側に物を挟んでおきます。

また、タンクの前方にはウエスや毛布で、必ず保護して、三又等に当たって傷にしないように注意が必要です。




配線、配管等の取り回し、接続を忘れないようにデジカメ等で記録しておきます。

僕の場合、ETC、パワーコマンダーV、グリップヒーター、ナビ用電源、充電器用配線等が入り乱れていて、後で写真が役にたちました。



タンク、左右のサイドカバーを外したら、バッテリー、配線を外してゆきます。

リアフェンダーは外した状態で後ろにずらします。

エアクリーナーカバーエアクリーナーを外してエアクリーナーBOXを外しますが、

ネジが一本エアクリーナーカバーとファンネルBOX?(正式名不明)のつなぎ目の下に隠れていますので懐中電灯と、長めのドライバーが必修です。




だいぶ進んだ所です。エアクリーナーのBOXは車体から取り外さないで後ろに転がしておきましょう。

ファンネルBOX?(正式名不明)は右にずらして外しますが、メインの配線が必ず引っかかりますので焦らずじっくりと進めていきます。




ここでちょっと面倒なんですがインジェクター本体ごと取り外す事にしました。

外さないとファンネルのネジが硬くて取れないのと、僕はもう一つ追加の作業をしたいからなんです口笛

あれ、緩めていない部分から外れてますね?びっくり



ファンネルのネジは固く締まっていますので取り外しはドライバーのお尻をトントン叩きながらはずします。インジェクター本体ごとはずしていないとネジは硬くてはずれないかもしれません。

外していたわかったのですが純正品は良く出来ていて、万が一ネジが緩んでも簡単には吸い込まれない工夫がしてありました。

今回交換するCB1300用にもありました。



さーすが純正品ですね。

CBのフルパワー化のメインはこのファンネル交換なのです。

交換する部品は輸出用CB1300のファンネルで、価格はなんと1つ約1000円!!

なんといってもリーズナブルでお財布にやさしいっす



うえはCB1100オリジナル

下は輸出用CB1300です。

これだけでパワーアップが期待できそうな違いですよね。

CB1100のファンネルはバタフライそばまで延びていてまるで径の細いキャブみたい。

ファンネルですけど、ビッグキャブに変えてるみたいです。

でもこれ、そのままでは付きません。

ねじの位置は同じなんですが、





径が大きいので、白線の所でカットしないと付かないんです。

CB1100のファンネルがいかに入り込んでいるかわかりますよねぇ

あと、




写真のように加工する必要があります。

はじとカバーの蓋側の当たり部分を削ります

ファンネルの内側には残念ながら少し段差が出来てしまいますが今回はこのままにしました。



そして、僕なりのメインメニュー 

インジェクター本体を取り外したもう一つの理由はこれ。

CB1100ってアクセル重くないですか?

僕には重すぎて、ツーリング等の長距離走るとこれが意外と効いてきて、手首や握力が疲れるんです。

アクセルにアシストするパーツを着けていましたが、意外と邪魔くさいし、いつかは軽く出来ないかと考えていたんです。

今回外してみて、スプリングが2か所付いている事が分かったので一か所外してみました。

スプリングのはじを外してネジネジねじると外れました。



スプリングを一つ外した状態で一度アクセルワイヤーを繋いで感触を確かめてみると・・・

キターーー口笛OK

これはいい・・チョキ


あ、あくまで自己責任です。

今後何が起こるかわかりませんし・・・


CBは強制開閉式アクセルなのに重すぎ

ハーレーのナイトスターは逆に軽すぎでしたけど・・・

ヤレヤレえー






次にフルパワー化で必ずしなくてはいけないのがこのエアクリーナーダクトの交換です。

長ーい細ーいダクトから吸気していますからね

でもアフターマーケットのパーツは高すぎて手が出ませんので純正流用です。

裏側にネジが止まっているので外して、ダクト内にハンマーの柄を差し込んでてこの原理で一気に引っぺがします。

勢い余ってコケそうになりました。



ガバッと真っ二つになります。

うーん雨が入りそうな感じではありますねぇ

とりあえずしばらくは様子見てみましょう。



ついでにパワーコマンダーのマップ切り替えスイッチをハンドル部まで伸ばしてみました。

今まではシート下でしたので、走りながら切り替えて違いを体感する事が出来ませんでした。



切り替えスイッチはとりあえず仮に風貌の取付部分まで持ってきました。

のちにハンドルスイッチ部に移植予定です。



さて、フルパワー化の走りはいかに?

また次回 お楽しみに〜

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