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手の届く。

私が何より欲しいのは、それを得る為に頑張ってくれる君の姿。

『あれカワイイ』とか、
『あれいーなぁ』とか、
些細な呟きさえも、君には『あれちょーだい』に聞こえてしまうみたい。

『しょうがないなぁ』と君は値札と相談してみたり、ガラスの向こうの景品と格闘したりと大変だ。
『別に要らないよ』と言ってしまえばそれで済むのだけれど、君のその気持ちが嬉しくて、私は格闘の結果を待つ。
勿論結果はまちまちだ。

容易く手に入った時の君は誇らしげに『コレが欲しかったんやろ』と笑う。
その笑顔が大好きで。


どうしても手に入らなかった時の君は本当に残念そうに肩を落として、それからまた『他のやったら』と一生懸命に私を喜ばせようとしてくれる。
その優しさが愛しくて。

『あっちのが欲しかった?』とか、『あれやっぱり欲しい?』とか聞かれると切なくて。

そういう時私は決まって大きく首を振る。
んーん、大丈夫。
出来る限り柔らかく君に笑いかけて。



ありがとう。
本当は一番欲しいものはいつだって傍にあるよ。

隣に居てくれる君へ。

chocolate。

『俺が居らんと何も出来んもんな』
『俺が居らんと生きてけんやろ』

君は茶化す様に笑ったけれど、今の私にはどちらも否定出来なくて。

例えば君を失ったとしても日々は続いていくけれど、きっとそこに私は居ない。

君が居るから笑っていられる。
君が居るから泣く場所がある。
君が居るから私が居る。
それは否めない。


でも君の言葉達はきっと私への確認でもあって。

『信じてええ?』
『好いとる?』

そんな言葉が隠れてる。

それはそれは嬉しい進化で、とてもとても幸せな変化。


真夜中の電話。
無意識に寄り添う体温。
『ありがとう』の数。
聞けなかった思い出の曲。


君が触れない様に避けてきた傷口が、少しずつでも塞がってきたのなら。
私が隣に居る日々にきっと意味があったんだと思う。


側に居ても良いんだよね?


もっともっと近付いて、いっそ溶け合い一つになりたい。

素直な熱で溶かすから。
君が二度も美味しいと言った、あの日のチョコレートみたいに。

言えない気持ち。

『寂しい』って言葉は最後の切り札。
君は何故かその言葉にだけは敏感で、その一言だけで、君は私の側にいてくれる。

本当はちょっと卑怯かなって思うから、私もそう容易く口にはしない。
それでも限界で、はち切れそうに苦しい気持ちと涙が勝手に溢れると、自分でも抑えられずに声になる。
多忙な君を困らせると解っているのに、君に会わない時間を耐えられなくて漏らしてしまう。

寂しいよ、会いたいよ、と。


本当は毎日会いたいよ。
ケータイの中並ぶ名前をスクロールして、君の名前を眺めてる。
君の住む街に繋がる駅のホームや、書類に並ぶ見慣れた文字、至る所に君を探してる。
今日も会えず、君の好きな歌を聞く。
今はまだ、声に出さずに耐えている。


切ないよ。
ねぇ、君は今何してる?