こんにちは
すっかり秋模様も定着し
汗だくだった酷暑も遠い過去のようになってしまい
虚弱体質な私はもれなく風邪を引いてしまったりと
年末まで気付くと②ヶ月になっている今日この頃
強力な引力に日々が引っ張られるようです
もうしばらくするとノヴェッロ、新酒の季節です
今年もインプリチトが毎年扱っている銘柄をご提案予定です
それに併せるかのように9月に本国を出港したワインが続々と到着
新着ラッシュのサプライヤー各社が最も忙しくなるシーズンでもあります
新規生産者も盛りだくさん
年末に向けて一気に市場が加速します
売れていればいいのですが
こうした経済情勢ですから
そう上手く行かないケースもあり…
そこで続々とお勉強価格をご提示頂くことがあるんですが
それは玉石混合、さらに限られた予算とスペースと照らし合わせて
パフォーマンスの高い商品を買い付けるのも
ソムリエと言う仕事の醍醐味と言っていいでしょう
そうした訳あり商品のなかでも
ひときわいい条件で購入できたのが今週のオススメです
Trebbiano di Emilia (Fermo)
2006 Camillo Donati
¥750-
現当主カミッロの祖父であるオルランドが、
1930年に植えたブドウによる自家消費用からはじまった
ワイン生産をカミッロが商業化。
畑においては有機農法を実践。
ワイナリーでも伝統的な手法にこだわり、
全てのブドウに対してマセレーションを行い、
一切の温度管理を行わず、
フィルタリングも木綿の袋を使い重力以外の圧力をかけずに行っています
カミッロさんと愛娘カミッラちゃん
畑に囲まれた環境の中、子供が暮らしているから
ケミカルな要素を畑や蔵に持ち込みたくないという
父の愛情でもあるのです!
現在生産されているほとんどの発泡性のワインは
その利便性からシャルマー方式
(ステンレスの密閉容器でモストを 発酵させ、
炭酸ガスの一部を逃がさずにワインに溶け込ませ発泡性ワインにする)
で造られており、
イタリアで最も有名な微発泡性ワインであるランブルスコも
ほとんどがシャルマー方式で生産されています。
カミッロはかつてこの地方で伝統的に行われていた、
ワインの残糖分と葡萄に付いていた
野生酵母を利用しての瓶内二次発酵をいまだに行っています。
マセレーションの結果でもある黄金色に輝く液体には
溢れんばかりの白い花や蜂蜜
完熟のカリンや洋なし
ミネラルのトーンや白胡椒、きちんと土壌をすくい上げたのでしょう
黒トリフさえ感じる多量のアロマ
重心の低い無骨で真っ直ぐな旨味が口中に広がります
セオリー通りの生ハム、チーズ類を併せれば
バールのお楽しみコースがあっという間に完成しますし
キノコ類は抜群ですから
キノコフリットやスフォルマートに仕上げたポルチーニもとてもステキですが
なんと言っても山盛り黒トリュフカルボナーラとのアッビナメントたるや・・・
トリュフ+クリーム=赤ワインのイメージがひっくり返る美味しさです!!
ぜひともお試しいただきたい!!
これぞ食欲の秋です!!!!
自身は試しているわけでもないんですが
さらに風邪をひいても
どういうわけか見事にめっきり体重の落ちない
SEIJI ABE