おそらく海の上。
ピンク色の世界が広がる。
まるで胎内の色。
ここではない、異空間。
大きな手に、何かの塊を乗せている。
もう片方の手は花びらを開くような手つきで
塊の形を変えていく。
飴細工のようだ。
様々な方向に開かれた花びらは
銀河のように渦を巻いて世界を形作る。
今、長く引き出された世界が完成した。
・・・ああ、別の次元が創られたんだな。
私はそう思った。
手の主が私に声をかけた。
「ワタクシの、兄たちを呼び止めてくださる？」
手の主が私の存在に気付いていたことに驚いた。
・・・兄たち？
そう思った瞬間、海の彼方からこちらへやってくる存在たちが見えた。
長く尾を引き、激しくうごめく・・・
双頭の龍だった。
つづく
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しゃべったけど顔とかは見えなかったんですよ。
女の人かな？と思われる、
きれいな巨大な手だけ・・・
ニコ・ロビンのミルフルール（アニメ・ワンピースの）
もしくは
仏の手のひらにいた孫悟空を思い出しました。
（こっちはアニメ・ドラゴンボールじゃなくて本家のほう）
で、”仏の手 花”でググってみたら・・・
めっちゃこんな感じ！！
（画像はネット上からお借りしました、回転もしました）
びっくりしました。
ちょっとこれ、誰の手よ！？
私、神様に疎いけど
神様関係の知識ほしいなぁ・・・
と思って古事記。
出た古事記。
いつも古事記。
わかりやすーい解説書を読んでみました。
仏は古事記ちゃうんちゃう？
と後で気づきましたけど。
神様仏様に詳しい方、知識プリーズ！