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なぜ、スポーツ教室のチラシにヘッドラインは絶対に書くべきなのか?

 

 

先日、とあるスポーツ教室経営者から
「ある一定数で会員が伸び悩んでいる」
というお話を聞きました。


この方は、起業してまだ2年目なのですが
14クラスの教室を1人で運営しています。


定員に達しているクラスも数クラスあり、
1人で食べていくには十分な収入も
得られているそうです。


ですが、ある一定の会員数を
なかなか越えられない状況。



確かに、起業から数年は
エネルギーもありますし、
努力も惜しまずできます。


しかし、ある程度会員数が
上がってくると、顧客対応に
追われてしまいます。


そうすると、これまで100%集客に
かけていた時間が減り


顧客対応にかける時間が
増えてきているわけです。



これ、とてもいい状態なのですが
実は危険な状態でもあります。



なぜか??



ゼロからのスタートの場合
最初は会員さんの人数も少なかったはず。


その場合、一人の指導者に対する人数は
少人数制のような感じで
手厚い指導ができるようになります。



しかし、新規集客を続けていくなかで
だんだんと人数は増えてきます。


そしていつしか、定員間近!となってくると
指導者のテンションも上がってきます。



でも、それとほぼ同時に
物足りなさを感じてくるのが
「お客さん側」なのです。



まず、今まで手厚く
指導してくれていたコーチが、

人数が増えてきたことで
かまってもらう時間が減ります。


そうすると、一人あたりにかける
サービスの質も、対応時間も
自ずと減ってしまうんですよね。



となると、、、

「なんだかこれまでより
 サービスが悪くなった感じがするな」

ということで、お客さんは離れてしまいます。


ある一定までは会員は増えるのに
これ以上はなかなか伸びないな~と
思っているのなら。


もしかしたら、あなたの教室も
『顧客満足度が低下している可能性』を
一度疑ってみましょう。



では、もし顧客満足度が下がっていたら
どう対処すればいいのか。




実は、一番手っ取り早い対策は
価格を上げること、つまり値上げです。



教室の会費を、まずは思い切って
あげてみてください。


すると、値段が安いから来ていた人は
やめてしまうかもしれませんね。

でも、値上げしても残ってくれた人も
必ずいるわけです。


その人たちは、あなたにその値段でもいいという
『価値』を感じているという証拠なんですよね。



・値上げをすれば、人数が減る。
   ↓
・人数が減ると、一人当たりの
 お客さんにかける時間が増える。
   ↓
・すると顧客満足度がアップする。



という流れです。


しかも、値段が安いから来ていた
お客さんというのは

そもそも価値を感じていないので
教室の口コミもしません。
身内に紹介などしてくれません。


それならまだいいのですが、
教室の悪評を周りに振り撒いている

可能性もあります。



価値を感じていない人を
対応する時間があるなら


さっさと値上げして価値を感じている人たちの
コミュニティにすればいいわけです。



もちろん、値上げをするからには
これまで以上にお客さんに
いいサービスを提供する気持ちが大事です。



そこで残った人たちの教室なら
みんなが価値を感じてくれていて
似たような価値観のお客さんが集まってきます。



そうすれば、例え値段が上がっても
顧客満足度は高めることができます。



もしもあなたが、、、

「ある程度の会員数で伸び悩んでいる」

そんな状況なら。



ぜひ一度、値上げをして
体制を整える時期かもしれません。

 

 

それでは、今日もありがとうございました。

 

 

 

 

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