1.はじめに
年末年始を使って、AWS IoTの学習をしてました。例題は、IoT_ButtonをRaspberry Piとブレッドボードのスイッチを使って作成し、SMSでメール送信する基本形です。落とし穴がたくさんあり、簡単そうですが、3日間かかりました。$20のAWS IOT buttonを購入しなくてもこれで大丈夫。

2.内容
(1)接続構成
スイッチーRaspberry PIーAWS IoT-AWS SMS-メール
(GPIO) (クラウド)
動作は、スイッチをおすとメール送信する仕組み
(2)アプリ関係
・AWS SMS
・AWS IoT
・Pi:Python、x509証明書(ルート、CERT,Private)
https://github.com/aws/aws-iot-device-sdk-python
(3)使用プロトコル
MQTT
(4)トラブル
・awsが提供している上記のSDKだとSSLのエラーで前にすすまない。OpenSSLの最新(V1.1.1-Dev)を入れても変わらない。たぶん2017年12月の脆弱性のためか?AWS IOT側がTLSv1.2のみの対応になったかよくわからない。これに3日費やす
・また簡単なshell scriptのプログラムも試しましたが同様にSSLのエラー。個別のSSL設定もよくわからなかったのでギブアップ。pythonで作成
(5)対策
・ibmが推奨しているpahoのサンプルプログラムが一番安定している。
https://iotbytes.wordpress.com/mqtt-with-aws-iot-using-python-and-paho/
・pythonのtls設定を使い、スイッチ、GPIO設定、SNS連携は自分で作成
(6)今後の予定
・AWS IOTはかなりのSDKが準備されて使いやすそう。pythonの他cpp、javaなどもありandroid thingsより優れているか?ただプラットフォームがpythonを使うと重いのでその辺のトレードオフ
・要望により開発キットを販売予定。python,Linux,GPIO,TLSなどの複合のスキルが要求されます。
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
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スペクトラム・テクノロジー株式会社
https://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
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担当:村上