本当かどうかはわかりませんが、ある成長企業の経営者が信じられない発言をしたらしいです。
「企業がドンドン成長して人手が足りなくなったら人員を募集して業績を伸ばすのに努力するのは、経営者として当たり前のことです。」
「しかし、逆に、業績が悪化している時は迷わず人を切る、つまりリストラ策を第一に考えて企業体力を保つことが時代を乗り切るために必要です。」
「リストラと言うと労働者をないがしろにしていると批判が強くなることも多いですが、経営は感情論で行っているわけではありません、感情は経営には不要です、このリストラ策を躊躇なく実行できるかどうかで優秀な経営者かどうか見極めることができる」
「労働者は景気が良い時ばかり給料を上げろと言い、景気が悪くなると今度はリストラ反対、これでは経営者としては労働者を使いにくいですよね、業績が上がっている時は人を多く雇う、しかし反対ならリストラも行うことができる、これが本来の企業のあるべき姿だと思います」
「本音で言えば、正社員は扱いにくいので非正規社員を多く雇えれば経営者としてはありがたい、非正規なら正規社員に比べてコストパフォーマンスに優れていますので今の政権にはドンドン非正規改革を推し進めてもらいたいですね」
という内容だったみたいです。
この話しは、仕事関係の方で経営コンサルタントを行っている人から聞いたオフレコの話しで具体的な企業等は教えてもらえませんでしたが、今の経営者の中でこんな考え方を持っている人は少なくないみたいです。
もちろん、こんな経営者ばかりではなく、労働者のことを真剣に考えている経営者も多く存在していますが、上記のような考えを持っている経営者が多くいることに私は大変ショックを受けました。
経営者は企業の業績を考えることはもちろんですが、安易に人員を考えもせず補充して人件費が経営を圧迫してきたら簡単にリストラすれば良いという考え方は労働者の人生を考えていないに等しいと思います。
労働者一人一人立場も違いますが、生活がかかっています、だからこそ必死になって働き給料をもらって生計を立てている、そんな人たちの生活を一瞬にして壊してしまうのが安易なリストラ策だと思います。
もちろん経営に行き詰まって仕方なくリストラ策を取る企業もありますが、上記のような場合とはまた別問題だと思います。
経営者は企業のことを考えることはもちろん、企業で働いている方々一人一人の生活のことも考えて経営を行ってもらいたい。
私の周囲でも必死で仕事を行い生計を立てている労働者は多く存在します、上記のような考えを持っている経営者は一度そんな必死で働いている労働者の現状を見てもらいたい。
労働者軽視の社会風潮になるのは本当に悲しいこと、コスト面でのパフォーマンスも大切ですが本当にそんな合理的な考え方だけで企業は運営できるのか・・・
日本の社会の在り方を話しを聞いて考えさせられました。