こんにちは。
間もなく関東も鬱陶しいシーズンに入りますね (´_`。)
梅雨入り前の暑い日が続いてますが、今回は、涼し気な表情のこんな時計の話題。
ときどき、無性に古い機械式時計が気になります。
オークション・サイトやネット上で物色したり、専門店に足を運んでみたり…(;^_^A
このエルメスのアンティーク手巻き時計も、その個性的なフェイスに一目惚れして
つい先日、オークションで手に入れた逸品。
ゴールドのケース、アイボリーのダイヤル、そしてパープルスチールの針、
これらのカラー・コーディネイトが、エルメスらしく、とても上品ですね。
ケース直径で35㎜くらいとやや大振りですが、嫌味が無く、さりげなく存在感を主張します。
知識が無いもので、いつ頃製造されたモノか判りません。
でも、この個体はとても状態が良く、まるで新品のような輝きを放っています。
風防にも傷ひとつありませんから、オーバーホールやクリーニングが施されているのかも知れませんね。
なんと言っても見どころは、下半分がスケルトンになったダイヤル (O_O)
カスタムなんでしょうかね…?ちょっと珍しいデザインかと。
見えづらいですが、6時位置にスモール・セコンドがあります。
この文字盤を外し、合わせてダイヤルに大胆にカットを入れたような加工ですね。
7時と8時のインデックスの間にある小さな2つの穴と、6時の上にある穴から
中のムーブメントの動きがチラチラ見えて楽しいです (^ε^)♪
小さなパーツたちが精緻に動いている様子を眺めていると、時が経つのを忘れます。
まさに、人の叡知や創意工夫の結晶。
リザードのベルトが付いてますが、尾錠とともにコレは社外品ですね。
ドレッシーな着こなしにはもちろん似合いますし、
あえてラフでカジュアルなコーデに合わせてみるのもお洒落かな、なんて思います。
これからの季節なら、真っ白の無地Tシャツに洗いざらしたデニム、
足元はレザー・サンダルなんて格好の左腕に。
リューズを巻くと、カチカチと小気味良いリズムを発しながら元気に動き始め、
そして意外や正確に時を刻んでくれます。
やっぱり、古い手巻き式時計って良いですね (^~^)
それでは、また次回。