My Lonsome Day -4ページ目

冬















また僕は立ち止まる


冬の窓辺

霜柱

葉の落ちた枯れ木

白い息

俯いた時間

大事なもの

凍る道

暗い空

暖かい缶コーヒー

冷たい青

昼下がりに伸びる影

呼吸を止める

ポケットの中の小銭

震えた指

通り過ぎる猫

喧噪

闇を照らす

鳴り響く着信

排気音

まだ長い冬

雪の降る街

何処か遠くへ行きたい

誰かを繋ぐ

声は掠れた

遥か遠く

残像

掻き消して夕闇

宙を切り裂いた

泣き声

涙は要らない

ここは何処か











色々さよなら、

君とさよなら

Autumn



誰の言ってることも
間違っていないし
誰が正しいという
わけでもないし


否定も肯定もしないし
高揚も落胆もしない
仕方がないことだろう
生きることなんて



大人になることで
忘れてしまったのだろう

鈍くなったのかな
感覚を研ぎ澄ました理由を

やり場のない痛みを
それを乗り越える術を

今を生きることを
人を好きになることも





ただ少し、生きるのが苦しかった
怖くてすぐに逃げ出したかった
だから空を見上げてみれば
突き抜ける青 涙が止まる


ただ少し、狂おしかったんだ
悲しくてすぐに閉ざしたかった
そんな心の奥の方で
染まり出す紅 涙が止まる



涙が止まるように

走馬灯

空っぽの季節が過ぎれば
手元には何も残らない

渇いた砂を両手で掬うような
手応えのない今を生きる



憂鬱な時間が終われど
僕らは何も変わらない

ざわめく街の片隅でうずくまり
君のいない今を生きる



悲しさが込み上げて、思わず目を閉じてみた
見たくないものなんて 見なけりゃいいんだ

切なくて悲しくて、思わず耳を塞いでみた
聞きたくないものなんて聞かなけりゃいいんだ

それでいいんだ。



遠回り 街角 電線を昇る月
喧騒 片隅 夜に染まる僕
日だまり 街路樹 透き通る風吹けば
近道 路地裏 君は黄昏れ



炎天下 街風 山際で映える紅
想像 電灯 夜に消える僕
日だまり 国道 透き通る風吹けば
近道 路地裏 君は黄昏れ