ビジョン②:イナンナの帯/魂の故郷 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

檻の中の孔雀を見ている。

 
私は尾羽が欲しくてたまらない。
 
 
「あげようか?」
 
近寄ってきた孔雀が檻の外に尾羽を突き出した。
 
…引っ張ったら痛いだろう、だからいいよ。
 
心の中で返事をすると、孔雀はふっと笑って空中へ上昇した。
 
私と共に螺旋を描き上昇する。
 
 
螺旋の中央が光って見える。
 
…あそこに入るんだな。
 
 
「扉がいいなら扉にしてやろう」
 
螺旋の中央にノブのついたドアが出現する。
 
私はドアの向こうへ踏み出した。
 
石畳、石でできた柱、そして門。
ものすごく大きく高い。
 
 
…古代メソポタミア?
 
黄褐色のブーツ。
同じ色の鎧。
 
私と孔雀は兵士の姿だった。
 
「ここから先は1人で行きな」
 
背中を押され、私は門をくぐる。
 
広い通りには等間隔に兵士が立ち並び私に敬礼する。
 
敬礼を返しつつ正面の階段を上がる。
 
宮殿の中にはものすごく大きな『何か』がいた。
仏像のような、アラジンのランプの精のような…
 
像なのか生きているのか分からない。
じろじろ眺めていると、
大きな人がゆっくり立ち上がった。
 
…動いた。生き物だ。
 
空中へ続く階段を上る。
 
「ついておいで」
 
先ほどの兵士たちが私を見上げ歓声を上げている。
 
大きな人は階段の先端で横たわり私はその上に乗った、と同時に内部に入った。
床も壁も透明で、陸や海が流れるように見えた。
 
…移動している?
 
周囲が暗くなった。
 
 
…宇宙?
 
ふと気付くと、目の前に濃い緑色の湖とピンク色の雲。
 
雲の上には…女の人たち?
 
全裸の女性のよう、だけど下半身が人間ではない!
 
全員、骨盤が異様に左右に張り出ていた。
揃えた左右の足はコンパスのように先端が細く…宙に浮いていた。
 
怖くはない。
むしろ母性に包まれた心地よさがある。
 
…この人たちは何?
 
質問と同時にイメージが流れ込む。
 
 
色、形、構造、光、音、流れ…
 
芸術と呼ばれるものを司る…
 
それが、ピンク色のオーロラのように流れ、帯となって私にまとわりついた。
 
…ああ、私はここで生まれた。
 
先頭に立つひときわ大きな女性が私の母なる人。
その人に言われ私は地球へ降り立ったのだった。
このオーロラのような帯を地球へ流れ込ませるために。
 
私は踊る。
オーロラの帯もくるくる回る。
原子のスピンのよう。
 
地球で、私の周囲の人たちもくるくる踊り出す。
同じピンクのオーロラの帯を纏いながら。
 
楽しい
楽しい
くるくる
くるくる
きれい
きれいで
嬉しい
嬉しい
 
 
ふと私の娘に絡まった糸が見えた。
私はそれをほどく。
果てしなく絡まった糸、
だけど
ある一点でさぁっとひとりでにほどけるであろうことが分かる。
 
そして気付く。
 
…この子にはあの人の魂が流れ込んでいる!
ピンク色の雲の上にいた、
私の母なる人!!
 
ひとりでに涙が流れた。
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
人にやってもらったヒプノセラピーで見たビジョンです。
 
まあ、他人の過去世なんぞ大して面白くもないだろうと思って書く気はなかったのですが
ふと覗いたブログに、あの不思議な女性たちの姿を見たのでびっくりしたんです。
 
それがイナンナ。
 
(画像はネットからお借りしました)
 
 
私の手帳の走り描き見ます??
 
 
 
 
え?異議あり?
 
私の直感は同一のものだと判断したんですってば。
 
 
イナンナとは。
 
シュメール文明における金星、愛、美、豊穣、戦いをつかさどる女神。古代メソポタミアの大女神イシュタルに同じ。イシュタルは南アラビアの女神アスタルテやシリアの女神アナトと関連し、古代ギリシャではアプロディーテと呼ばれ、ローマのヴィーナス(ウェヌス)女神と同一視されている
イナンナのシュメール語の別名は「nin-edin」(エデンの女主人)、「Inanna-edin」(エデンのイナンナ)であった。
彼女の夫であるドゥムジのシュメール語の別名は「mulu-edin」(エデンの主)であった。
 古来数千年にわたってメソポタミア地方全域で広く信仰され、マッサト(「王女様」の意)、テリトゥ(「並外れたた強さ」の意)など多くの称号をもつ。イナンナのシンボルは藁束と八芒星(もしくは十六芒星)。イナンナの、聖花はギンバイカ、聖獣はライオン。
 
出た!
メソポタミア!!
ビジョンで見たのはやっぱメソポタミアの建物でまちがいない!
 
イナンナのことさっぱり知らなかったのですが
このときのセラピストさんに勧められた本が
「オムネク・オネク」
金星人だった記憶をもつ女性の著書。
 
金星を司るイナンナ・・・繋がってゆくねぇ。
 
で、思ったのは…
 
多くの名前と姿で語り継がれる神。
 
別人だったんじゃね?
 
奇妙な姿の宇宙人たちがたくさん来て色んなことをやってった。
別人なのに特徴は一緒だからさ、
 
「こんな、こんな、こんな神様見てん!」
 「あーそれオレも見たぁ!!」
「じゃ、同じのん見たんやなぁ!!!」
 
ってことになったのでは?
 
「名前はイナンナって言ってたで」
 「オレにはイシュタルって名乗ったけど?」
「よーわからんからイナンナの別名がイシュタルってことで」
 
いやいや、ほんとは別人で別々の仕事してったんじゃないの??
 
と、思ったよーというそれだけの話です。

たくさん出てくるカタカナの名前が苦手すぎてイナンナについての詳細を調べる気にはなれない私。

むちゃくちゃ歪められて伝わっているであろう多くの神話より、スパーンと事実だけ知りたいなぁ。
 
 
何度も生まれ変わりを繰り返す魂が、
最初に生まれた場所、つまり大元の魂の故郷は
人生に与える影響が大きいそうです。
 
私の場合は芸術の星。
 
なるほど。
学歴とはまったく違う方向だけど
このまま突っ走って大丈夫・・・
だと思えました。
 
あなたの魂の故郷は?
 
人生の方向を知るひとつの手段ですね。
 
気になる方は私のヒプノ誘導受けてみます?
ご近所さん限定ですが。
 
ちなみにビジョン①はこちら「三輪山の呼吸」
 
次回は
グリーンの龍と孔雀の登場する新作アートの紹介です。