ブログネタ:部活何してた? 参加中

Ameba×TBS アナCAN 連動ブログ
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サーブカット、サーブレシーブ、サーブキャッチ。
最近は、レセプションというらしい。

レセプションと聞くと、宴を連想するので止めて欲しい。


相手のサーブを受け止め、ボールの威力を殺す。
そして、寸分の狂いもないほどの精度でセッターにボールを返さなければならない。

サーブカットが崩れると、セッターのトスの精度が落ちる。
クイックなどのコンビネーションが使えなくなる。
そして、アタッカーが満足にスパイクを打てない。

つまり、サーブカットは一連の過程を作り出す始原のプレーであり、
全てのプレーの要である。

サーブカットでは、技術力よりも精神力が大切になってくる。
プレッシャーに負けず、冷静にサーブの回転や方向を見定めなければならない。

出来るだけ視線を低く保ったまま相手のサーブをひたすら待つときの緊張感は、もはや味わいたくない。

厄介なのは、自分のサーブカットに対する感覚である。
この感覚がふとしたはずみで狂うと、セッターにボールが全く返らなくなる。

一度あがらなくなると、試合中に感覚を取り戻すことは困難である。
そして、焦りと不安から他のプレーにも影響が出てしまう。

筋トレをすると、この感覚が変化するので微調整に苦労する。

その時の精神状態にも大きく左右される。
精神的重圧を抱えている状態では、通常の状態よりも感覚が大きく異なる。

それは、プロといえども同様である。
五輪最終予選でも、そんな選手が数人いた。

いかにサーブカットに対する感覚を維持したまま試合に臨めるかが、私が最も骨を折ったところでもあった。
中学・高校と全力で取組んだバレーボールであるが、
実はサーブカットが苦手だという事実は内緒である。
ブログネタ:愛煙派? 嫌煙派? 分煙派? 参加中

1秒前の自分と今の自分が、どうして同じだといえるだろう。
1秒後の自分と今の自分が、同じだという保証はどこにもない。

これを可能にしているのは、記憶の連続性に他ならない。
記憶にすがらなければ、アイデンティティは瞬時に拡散してしまう。

しかし、記憶は簡単に歪められてしまうし、ありもしない事を勝手に創りあげたりする。
記憶は曖昧模糊である。

さて、ここで哲学者ラッセルの5分前世界創造仮説を考えてみよう。
5分前世界創造仮説とは、

「我々の世界が5分前に、まさに5分前にそうあったとおりの状態で、
そして人々もまたまったく非現実の過去を覚えている状態で突然存在し始めたのだ」

という仮説である。
つまり、我々の過去における記憶も歴史的建造物もすべてが5分前に創りあげられたという仮説である。
論理的に、この仮説を反証するのは不可能である。

世界が5分前に創られたなら、過去という概念にあまり重要性はなく、
現在という概念にもさしたる意味はない。
ただ未来が開かれているだけの世界・・・

こんな事を考えながら、タバコ吸うとうまいんだよ。
ということで、私は愛煙派。
世界の禁煙傾向を煙に巻くのが密かな夢。

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ブログネタ:梅雨、家で楽しく過ごす方法は? 参加中

アイシェア の調べを参考にすると、降水確率20%から30%にあがれば、
最も多くの人が傘を持っていこうと決心しやすくなるようだ。



天気予報において降水確率は必ず登場する情報であるが、
雨が降るという事象を確率で表す意味が果たしてどれほどあるのだろうか?

降水確率とは、「1mm以上の雨が降る確率を計算している」そうだが、
1mm以上の雨が降る確率を算出する理由を知りたいところではある。

知りたい情報は雨が降るか降らないかであって、雨が降る確率ではない。
なぜなら、雨は降るか降らないかだから。
どれくらいの雨量が降るかになると知りたい情報ではあるが。

だいたい、降水確率20%と30%といった場合、
それらの間の差はどれくらいなのだろう?

降水確率は、気圧配置・季節・時間帯・雲の位置などなどに重み付けして算出されているのだろうか?

降水確率は統計に基づいて算出されているから、立派な科学的指標だと主張する人がいるかもしれない。
確かに統計は世間に満ちているが、統計で表す必要がないものもあるはずである。

例えば、日本人女性が生涯に生む子どもが平均1.02人になったというときの、
0.02人って何でしょう?
0.02人の人間って存在するでしょうか?

例えば、イチロー選手が残り試合において1試合平均1.5本ヒットを打てば新記録を達成できるというときの、
0.5本って何でしょう?
0.5本のヒットってあるでしょうか?

つまり、統計的に表すとわかりづらくなる事象があるのである。
降水確率もその1つだ。
相対的に把握できるからという意味の分からない言い訳はいらない。
時間・得点などは算術平均でも分かりやすいけども。

雨が降るか降らないか、どうしても確率で表したいならば0%か100%でいいじゃないか。
そして雨が振るか・降らないかは、それぞれ独立の事象だから、どちらかの事象が起こる確率は50%だ。

それじゃ、天パで眉毛の太いどこかの気象予報士にコイントスで決めてもらってもいいのではないか?

降水確率の正答率は60%くらいなんだそうだ。
だから降水確率が60%ならば、雨が降る確率は36%であり、降らない確率が24%で、
残りの40%に「外れたらすいません」的な要素が含まれているのだろうか?
などと思い、雨が降っても許してあげよう。

天パの彼も許してあげよう。

あー、なんか分からなくなってきたな。

などと連想ゲームのように、正確性にも根拠にも欠ける思考を数珠のように繋いでいくという遊びにより、
梅雨時期にも家で楽しく過ごせるのではないだろうか?

埋没費用 (sunk cost) とは、事業などに投下した資金のうち、
事業の撤退・縮小を行ったとしても回収できない費用をいう。

合理的に行動するなら、投入した資金が埋没費用として考えられる場合、
早期に見切りをつけ、別の行動を起こしたほうがよい。

例えば、映画館に映画を見に行ったとしよう。
その映画がつまらなかった場合、映画に投入した資金を埋没費用とし、早めに映画館を出た方が合理的になる。
つまり、つまらない映画を2時間見るよりは、その時間を別のことに回した方がよいということだ。

では、つまらない授業はどうだろうか?

学費はすでに払っているので、つまらない授業の学費分を埋没費用と考えるべきだろうか?

それは当事者の自由だが、経済学の研究者は埋没費用のことをよくわかっている。
なぜなら、経済学関連の授業では出席を取らないことが多いからだ。

埋没費用を考慮するのは学生なので、出席を取るということは、
その考慮を制限することになるというのが経済学者の意見である。

しかし、経済学は合理的に考えすぎる。
そこまで合理的な人間は少ない気がするがね。
[参考文献]

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ブログネタ:私、○○恐怖症です 参加中

人間の感情の中で「恐怖」は、最も根源的かつ原始的である。

それは動物においても同様である。
恐怖は、自らが生き残るために最も重要な感情なのである。

恐怖という感情は、脳の扁桃体が活動し、大脳皮質によって生み出される。
恐怖自体は扁桃体で生み出されるわけではなく、脳の神経活動の副産物にすぎない。

生み出された恐怖は、脳に記憶として植えつけられる。
扁桃体は、記憶力を促進し強固にする。
記憶に植えつけられた恐怖によって、危険な場所・敵・食物には近づかないようになるというわけだ。

さて、サルの扁桃体を破壊するとどうなるか。
イヌやヘビといった天敵に容易に近づくようになる。

しかも、イヌと交尾をしようとし、ヘビを口に咥えてしまう。
つまり、(オーラル)セックスの欲求が暴発してしまうわけだ。

ネコの扁桃体を破壊した実験では、
4匹のネコを同じ檻の中に入れておくとオス・メス関係なく交尾し始めるそうだ。

ネコのオスの生殖器には剛毛が生えているため、交尾時にはメスに多大な激痛が走る。
交尾時にメスが耳をつんざぐような声をあげるのは、痛みによるわけだ。
それにもかかわらず、交尾は止まらない。

人間の場合は扁桃体(+側頭葉前側皮質)を損傷すると、

クルーバー・ビューシー症候群という名前のつく症状が現れる。

何でも口にふくむようになり、何とでもセックスしようするそうだ。
ある男性は、歩道相手にセックスを始めて逮捕されたという。

このような事例を考えると、欲求はすでに存在していることになる。
それを扁桃体が活動することで押さえつけているということだ。

扁桃体の活動が我々の理性の座ということになるのだろうか。

ここで注意したいのは、恐怖が理性を生み出しているということではないということだ。
しかしながら、セックスは恐怖により支配され、理性を保っている部分があるのではないかと考えることがある。

セックスは最も死に近い行為だと言ったのは、田口ランディさんだったろうか。
非常に理解できる。

セックスは死に近づくということで、とてつもなく恐ろしい行為なのではなかろうか。
ビクビクしながら、ピクピクしちゃう!みたいなね。


でもね、私は裸の美女が自分の部屋で横たわっていても、
一晩中その美女の絵を描いていられる自信がある。


強力な理性は、強力な恐怖からきているかもしれないという話。

そんな自慢は、どうでもいいですねと。


[参考文献]


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