【HKT48】15日の研究生公演に行ってきました!2 | 乗りつぶしに行ってきた!

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2024年12月15日(日)開演17時

「ラムネの飲み方」公演

 

出演メンバー

青木日菜子・石井彩音・石川歩実優・猪島莉玲亜・江浦優香・片平紗麗・呉優菜・靏川那智・中野南実・長野らら・松永悠良・松本苺花・山川万里愛・吉田めい・龍頭綺音

 

セットリストは下記の通り。

 

M00:overture

M01:兆し

M02:校庭の仔犬

M03:ディスコ保健室

M04:お待たせSet list

MC1

M05:クロス(龍頭、松本、長野)

M06:フィンランド・ミラクル(江浦、吉田、山川)

M07:眼差しサヨナラ(片平、中野)

M08:嘘つきなダチョウ(石川、猪島、靏川)

M09:Nice to meet you!(石井、呉、松永、松本、青木)

MC2

M10:孤独なバレリーナ

M11:今 君といられること

M12:ウイニングボール

MC3

M13:握手の愛

EC1:ボウリング願望

EC2:16色の夢クレヨン

EC3:ラムネの飲み方

 

 

「ラムネの飲み方」公演というと一番最初のチームKⅡのことを歌詞だったりフォーメーションに如実に表す演目なので、

一度だけKⅡがリバイバルさせた以外はどこのチームもやることなく8年間も眠っていて、

アンタッチャブルな存在になるんだろうと思っていたところ、まさか入りたての研究生公演でリバイバルさせるとは…

思いもしませんでした。

 

KⅡ版と7期研究生版とで変わったところを挙げると、

・『兆し』は最後の人文字がKⅡではなくて、7に変更

・『ディスコ保健室』はSKE劇場には存在しない両サイドの花道にお立ち台を設置する

・『おまたせセットリスト』はサビの歌詞にある"KⅡのセットリスト"が"7期のセットリスト"に変更

・『握手の愛』だとSKE劇場の場合に発生するラスサビで客席に降りてリアルに握手する演出はなし

 

まだ4ヶ月しか経っていないわけですが、映像で観てた印象だと初日公演から3回目くらいまでは全体的に自信がなさそうにソロリソロリと動いているような感じでしたが、

それ以降はもう攻略したのか?問題なく動けているメンバーばかりで、実際に生で観ても立ち位置を大きく間違えるようなシーンは一度もなくて、7期生のレベルの高さを実感しました。

これが6期生だったら、石松なんとかさん辺りはまだラムネ公演に出れてなかったことでしょう。笑

 

ただじっくり観てると、やっぱり粗さというのはちょこちょこ目立っていました。

例えば『兆し』のイントロでの足上げの高さとかはKⅡメンバーの方がよく上がっていたように感じました。

どうしても身体の出来上がっていないJCメンバーが多く正規メンバーと研究生メンバーの差があるので致し方ないところはあるんですが、明らかに違うように見えました。

あとは『ディスコ保健室』だと上述した通りSKE劇場には存在しない上手側と下手側の花道にお立ち台を設置することで、

間延びしてしまい、4列目からだと迫力に欠ける部分がありました。

これはメンバーというより劇場の造りの問題でもあるんですが、事情があって16人ではなく15人でのパフォーマンスというのも作用してるのかもしれず、

SKE劇場のステージキャパに合わせて作られた立ち位置や振りをSKE劇場よりも広いキャバでどうやって魅せられるか?など物理的に無理な面はどうしてもあるとは思うんですが、模索して研究してほしいところです。

 

この日はあみゆんこと石川歩実優ちゃんの生誕公演ということもあって、満員ではなくとも前日の優花ちゃん生誕と同じか、

やや上回ってるレベルのコールが起きていて、研究生公演ならではのむさ苦しい雰囲気で終始進んで行きました。

 

衣装はチームKⅡが着用していたものをそのまま借用していて、

最初の『兆し』の衣装はチームKⅡのチームカラーでもある赤を採用してるわけですが、明るいイントロと同時に12年ぶりに赤衣装も観れてテンションが爆上がりして明らかにニコニコしながら観てて、

間奏のリフトや馬跳びは変わらずで、ラムネ公演自体の初日はステージが動かない旧SKE劇場だったので、人力で立体感を出さざるを得かったのを思いだしました。

『校庭の仔犬』は仔犬役は あみゆんだったわけですが文字通り仔犬になりきれていて良きでした。

あみゆん以外でもみんなフレッシュさだけはKⅡに勝っているので、『校庭の仔犬』の世界観は7期研究生公演に合っているように見えました。

『ディスコ保健室』はどうしても研究生だけだと物足りなさがあって、おそらくチームHやKⅣメンバーが担当したらぴったり合うような気がしました。

『おまたせSet list』はオリジナル公演の初日延期を繰り返した時期もオタクをしていたので、やっぱり高柳明音さんとか古川愛李さんの顔が思い浮かんできました。

7期生の大半が産まれたころ、あるいは物心ついていないときに初日を迎えているので、初日を迎えるまでの背景は結局知るんでしょうけど、先入観を持たずにパフォーマンスしてるように見えました。

なのでKⅡ版を観てる人間からすると、全く別モノとして観てました。

 

ユニット曲はどの曲もそれぞれの世界観を上手く出せていました。

特に『眼差しサヨナラ』は中野南実ちゃんと片平紗麗ちゃんのコンビが醸し出す雰囲気は引き込まれる感じがあって素晴らしかったです。

ユニットMC明けの『孤独なバレリーナ』はまだ躍動感には欠けるように見えて、

『今 君といられること』は寂しさや儚さみたいなものをチームとして統一感を持って出せているように感じられました。

『ウイニングボール』では間奏中にプラスチックバットを持ってサイン入りのカラーボールを客席に向かって打つのはチームKⅡ時代と同じで、担当は歩実優ちゃん。

結果は地を這うようなライナーを打ってて綺麗なセンター前ヒットを記録していました。

この公演以外にも映像で7期生のバッティングを観ていて思うことはだいたい良い当たりをしているのが特徴で(もちろん空振りに終わってボールを投げ込むときもわりとある)、

KⅡメンバーはあんまり打ててるイメージがなかったので、プロ野球のホームチーム事情と関連してるのかな…と思ったり思わなかったり…

 

そして『握手の愛』はHKTはいまだにハイタッチに留まっていることから、曲名を『ハイタッチの愛』に変えた方が良いのでは?と『おまたせSet list』以上に違和感を感じました。

ちなみに現行の3公演(「目撃者」「ここにだって天使はいる」「逆上がり」)は曲が終わりきる前に捌けてしまうので、

歌い終わりに一列に並んで挨拶しているのは懐かしさを感じる瞬間でした。

 

『ボウリング願望』『16色の夢クレヨン』は楽しそうにパフォーマンスしていましたが、もっと突き抜けたものがあっても良いような気がしました。

表題曲の『ラムネの飲み方』はしんみりと終わっていくのが如何にもSKEの公演という感じがあって、

そんなしんみり感に浸りながら、メンバーはしっかり集中してパフォーマンスできているのが良かったです。

総じていうと、チームKⅡをモロに感じる一部の楽曲を除けば7期研究生だけによるラムネ公演ができつつあって、

KⅡ版とは少し別モノという目で観てあげるとこれはこれで面白いように思えました。

パフォーマンスはまだお披露目されてから半年しか経っていない時期としては上々のものを魅せてくれているんですが、

生誕セレモニーの段取りは研究生らしい慌ただしさがあって微笑ましく、

「遅すぎる靏川、早すぎる石川」←たぶん忘れることのないフレーズになりそうです。笑