プロ野球 エスコンフィールド北海道に初入場してきました! | 乗りつぶしに行ってきた!

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2024年5月31日(金)

14時45分 エスコンフィールド北海道

 

昨年開場したばかりの北海道日本ハムファイターズの新球場・エスコンフィールド北海道(以下、エスコンF)で野球の試合を観てきたので、レポートしていきたいと思います。

 

昨年は入った人のレポートを読むにアクセスを除けば評価はかなり良いのは聞いていて、緩く応援しているベイスターズが今年の交流戦でエスコンFで試合を行うということで、日程を知った瞬間にすぐに飛行機とホテルを抑えてこの日を迎えました!

 

新千歳空港に着いて最寄りの北広島まではJRで20分ほどで到着。

以前の本拠地である札幌ドームだと札幌まで行かないと辿り着けなかったのですが、新千歳空港と札幌の間にある北広島に移転したため、遠征民としては移動時間が短縮されたと言っても過言ではありません。

 

 

 

ただ、それは北広島に着くまでのことであって、北広島からは20分ほど歩くか有料のシャトルバスで動くことになります。

今回は天気も程よく気温も寒いくらいだったので徒歩で向かいます。

北広島の東口改札を出ると、JR千歳線の線路と並行するように整備された一本道が延びていて、途中近隣の小学生とのすれ違いもある中、左に曲がるように案内があって、千歳線をアンダーパスして道なりに進むと明らかに最近整備されたと思われるエリアに入り、

エスコンFに隣接するシニアマンション(マスターズヴェラス)が見え、マンションの横を通過すると、エスコンFの建屋を身にすることができました!

 

 
外観は三角屋根が特徴で黒を基調としていて、これまでの日本の球場にはない形&色合いをしていて、
既に圧倒されかけつつさらに近づいていきます。
 

 

階段(またはスロープ)を登り、1塁側ゲート(コカコーラゲート)に到着。

この日のチケットを買った際に試合前練習見学(2,000円)というオプションをつけていて、コカコーラゲート横のチケット売り場前に14時50分集合ということだったので、若干迷子になりながら5分前に到着。

 

 

チケット売り場で認証作業を終えると、スタッフさんから首から下げるパスをもらい、列に並びます。

14時50分ちょうどにチケット売り場のブースは閉まり、ほんの1分でも遅れると2,000円がパーになるので、注意が必要です。

見学可能な時間は18時プレイボールの場合、15時~15時20分までで15時前に並んでいた列が動き出し、建屋の中へ足を踏み入れました。

コカコーラゲートから入るので、まず目に飛び込んできたのは天井から吊り下げられた巨大なコカコーラの瓶のモニュメントで、この段階で中も広々としていることを実感して、

 

 

全部で4階建てのうち、2階部分に入ったのでエスカレーターで1階へとすぐ移動します。

エスコンFは階段も設けられていますが、所々はエスカレーター(もちろんエレベーター)が設置されていて非常に楽に昇り降りすることができます。

エスカレーターで降る際に頭上には北海道に移転してからのリーグ優勝と日本一のペナントが飾られていて、先ほどのモニュメントに続いて空間を贅沢に使っていることを感じつつ、2000年代以降、パ・リーグの他の球団ならホークスがぎっしりとペナントが並んでいるだろうな~と思ったり、セ・リーグならとある1球団を除けば3枚以上は並べられているんだろうな…笑

とここだけアウェイの洗礼を受けて1階(FIELD lEVEL)に到着。

 

 
ホーム側のファイターズの選手が練習していて、前から9列目付近で観たんですが、グラウンドが非常に近いのはもちろん段差がしっかり効いているので見えづらさによるストレスはあまり感じられないように設計されているのがまず感じた素晴らしい点で、
 

 
センター方向に広がるバックスクリーンの向こう側は全面ガラス張りで日中は太陽光が差し込むようになっていて、
メジャーリーグのテキサス・レンジャースの本拠地(グローブライフ・フィールド)を設計した会社がエスコンも担当したそうで、
調べてみると座席の色も含めて似ているなと感じました。
 

 
日本の球場だとほとんどバックスクリーン上ににモニターがついているわけですが、エスコンは3塁側と1塁側に巨大なモニターが一つずつ付けられていて、この辺りもメジャーリーグ仕様の設計になっています。
 

 

レフトスタンドの上段はTOWER 11と呼ばれるセクションになっていて3階は温泉とサウナ、4階と5階はホテルになっていて、サウナ室や宿泊部屋から試合も観れるようになっています。

 

 
グラウンドと客席が近いことから防球ネットは内野席全体に高く付けられていてライナー性の当たりなら2階席までなら防いでくれそうな仕様でした。
そんな風に設備を確認していると顔にマスク、手首に赤のリストバンドを付けた方がトコトコと一塁側のファウルゾーンを歩いてきて、
遠めからでも新庄監督とわかって、周りも気づいてからはカメラを向ける人だらけで、
 

 
ただベンチへと向かったらしくすぐに視界から消えてしまいました…
 

 
ファイターズの練習が終了してベイスターズのコーチ、スタッフ、選手が出てきて、ファイターズの関係者と挨拶をしているところで20分経ったということで試合前見学は終了となり、
 

 

一旦退場することになりました。

 

 
正式な開場時刻の16時に3塁側ゲート(NEO BANKゲート)から再び入場して、今度はコンコースを散策します。

 

 
1階はFIELD lEVEL、2階がMAIN LEVEL、3階(4階)がSTAR LEVELと呼ばれていて、MAIN LEVELの3塁側には七つ星横丁というちょっとした飲み屋街が設置されています。
試合終了後に客が一斉に車や電車で帰ろうとすると道路は大渋滞、最寄りの北広島駅も入場制限が発生するので、
試合開始前、試合中はもちろん試合終了後も1時間ほどは店は開けられ飲食することが可能で
試合終了後は七つ星横丁以外の店も一部は閉まっていましたが、開いている店もあるのが新鮮でした!
 

 
FIELD LEVELに降りてバックスクリーン裏に行くと、そらとしば by よなよなエールというクラフトビール醸造レストランが設けられています。
バックスクリーン内部に設けられた醸造所から出来立てのクラフトビールに、ビールに合うピザなどのフードを味わうことができて、
2階のレストランでは試合を観ながらクラフトビールを楽しむことができます。
 

 
クラフトビールは3種発売されていて、420ml入りが900円、480ml入りが1,000円でビール1杯が4桁に突入する日が来たか…と思いながらも迷うことなく1,000円ビールを購入。
そらとしば Big-Fly Saisonという名前が付けられていて、キレ味の鋭さが喉に染みて再び散策を続けます。
 

 
そらとしばを出てレフト側にほんの僅か歩くと、一枚の壁画に人が群がっていて、
かつてファイターズの11番を背負ったダルビッシュと大谷翔平がめちゃくちゃかっこよく描かれていました。
 

 

ダルさんはつい先日、日米通算200勝を達成、オオタニサンはアジア人初の複数回のリーグMVPを取るなど紹介するだけで一記事埋まるので割愛しますが、この2人を生み出したファイターズの凄さを1枚の壁画から読み取ることができました。

また、ライト側に向かう途中には親会社が日本ハムになった1974年以降に活躍されたOBの壁画も飾られていて、田中幸雄、トレイ・ヒルマンは懐かしさを感じました。

 

 
トイレが充実しているのはもちろんのこと、用を足してコンコースに戻る途中に真っ白な壁にOBのみなさんのお言葉が紹介されていて、ダルさんのお言葉を初めて見た時には「はい…!(ただし、好きなことに限る…)」と思わず反応せざるを得ず、
 

 
オオタニサンのお言葉には頷きをいれざるを得なかったです。
 

 
実際に食べたものとして小樽なると屋の無限鶏皮串は一緒に頼んだハイボールに合って正解で、(美味しすぎて鶏皮串を撮るのを忘れてました…)
 

 
祐一郎商店のホタテの炊き込みご飯はホテルに戻ってから夜食代わりに食べたんですが、一口頬張ると磯の香りがしっかり感じれて夜食にしては贅沢でした!
 

 
そらとしばで買ったチュリトスとホットコーヒーは試合終盤にハラハラした展開になっていて、高まった心拍を抑えるのに非常に有効で、そらとしばはビールを売りにしてますが、コーヒーも普通に美味しかったです!
 

 
シャウエッセンホットドッグは試合開始前に40分くらい並んで買ったわけですが、いくら日本ハムの看板商品といえども40分も並んで食べるもんじゃないな…ともちろん美味しいんですが、これだけはハズレでした。笑
 

 
串鳥で買ったメガ 豚精肉とインカのめざめポテトフライだと豚精肉が食べ応えあるのはもちろんのことポテトフライは今まで食べた中では歴代1位の美味しさで、インカのめざめのスナック菓子でその美味しさは知ってましたけど、
ポテトフライにしたのは初めて食べたので、一口食べた瞬間に笑顔になった覚えがあって、個人的にはインカのめざめポテトフライが優勝してました!
 

 

このほかにもイクラ丼とかジンギスカン、ラーメンも食べられるらしく、また何年後かに訪れた時にチャレンジしてみたいところで、

その頃には新たなメニューが出ていることでしょう。

ナイター開催だったので、試合終了後は球場名がライトアップされていて、昼間は逆光で撮りにくかったのでありがたかったです!