九州新幹線 N700系7000番台(8000番台)「つばめ311号」に乗車しました! | 乗りつぶしに行ってきた!

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2021年5月3日(月・祝)

7時 博多駅

 

博多鹿児島中央を結ぶ九州新幹線。

列車種別はみずほさくらつばめと3つあり、みずほさくらは全列車が山陽新幹線へ乗り入れされているわけですが、つばめはほぼ全ての列車が九州新幹線内のみの運用となっています。

そして、使用される車両はJR西日本とJR九州とで共同開発した8両編成のN700系7000番台(または8000番台)がみずほの全列車とさくら新大阪起点終点となる列車であるのに対して、

つばめはほとんどの列車がJR九州のオリジナル車両である800系が割り当てられます。

 

ただ一部のつばめにはN700系で運行されており、博多始発だと朝晩のつばめが該当し、

朝の時間帯だと6時台の2本と7時台の1本がN700系で運行されています。

 

 

博多の15番のりばに駆け上がると、種別カラーの水色の表示を出しているN700系が停車中で普段見慣れない列車に気分が上がります。

 
 
今回はグリーン席を取ったので、6号車に乗車。
 
 
 

グリーン車に通ずる自動扉はシックな作りで、

扉を開けると1列あたり4席が6列並んでいて1両あたり24席しかグリーン席は設定されていません。

6号車は車両半分、鹿児島中央方が普通車(指定席)で博多方がグリーン車となっているので、座席数はかなり絞られています。
 
 
シートは群青色を基調としていて、よく見ると花が描かれていて、花唐草模様という柄でとても華やかなシートです。
 
 
 
 

床は絨毯敷ですが、シートと同じように花唐草模様に蔦柄が描かれていて、高級感を感じることができます。

 

 
着席すると、シートはやや硬め。

リクライニングはもちろんレッグレストも付いていました。

西を走る車両だとだいたいフットレストのみが主流だと思うので、珍しく感じました。

 

 

さらにもっと珍しいのはレッグレストがあるのに、シートバックポケットの下にはフットレストもついています。

レッグレストとフットレストの両方をつけているのは日本の鉄道車両ではおそらくこの車両だけのサービスだと思います。

 

 

肘掛にあるレバーを操作して、

 

 

リクライニングとレッグレストを最大限に倒して座ってみると、

早朝の乗車ということもあって、少し深く息を吸うとそのまま眠りにつけそうな寝心地…いや、座り心地でした。

 

 

ただ、シートは硬めなので身体にフィットするまでやや時間がかかったような記憶があります。

 
テーブルは背面からの折りたたみ式がついていて、
 
 
スライドすることが可能です。
 
 
さらに革張りの肘掛け部分にもテーブルがついていました。
 
 
 
 

肘掛先端にはコンセントがついていて、スマートフォン、パソコンなどの充電が可能です。

 

 
肘掛内側には読書灯のスイッチがついていて、
 
 
1回押してみるとヘッドレストピローの横にある読書灯が点灯。本やスマホを見るときに役に立ちます。
 
 
 

博多7時22分→鹿児島中央9時9分

つばめ311号

 

博多を出発。途中の停車駅は新鳥栖久留米筑後船小屋新大牟田新玉名熊本新八代新水俣出水川内終点の鹿児島中央つばめなので、一駅ずつ丹念に停車して行きます。

新鳥栖までは13分ほどで到着。この先、熊本までの5駅は駅間が短く9分以内に到着して行きます。なので、九州新幹線特有の到着チャイムを数分に1度聴いたため、ふとした時に脳内再生できるようになりました。

英語のリスニングはたくさん聴いてもちっとも耳に残らなかったんですけどね…

 

熊本を出ると駅間が比較的長くなり、そしてトンネルがとにかく多く、50分ほど暗闇の中を進んで鹿児島中央に到着。

 

 

各駅に停まったわけですが、一度も速達種別のみずほやさくらに追い越されることはなく、博多九州新幹線下り時刻表を確認すると7時台はつばめ311号の他にさくら401号が36分後に設定されているだけですから、抜かれないのも納得でした。

九州新幹線内は最高速度は260km/hで走行していたわけですが、車内はほとんど揺れることなく、

しかもグリーン車には自分以外は誰も乗って来なかったので、本当に快適な移動をすることができました!