病人子供が戦場にいるなんてのは(230325霞ヶ浦/牛渡) | すずめの野釣りブログ

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茨城のへらぶな釣りを中心とした釣行記をサブ☆カルに乗せてお届け~♪

土砂降りだった先の週末は!

またまた懲りずに霞ヶ浦で竿を出して来ました~

 

温かく晴れて微風の釣り日和の日なんて最近はいくらでもあるのに、なんでこう週末ばかり悪条件なんでしょうかね~(#^ω^;)

“週末限定へら師” にとっては、心底恨めしい週末が続いていますよ…

しかしながら今回の雨の週末は、直前の木・金曜日は都心では夏日を記録したぐらいの超温暖気候の後。

加えて、この日は一応10℃台後半まで気温が上がる予報であり、最高気温が10℃にすら満たなかった冷雨の次の日に当たった前週日曜釣行に比べれば、幾分マシか??

 

ということで、今回は春の嵐に揉まれること覚悟で霞ヶ浦本湖へ突撃してきたのであります!(`・ω・´)ゞ

 

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11:00 実釣開始。

場所は、そこそこ強い雨&風という悪条件ですが、あえて遮るもののないオープンエリアを選びました。

例年実績の高い沖提内の浅場エリアは今春は原因不明の “絶不調” が続いていましたから、雨風が多少凌げるとしてももはやトラウマで入れないってモンですよ…(;^ω^)

 

セッティングは、竿18尺、バランスの両グルからスタート。

で、開始しばらくは全く反応ナシの時間が続きます…orz

冷静に考えてみれば、決して温かい雨とはいえない同日…

あ~今週もダメな地合いなのかぁ?と絶望しましたが、前週と違って沖でたまにヘラらしきシルエットがライズしている??

いずれあれが射程距離内に寄ってくることに期待し、餌を打ち続けました。

 

そして開始から1時間50分。

寄せも意識したバラグルセットに変更して餌を打っていると、水面のウネリのせいなのか、はたまた、魚のせいなのか、小さいながらも不自然に浮いたり沈んだりしているように見えていた浮子が、明らかに喰い上げたッ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

イイのが出ました!丸々と太った395~!!(*´ω`)

下尾ビレが削れているので、乗っ込みのために浅場にやってきた成熟個体ですね~

 

これで一気に気分が良くなり、さらにデカイのを釣るぞ~い!と気合が入ったのですが…

ここからアタリは頻発するものの、中々ノラねぇ~(;'∀')

早合わせ過ぎる??と焦りを鎮めようとしても、前週の貧果のせいもあってアタリに飢えていたこともあり、大きく浮子が動いてしまうともはやアワせずにはいられんっ!!(爆

で、丸々太った好プロポーションのヘラは尽くスレ…

その反面、口掛で釣れてくるのは…長さばかりある体調不良のガリベラや↓

8~9寸くらいの小ベラ達ばかり…↓

尺3寸級の腹パン個体も掛かったのですが、そういう理想個体に限ってスレ…(´;ω;`)

まるでこちらの心の中を見透かされているようで、釣れているのに何だか段々と嫌な気分になってくるという妙な状況になっちゃいましたよ…

 

一方、その後もカラツンが多いですが浮子の動きは活発で、一時は両ダンゴにしないと馴染みが上手く出せないレベルに。

ナイターも少し試したのですが、すぐに日中とは打って変わってのアメナマ地獄と化したので、適当に屠って終了としました。

 

19:20 納竿。

釣果は、ヘラ16(395,357,294,402,356,365他)、コイ2、アメナマ14、この他ヘラスレ&引っ掻き多数でした~

 

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春の嵐に真っ向勝負を挑んだ今回…

悪天候の中でも今週も無事に釣りができた! 日中から本命を存分に拝むことも出来た!!…だぁがしかし!!?

最初の1枚以外、私が釣りたいような個体に限ってスレを喰らい、釣れたのはガリベラか小ベラばかり…

「病人子供が戦場にいるなんてのは気に食わないんだよ!消えな!」と、思わず極悪人の顔で吐き捨てたくなってしまいました!(ぇ

むしろ「戦場には、女(腹パン妊婦)!」と…傍から聞くと「なんと破廉恥な!」と非難される異常な願望がダダ洩れしちゃいましたよ~(ォィ

 

釣り人とは、実に自分勝手な存在です。

釣れなければ「釣れねぇ」と文句を言い、釣れれば「釣りたいのはコレじゃねぇ」と不満を垂れる…

しかし実際に重要なのは、偶然得た釣果などではなく、その釣りを通して得た “経験” なんだと思います。

そして、今回私が得た “経験” は…「やっぱり春の嵐はイイ!」ってことですね♪♪

浮子の動きだけ見れば、ここ最近続いていたスランプが少し吹っ切れたような気がします!

雨に濡れて釣り人には厳しい状況ではありましたが、竿を出しておいて良かった!と思いましたよ~

やはり、“釣り人が釣りやすいかどうか” は、水中の住民らにとっては微塵も関係ないってことです。

水中の変化を主眼に(そしてそれが釣り人にとっては如何に不都合であっても!)、今後もあらゆる状況に臆せず挑んでいきたいと思いますッ!!(^^ゞ