近畿日本鉄道乗りつぶし19(京都線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2022年1月1日(土・祝)

11時 大和西大寺駅

 

 

近鉄京都線京都から奈良県の大和西大寺までを結ぶ路線で、路線距離は34.6kmになります。

大和西大寺の3番のりばから乗車する車両は8600系の4両編成。

 
 

大和西大寺11時21分→京都12時25分

 

大和西大寺を定刻通りに出発。

右にカーブし生駒方面へと向かう奈良線と分かれ

 
 
 

上りが続く区間を通り、平城に到着。

平常を出発すると引き続き上り勾配が続く区間を通り、森の中を抜けると住宅地が広がる区間へ入り、

 
 

高の原に到着。

京都線には普通のほか、特急と急行の種別があり、2面4線の高の原では特急の通過待ちを行うために3分間停車して出発。

奈良県と京都府の県境を越えて、山田川を渡るとJR片町線をオーバーパスして行き、

 
 

この後、新田辺に到着する手前までは並走していくことになります。

木津川台を経て、2面4線の新祝園に到着。

片町線祝園への乗り換えが可能となっています。

新祝園を出発すると、並走していた片町線の線路は少しずつ左にカーブして行き、2面2線の狛田に到着。

狛田ではかなりの乗客が降りて行きました。

かなり空いた車内となり、近鉄宮津に到着。

並走する片町線には宮津と名のつく駅はありませんが、同じ京都府にある京都丹後鉄道宮津と区別をつけるために先頭に「近鉄」が付されています。

京都丹後鉄道というと、京都府の中でも日本海側に位置していて、調べると約120kmも離れた駅なので、間違えようがなさそうですが、万が一のことを考えて付しているのでしょう。

進行方向左側は片町線の線路が敷かれていて、一方で反対側は田園地帯の広がる駅でした。

ホーム構造は1面2線の島式なのですが、通過線が上下に1本ずつ通されていることから、やたらと広い構内でした。

 

近鉄宮津を出発して家々が連なってくると、高架区間へと入っていきます。

高架駅の三山木を過ぎると、高架区間は終了となり、再び地上区間に戻ります。

興戸に到着。同志社前という副駅名がつけられていて、徒歩15分ほどで同志社大学の京田辺キャンパスなど同志社関連の施設に着くことができます。

15分も歩きたくない場合はバスも出ているようですが、興戸からはバスは出ておらず、同志社方面へのバスは1駅手前の三山木からとなっています。

興戸を出発すると、右に曲がりながら、片町線と分かれていき田園地帯を抜けると、

 
 

新田辺に到着。急行停車駅で進行方向左側には車庫が広がっています。

新田辺を出発すると木津川にかかる橋を渡ることになりますが、ここまでで一番の速度を出しながら渡っていきました。

 
 
 

富野荘寺田を経て、久野川に到着。到着時には特急が優雅にすれ違っていき、これで3本目になります。

京都発の特急は毎時橿原神宮行きが2本、奈良行きも2本設定されているので、10分~20分に1本特急が出発しているので、大和西大寺からたったの20kmの間で3本もすれ違うことになりました。

久野川を出発すると、高架区間に入り、この辺りから住宅地が密集する区間が続いていきます。

大久保に到着、急行停車駅で実は駅の東側300mほどのところにあるJR奈良線新田があり、乗り換えの車内アナウンスはありませんでしたが、乗り継ごうと思えば十分可能な距離になります。

大久保を出発すると高架区間は終了し、伊勢田に到着。

伊勢田を出発するとひたすら下り勾配を進み小倉を経て、向島に到着。

 

向島では特急と急行の計2本の通過待ちのために6分間停車します。

1月1日ということで昼間といえどもドアを開けっ放しにしていると冷気が入ってくることから停車中は車内温度維持のために4回もドアの開け閉めが行われました。

最近の車両だと開閉ボタンがついていたり、少し前の車両だと一部のドアだけが閉められる設定となっていたり、

かつては手動で開け閉めできる車両もありましたが、車窓さんのさじ加減でドアの開け閉めを行うのは初めて体験しました。笑

向島を出発すると、宇治川を渡るわけですが、この時はかなりゆっくりとした速度で通過していき、

 
 
橋を渡ると高架区間へ入り、京阪宇治線をオーバーパスします。
 
 

桃山御陵前に到着。西側には中書島から伸びる京阪本線伏見桃山への乗り換えが可能で、東側を進むと乗り換え案内のアナウンスはありませんが、500mほど歩くと奈良線桃山があり十分乗り換えが可能となります。

桃山御陵前を出発すると高架区間は終了し、地上区間となってからも下り勾配が続きます。

 

近鉄丹波橋に到着。京阪本線丹波橋への乗り換えが可能で特急(京都発着の観光特急しまかぜも含む)停車駅になります。

なお、快速特急の洛楽は通過となります。

近鉄丹波橋を出発すると、序盤は掘削区間を進み途中から高架区間に入り、伏見に到着。

停車中はこの移動で4回目の特急とのすれ違いがありました。

伏見を出発すると、再び地上区間に戻り、竹田に到着。

竹田京都市営地下鉄烏丸線が乗り入れていて、烏丸線の緑色の車両を目にすることができました。

竹田を出発すると、進行方向左手には車両基地があるなか、高架区間を上り地下鉄線は地上を走っていきます。

これ以降はずっと高架駅の上鳥羽口十条東寺と京都らしさを感じる駅に停車していきます。

東寺では駅名の通り進行方向左側に東寺の五重塔を目にすることができます、

東寺を出発すると、目の前に東海道新幹線の高架が迫る中、右に大きくカーブし、高架の下をくぐり、

 

 
並走すると終点の京都に到着。
 
 

京都はいつ行ってもごった返していますが、元日の京都も参拝客を中心にいつも以上に賑わっていました。

 

これで近鉄京都線は完乗となり、近鉄全501.1kmのうち497.7kmを乗りつぶし完了となりました。

あと1回の乗車で達成できそうで、いつ行こうかな〜と考え中です。