「双頭の龍」 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 
 
”龍だろうが神様だろうが
天使だろうが宇宙人だろうが
本質は同じもので、
姿形や分類や名前や歴史や
役割分担なんて
どうでもいいのかな、と思いました。”
 

と自分で書いたくせに、

「創造する手」の持ち主が

昔から言われている神様なんじゃないかと

歴史と名前と役割を探してしまった。

 

反省!

 
 
 
「創造する手」に
 
「なんで手だけなん?」

 

と聞いてみた返事がありました。

 

”自分の手で世界を創りなさい”

 
めっちゃダイレクトでそのまんまのイメージを見たんやん!
 
今後、芸術的な才能を開花させる人が増えるようです。
 
科学至上主義を緩和させるために
科学で追い求めていたものを芸術の分野で見つける、
内側の世界を外側の世界へ表現することへの価値観を上げる、みたいな感じでした。
 
あと、
 
新しい自分らしい何か、を始めることで生計を立てる人も増えるようです。
 
企業に就職する、とか会社に入る、とか、
組織に属することが当たり前ではなくなり、
縦横のつながりが緩くて自由でフレキシブルな関係になるような感じでした。
 
もしね、ご自身のお子さんが
「中卒でやりたいことを始める!」
なんて言い出したら、
せめて高校へは・・・なんて心配になるだろうけど
頭から否定せずに話を聞いてあげてくださいね。
 
次世代の新しい人たちだから。
 
私たち大人の価値観とはガラっと変わるような予感です。
 
大人の役割は、
子供に自分の価値観を与えるのではなく
子供が自分の直感に鋭くなれるように、
周囲の価値観に惑わされない方法を
伝授することだと思います。
 
 
 
きっと、昔の人もメッセージとして見たイメージを
はき違えたか歴史の中で歪んだかで
真意とは異なる解釈をつけて
偶像崇拝にして利害関係が絡んで
真意をわかりにくくしちゃったんじゃないかな。
 
真実は自分の中に。
(コナン君みたい・・・)
 
「青い鳥」を自分で読み返して反省ですわほんま・・・
 
 
長くなりましたがつづきをどうぞ↓
 
 
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(前回からのつづき)

 

水平線の向こうから

長く尾を引き激しくうごめく龍が

すごい勢いでこちらへ向かってくる。

 

一つの体が途中から二つに分かれているように見えた。

 

分かれた部分はお互いに牙をむき

左右を入れ替え激しくうねり動き

威嚇し合っているようだった。

 

近づくにつれて激しさを増す。

 

・・・喧嘩しているんだろうか。

 

でも噛み付き合ってはいない。

 

私は悟った。

 

お互いに激励、奮起、鼓舞し合っているのだと。

 

 

 

目の前まで来た時、私は龍たちを呼び止めた。

 

気付いた龍たちは動きを止めると

2人の人間の姿になって私の船に降り立った。

 

たくましく豪快な、勇ましい若者、という風貌だった。

 

私もいつの間にか船の甲板にいた。

 

私は貿易船を所有する裕福な商人のようだった。

 

呼び止めたものの、何を話していいものやら。

3人で黙って船上から海面を覗き込んでいた。

 

風は吹き抜け、運び、循環する。

波は海底をかき回し、物質を均一にする。

 

彼らは風と波だ、と思った。

 

じっとしていられなくて

うずうずしているのが伝わってくる。

 

彼らは自由だ。

 

ドボンッと同時に海に飛び込むと、

龍になって船底に大きな穴をあけて飛び出し、

豪快に笑いながらまた激しくうねり動き

飛び去って行った。

 

大事な船に穴があいて大損だ。

商売も成り立たないだろう。

沈めば命の危険もあるだろう。

 

でもちっとも不安は感じなかった。

 

龍たちの豪快さと自由さを

私も豪快に笑いながら見送った。

 

龍たちが去ってはっと気づいた。

 

・・・呼び止めてと言われたのに彼らを引き止められませんでした。

 

手の主に報告した。

 

「いいのです。あなたと彼らを引き合わせたかっただけですから。」

 

手の主の、声だけが聞こえた。

 

 

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イメージではもっと激しく迫力があったんですが

いまひとつ絵に表せなかったんですよね。

 

そしたら、見事なタイミングでコチラの記事を

拝読しまして。

 

お願いして写真をお借りしました。

(優子さんありがとう♥)

 

建仁寺 法堂天井画 「双龍図」

2017033011153600.jpg

まさにこんな感じ!!

 
でね、人間ver.はお寺の門の両脇にいる
いかつい像みたいな感じでした。
 
あれなんていうの?
 
と思って調べました。
 
金剛力士(こんごうりきし、梵: वज्रधरVajradhara)は、仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。サンスクリットでは「ヴァジュラダラ」と言い、「金剛杵(こんごうしょ、仏敵を退散させる武器)を持つもの」を意味する。開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。一般には仁王(におう、二王)の名で親しまれている。
Wikipediaより
 
うーん口は開いたり閉じたりしてたけど・・・
とにかく、そんないかついお二人でした。
 
深海龍と雷龍が上下の「トーラス」なら
この二匹は左右方向のエネルギーのような気がします。
 
 
私事ですが、
今の仕事にすごーく満足しています。
 
仕事内容は面白いし
人間関係は良好で居心地いいし
お給料も申し分ない(私には)。
 
このイメージで見た商人の時も同じ感覚でした。
 
でもね、船に大穴あけられて
商売できなくなっても豪快に笑えてたんです。
 
もしかしたら、私も今の超安定した
仕事を失ってもまったく気にはならないのかな、
とふと思ったのです。
そしてこれはそのお知らせなのかな、とも・・・。
 
 
あ、そうそう、「双頭の龍」というタイトルですが
たぶん二匹が螺旋状にがっちり絡まってたんだと思います。
 
双頭とか頭が3つとか、そういうのはみんな
螺旋状に絡まってるのがそう見えただけなんじゃないかな。
 

じゃ、ヤマタノオロチは・・・?

 

八重螺旋・・・?

 

いや、実は・・・

 

 

タコだったんじゃね?

 

 

知らんけど(笑)

 

というわけで次回は「オクトパス」で~す♪