100マス計算の悲劇 | キラキラ光る毎日を

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そんな気持ちで初めたブログです。
書き始めた頃は、アラフォー独身真っしぐらでしたが、40歳でまさかの結婚、不妊治療の末、40代で出産慣れない子育て頑張っています。

今日、七田式プリントをやっている娘をじーっと見ていたら、

5-3という式を前に、数分考えこんで正解を書いていました。

 

ふと不安がよぎる私。我が家、七田式プリントを毎日コツコツやらせているけどそれ以外は何もさせていない。

 

娘は計算を前ほど嫌がらないし、間違えなくはなった。指を使うのは格好悪いと思っているようで、一生懸命頭で考えて正解を出している。

 

今振り返るとこれだけて満点グッじゃないか!と思うのですが、

ふと「噂の100マス計算」をやらせたら、意外とハマってゲーム感覚で計算が早くなるかもーという出来心が…。

 

フリー素材の100マス計算の表(一番単純な0-10の順で縦横並んでいるやつ)をプリントして、

「これやってみる? 時間を計って早くできるようにするゲームなんだって。」と渡してみました。

 

明日やらせるつもりが今やると言い出す娘。(もう歯磨きして寝る時間なのに…)

 

最初は時間を計ることはせずにまずはゆっくり正解を書かせようと思ったのですが、娘は張り切って、

「ママ!時間測りたい。計って!!」というので渋々スマホのストップウォッチを表示して娘の前に置きました。

 

100マス計算に取り組む娘をリビングに残し、私は坊の仕上げ磨きをしていたのですが、リビングの娘がギャーギャー騒ぎ始めた…不安

 

”時間を計って早くやる。”という事に初めて挑戦した結果、パニックに陥ってしまったようなんです。

リビングに行ってみると、一応終わっているものの発狂気味な娘。ストップウォッチを止めたら9分25秒…。

 

はじめる前に、2分以内とか制限時間を伝えたわけでもないのですが、どんどん時間が進むというのに焦った結果、なんか間違っているとわかっていつつも突き進んで、パニック!となった様子。

 

〇をつけてというので、泣きじゃくる娘を膝にのせて〇をつけたところ、行ごとに混乱した場所は×が続き、1マス1点とすると78点となりました。(今振り返ると点をつけなきゃよかった。)

 



「最初から早くできなくていいからゆっくり練習すればいいんだよー。」と終わらせようとしたのですが、このあたりから娘は制御がきかない状態で、「次は100点にする!もう一枚100点にしてやめる!!!!」と聞かないので、もう一枚プリントしたものを渡し、今度は時間は計らないからねと宣言して坊を寝室で絵本を読んでいました。

 

娘は号泣しつつプリントを進め、どんどん感情が高ぶっているようで激しく泣いている声が…。なんだか私が教育虐待しているみたいだよね?これ…。

ああ、これやめさせないとだな・・とリビングに行くと、「終わったから〇つけて!」と娘に言われました。仕方ないので〇をつけると、まああの状態なので当然ですが1回目より間違いが多い結果に…。

 

そこで、また娘が「100点になるまでやる!今日100点にする!」と泣きわめくので、強制終了させて寝室に連れていきました。

 

そこでもずっと泣き続ける娘。100点にしたいの、今日100点じゃなきゃだめなの!と…。なぜ?なぜ?なせそのような事に固執するのか。

 

「少しずつ練習したら上手にできるようになるんだよ、急に最初から〇じゃなくていいんだよ。」という事を、何度も表現をかえつつ伝えたのですが、なかなか泣き止まない。

 

「100点じゃないと。100点でママに褒めてほしいの!」と言い出しました。

 

え?私そんな風に娘を追い詰めている?ガーンガーンガーン

 

驚愕する私。いかん、このままだと成績でしか自己肯定感を得られないダメな私のような人間になってしまう…。

今まで、×がついてしまうことを責めたことはないのです。でも〇、よくできた時は勿論褒めていました。

ん? 〇を褒めるのもいけなかった??

 

その後は、こうなるとなかなか泣き止まない娘の相手を30分以上しました。その中で、娘の日頃の気持ちが吐露されました。

 

泣今日は、時間を計ったら焦って怖くなって適当にマスを埋めてしまったの(混乱)

→そうだね。怖かったね。時間を計ると誰でも焦って上手にできないんだよ。コツコツ練習したら不思議を時間を計っても怖くなくなるから大丈夫だよ。

 

泣私は100点がとりたいの

→間違うのは怖くないよ。間違ってもいいんだよ。×でもママは怒らないよ。最初から100点なんて取れないんだよ。

 

泣〇くんは、公文に行って割り算もできるし漢字もかけるから私も公文に通いたい。他の子が自分のできないことやっていると焦っちゃうの

→他の子と比べなくていいんだよ。先にできてても先にやっているだけで別にすごいことじゃないよ。

他の子の方が上手にできるとか先できるって他の子と比べるのはしないよ。

それと、自分の方が他の子より上手だとか先にできるっていう比べ方もしないよ。競争するのは昨日の自分とだけだよ。(最近体操教室で自分の方が上手だとか言い出したので…)

 

なんだか、もう正解がわからない。

 

ブログに書いたか忘れましたが、11月頃にふと思い立って公文の見学と体験をしたのですよ。公文って自分が行った事がないゆえによくわからないけど、食わず嫌いはよくないし、とりあえず行ってみるかとね。娘は保育園で通う子が多く、その子たちが自分の知らないことをやってのける公文っ子のことが気になっているようでしたのでね。

 

その時の話は別で書こうと思いますが、見学した結果、その時点では私は、「まだいいか。見学したけど、いいんだか悪いんだかよくわからないな。」という結論でした。

 

娘の性格上、公文に行ったら恐らく、競争意識がメラメラ炎燃え上ってどんどん前に進もうとすると思うのです。それはいい事なのかもしれないけど、え?まだ足し算も危ういのに割り算とか公文で先に習って大丈夫なの?と不安でならない。

なんか計算マシーンみたいになってしまうのではという恐怖心がありまして…(→よくわかっていないだけです。公文ご利用の方ごめんなさい。)

 

100マス計算、フリー素材多いし、娘の負けん気をうまく活用してゲーム感覚で計算早くなったら儲けものよね?軽い気持ちで手を出した結果、悲惨な結果となったという話でした。

 

私がボケ防止のために大人の100マス計算しようかな。ちなみに私は100マス計算なんていうものをやらされた記憶はないのですが、これって今も小学校でやらされるのでしょうか?

 

時間を計って競争するというのって、楽しむかなと思ったら、娘にはつらい経験だった様子なので、あんまりそういうの小学校でやってないといいな。(小学校で号泣したら困るし…)

 

娘の号泣問題は、これ就学にあたり私が一番気にしていることなんです。こう悔し泣きも多くてね、保育園では椅子取りゲームとかで負けて号泣したあとなかなか悔しくて泣き止まないそうです…。悔しいと思う気持ちは大切だけども…、ちょっと度を越しているのですよ…。

 

以上 100マス計算の悲劇でした。