『成功するためには臆病な部分を大切に…』という言葉があります。
人生の成功者や大きく成長した企業の特集などを、テレビや本などで特集することがあります。
その特集の大部分は、勇猛果敢に挑み努力して成功を勝ち取る…そんな部分を大きく取り上げていることが多いと思います
もちろん、勇猛果敢に挑み努力することは大切で必要なことだと思います
しかし、ただ勇猛果敢に挑むだけでは道に迷いとんでもない結果を招くことも多くあります
『臆病』という言葉、どんなイメージを持ちますか
弱気なイメージだったり、逃げ腰、怯えている…そんなマイナスのイメージを持つ人が多いと思います
確かにその通りで『臆病』だけなら成功することはできないかもしれません。
しかし『臆病』=『恥』ではありません。
『臆病』を認め活かすことができれば大きな武器になります
『臆病』とはいったい何なのか
様々な理由で『臆病』は存在すると思いますが、大部分は…失敗することに対しての恐怖心、見えない未来に対する不安などが原因となっていると思います。
『行動する前からネガティブになるな』と言う人がいます。
もちろんポジティブで挑戦することは大切ですが、その前に『臆病』から発生するネガティブな考えを準備段階で持つと成功率が上がるかもしれません
人間誰でも本能的な『臆病』を持っています。
『臆病』は、ある意味『本能的な危機察知能力』
『臆病』を無視せず、何故『臆病』な感覚になるのか?不安の原因は何なのかよく考え対策を練る…
『臆病』というのは失敗に対するシグナル…これを活かして起こるかもしれないネガティブな状況の対策を考えることで成功率を上げる。
そうすることで大きな成功を勝ち取ることが可能になります。
ただ勇猛果敢に挑むだけでは連戦連勝が続くうちは大丈夫ですが、一つの小さな失敗で大きなダメージになることもあります。
それよりも『臆病』な感覚を大事にして時には慎重になりあらゆる最悪を想定して対策を考え機が熟すのを待つことも大事…連戦連勝といかなくても確実に前に進むことの方が大事な時もあります
勇猛果敢に挑む、『臆病』な心の声を聞く、どちらも大事なこと、これらのバランスを保つことが大成功を勝ち取る秘訣なのかもしれません
『臆病』は恥ずかしいことではなく、『臆病』を活かすことができれば大きな武器になります。
自分の中にある『臆病』を認め活かす…そして素晴らしい人生に私もしたいですね。