香港・銅鑼湾で語学（日本語＆英語）
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こんにちは 香港・銅鑼湾で
語学(日本語＆英語)センターを
31年運営しています。
Speakeasy-hkの美佳です。
以前のレッスンでの事です。
（写真はイメージです。）
お話をするのが大好きな彼は、
この日も何やら話はじめました。
少しお話を聞いてから、
一枚目のプリントをやりました。
日本語の単語をローマ字で書くのですが、
『トンボ』と書く欄には
5マスしかありませんでした。
彼の答えは、『Tonnb』となっており、
最後のoが書けないことに悩んでいる様子でした。
彼にとってローマ字入力するのは
いつもPCや携帯電話なので
「ん」と入力するにはnを2回打つので、
プリントで書く場合と違う事を知らなかったのです。
知らないことを知るのは
とても良いことなのですが、
彼は自分の知っているルールと違う事で
少しがっかりしてしまいました。
気分を切り替えて欲しいなと思い、
少しお話をしていると、
ゲームの話になりました。
それから、急に「ちょっといい？」
といってメモになにやら描き始めました。
「僕は絵が下手なんだよ。」
と言いながら書いていました。
子供ってそういいながらも
褒めてほしいものだから、
「大丈夫。ドラえもんでしょ。
ちゃんとわかるよ
。」
とわたし。
反対から見ているので、写真も逆ですが、
うん、ちゃんとドラえもんだと分かるよね。
と見ていました。
「もう一つ描く」と言って書いたのが
鈴が付いてるし、手が丸いからわかるよ！
K君、納得いかなかったのか、
もう一つ描いてくれました。
あれ？ドラえもん？
ねずみ男のようになってる！
首が浮いているのかな？
どんどん楽しくなってきたK君、
最後はこの絵になりました。
どうした この目は！？
あざになってるの！？
最初の絵にはあった丸い手がなくなり、
頭が四角っぽくなっていて、角刈りのおじさん？
鈴が付いていてもドラえもんに見えないよ〜！
そんな突っ込みをいれながら、
K君と二人で大爆笑する頃には
K君の気分も明るくなったようでした。
そして、そのあとの勉強は
とてもスムーズに運びました。
繊細な彼も自分の絵心のなさに笑ってしまいましたが、
こうやって自分が不得意なことも
笑いに変えていければ 心が軽くなるから、
笑うって本当に大切ですね。
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