考察:アダムとイブと果実の話 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 
初のTVラジオ出演で久々に『関西弁を喋る龍』のお話をさせていただきました。
 
(YouTubeでご覧いただけますが私は恥ずかしくて見てません…)
 
詳細を知りたい方のために、3年前に文章化した内容をリンクしておきます。
 
 
さて今日のタイトルのお話です。
 


 

エデンの園にあった生命の木とは人間の神経系統のこと。

 
美味しい果実とは木に実る…つまり人間に備わる五感のこと。
 
見ること
聞くこと
触ること
嗅ぐこと
味わうこと
 
それらをめいっぱい味わうことを
人間は許されていますが
 
エデンの園の中心にあった
禁断の果実は味わうことを許されていませんでした。
 
 
禁断の果実とは、性的快楽のこと。
 
イブをそそのかした蛇とは
螺旋状に上昇する性的快楽のエネルギー。
 
 

理性を司るアダムと
感情を司るイブ
 
神と同等の神性を与えられた人間の理性と感情が
獣的な性の欲望に凌駕されてしまうことを
神は望まなかった、
 
ということらしいです。
 
・・・
 
果実を食べて知ったのは
二元化された世界。
 
蛇の言う、「善悪を知る世界」。
 
理性と感情が常に調和して
完璧な聖なる喜びとなっていたはずが
 
欲望に飲まれ
魂が永遠不滅であることを忘れ
調和の喜びを失って混乱し
 
物質的な法則に縛られ
肉体としての生死を経験するようになった…

という説に妙に納得しましたがみなさんどう思います?
 
性的欲望のみならず、
あらゆる欲望に理性と感情が飲まれることは好ましくないなぁと思いますけどねぇ神様?
 
 
とにかく
 
美味しい果実を味わうように
この世界を五感で味わおう。
 
五感で感じられるものは
私たち人間へのギフトなんだな、
と思うと
 
色とりどりの洗濯物
ベランダの植物たち
夕暮れの空のグラデーション
お隣さんちのごはんのにおい
あったかいお味噌汁
ふわふわの毛布
お気に入りの音楽
テレビから流れる音
子供たちのはしゃぐ声
お風呂の湯気
干したてのふとんの太陽のにおい
 
日常がとても愛おしく感じられます。
 
 
さてHELIXは五感をフル活用して個展準備中です。
 
しばらくブログはお休みするか
あえて短めの毎日投稿にチャレンジするか…
 
明日決めます。