まずは繰り返しとなりますが
皆様のおかげをもちまして、
先日オステリアスプレンディドは
4周年を迎えることが出来ました<(._.)>
私はまだまだ移ってきて4ヶ月ではありますが
スプレンディドを応援してくださる
皆様の温かいお気持ちを十二分に感じております
この場を借りて感謝申し上げます<(._.)>
早かったようなとても長かった様な4ヶ月・・・
(前もこんなのありましたね・・・)
季節が移り、お客様からも「随分となじんできたね」と
お声をかけていただけることが多くなってきました
ここしばらくずっとバイザグラスでお出ししていたり
他のラインを移ってきた当初扱ったりと
今週のオススメと言うには今更と言う感もありますが
新メニューとの組み合わせ、
秋の気配がしっかりと支配する夜のスプレンディドにあって
このワインを扱うことがようやくなじんできたように感じます
・・・という今週のオススメです
Barbera d'asti "BLU" (Magnum) '03
Trinchero
\950-
「ブルー」はいわゆる青と言うより
群青や青紫と言った少し違うニュアンスみたいです・・・・
それはさておき
長期熟成型の偉大なバルベーラを生み出す造り手「トリンケーロ」
アスティ県のモンフェラート地区
アリアーノ テルメにある、トリンケーロ家は1925年より
ブドウおよびワイン生産を始めました
そして彼らはこの県で最も早く、ブドウ栽培農家による
自家ビン詰めを行うための登記をした造り手であったりもします
バルベーラの生産地として最良のひとつであるこの土地から
あくまでも伝統を堅持したそれはもう厳格で
昔気質なワインを造り出しています
彼らの仕事の基本は、樹齢の高い樹から厳格な収量制限をし、
長いマセレーション期間、一切の温度管理をせず、
スラヴォニア産の樫の大樽で長期の熟成をさせるという
もう非効率を何乗にもしたようなもの
ただ、こうすることで、ワインは20年以上の熟成にも耐えうる
酒躯を持つに至るのです
この青ラベルの「バルベーラ・ダスティ」は
トリンケーロの旧男爵家のお屋敷
偉大な畑「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」のすぐ隣の区画
比較的樹齢の若い畑から収穫されたブドウから造られた物
畑ではもちろん厳格な有機栽培を実践しており、
畑ではウサギなどが跳ねるのを見ることができるそうです
現当主は、まだ40代前半のエツィオ・トリンケーロ氏。
現地においでになった方から伺うに
とってもハンサムで、素直で明るい性格のエツィオ氏は、
それは一見、「軽く」見えるそうなんですが
ワインの品質に関しては全く妥協の無い驚異的なこだわりを持っています
彼が当主になって以来、
「良い物は少ししか出来ない」という考えから最上の区画を残し、
ブドウ畑の大部分を売却・・・
40ヘクタールほどあったブドウ畑は、
(アスティーのバルベーラ生産者としては最大級の規模に近いです)
現在10ヘクタールほどなのだそうです
(生産性と逆行シリーズはここにも見て取れます)
気に入らないキュヴェや樽に関しては、
デクラッセや下のクラスにブレンド等という事さえせず、
容赦なく廃棄してしまう程
そしてリリースは昔と同じの
40ヘクタール時代のセラーのスケールメリットを
10ヘクタールの生産で使って、
どこまでも納得が行くまで寝かせてからのリリース・・・・
この最新ヴィンテージでさえなんと 2003年ヴィンテージなんですよね・・・
バローロのトップシャトーでも既に2005年がリリースされているというのに、
最もスタンダードなこの「青ラベル」でさえも
7年も蔵で寝かせて十分に飲み頃になってから出す
このこだわりは本当にスゴイです
若木、ステンレスタンクでの生産ですが
マグナムのサイズも手伝って
バルベーラが持つべき本質の酒質を感じうる
しっかりとした凝縮感と素晴らしい質感!
この価格帯としては考えられない程の深みある
酒飲みのための完全無欠なセッティングにさえ感じます
と、言うわけで
「イタリアワインを美味しくする料理」が骨子となる
スプレンディドの料理との相性たるや!
新メニューの全粒粉の衣のさくさくキノコフリットやら
手打ちのパスタ
アニョロッティダルプリンとの王道のアッビナメント!
お出しする私も心躍るよう!!
と言うわけで今日もクオーコ2人に御願いして
少々アッビナメントを検証致します( ̄ヘ ̄)
これもソムリエの大事な業務です( ̄ー ̄)
バールマン上田と違って体重の落ちない
SEIJI ABE