小春日和となった先の週末は、急遽1泊2日の山梨遠征へ突撃ッ!
河口湖、相模湖で竿を出して来ました~
山上湖、ダム湖でも続々とパンパッンに膨れ上がったビッグママンの釣果報告が上がって来ている今日この頃。
私も一度、一枚でいいから、そんな釣った本人すらもブルっちまうような “モノホンのビッグママン” を釣ってみたい…そう意を決し、山梨の山上湖行きを急遽計画!
というのは、さらに前週の春の嵐となった週末は、河口湖でかなりの好釣果が出たという情報をアメブロで複数見かけたからなんです。
その1週間後なら「ヘボの私にも1枚くらいは釣れるのでは?」と、甘~い期待を胸に挑戦したのですが…
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【1日目: 河口湖/長浜】
9:40 実釣開始。
場所は、河口湖の奥の方のこんな場所↓
当初は、4年前の春に初めて河口湖を訪れた際に竿を出したこの対岸のアシ原に座を構える予定だったのですが、現場に着いたら「魚類採取禁止」のブイが浮いていたために断念。
こちら側へ移ってきました。
なお、前週は同所では好釣果が出たという話ですから、この日は平日の金曜日とはいえどもどの座もかなり混んでいるのではないか??と心配していたのですが…全然全くもって誰もいねぇ!?(爆
また釣れなくなっちゃったのか…何だか嫌な予感がします…(;^ω^)
セッティングは、竿24尺、バランスのグルバラセットにて開始です。
棚は2本強で、底にはたまに障害物(枝やドブガイの殻)があるものの基本的に平坦な砂地で、水中環境は良い感じ。
開始から2時間ほどな何もなく経過しましたが、正午頃には次第に左手側からの風が強くなり、流れが出始めた!
これに伴い下ハリスBガン玉錘で仕掛けを止めようとしたら…ん?仕掛けが止まらねぇ??
何だかズル、ズボッと浮子が上がっては流されてしまうんですよ。
通常、流れが強すぎるのであれば、浮子がシモって水没するハズなので、逆に浮子が上がってくるのは不自然…
これは何かが近くにいる??と警戒していたら、案の定、すぐにドキューン☆と浮子が入ったぁ~!?
だがしかし、これは何らかの大型のスレらしく、ハリス切れに。
その後、再び魚の気配が無くなってしまいました…orz
次に浮子が動いたのは、15:00頃。
正午の地合いと同様に、ハリス錘で止めていた浮子がズルッズルッと上りはじめ…今度はキッとイイ感じで落とした━━━━(゚∀゚)━━━━!!
が! 軽~いッ!!(´;ω;`)
残念ながら、外道の大型ウグイ(尺半玉なので40cm近い)でした…
てか、あまりにも釣れないので、思わず玉網使っちゃいましたよ~
ここからいよいよ本番の夕間詰!?、、と期待したのですが…
同日はこれまで曇天+横風だったのですが、ここにきて急に晴天・微風の “良い天気” に変わってしまった!?
で、今まで曇っていたせいで分からなかったのですが、晴れた状況で湖を見渡してみると、水が物凄くスケスケなんですよね…
この透明度で、曇りや風すら無くなったら、魚は全然喰って来ないってことですよ。
そんな感じでチャンスのハズの夕間詰は、感度の良いバランスに戻していたのにも関わらずノーピクに終わりました~(◎Д◎)クアッ
残るはナイターしかありませんが、同所は「夜間の遊漁」が禁止。
但し、日釣遊漁券承認証(880円)の裏には「遊漁時間は日没1時間後まで」との記載があります。
よって、もはやこの1時間に賭けるしかありません!
あ"~まさか、この奥の手「日没後1時間」にまでもつれ込むとは思っていませんでしたよ~(;´Д`)
日没後は右手側からの風がやや強めに吹き始め、好機のやや荒れ具合に。
しかし、ナイター浮子チェンジ後も一向に浮子が戻してこない!!
残りあと40分…30分…と、徐々に絶望の雰囲気に包まれます…
ですが、あと20分のところでようやく浮子に返しが出始めた!?
しかもこれまでの浮子の返しとは異なる、バラケ抜け2節上げでピタリと停止しそこからモゾモゾする返し…こ、この動きは…ヘラッ!
ここで奇跡の大逆転!!?ーーー…とはなりませんでした~~(´;ω;`)号泣
掛かったのヘラのウロコだけぇ!!(爆死
18:50、日没後1時間を迎え涙の納竿。
釣果は、ウグイ4、ブルーギル1でした~
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【2日目: 相模湖/上野原】
大期待だった初日の河口湖で真逆の激渋&大爆死を喰らい、凹んでノロノロと到着した相模湖…
しかも2日目は前日よりも更なるドピーカンの晴天ときたものだから、もう何をやっても釣れそうな気がせず、全くヤル気ナッシングだったのですが…
現場に着いてみると、なんと!アシ中で小規模ながらハタいているではありませんか!!
これを見たら一気にヤル気が盛り返してキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
釣り人とは実に単純な生き物です…(;^ω^)
13:45 実釣開始。
一旦別所に入ったものの気に入らず、二転三転して最後に決めた釣り座はこんな場所↓
というのはこの場所、乗っ込みベラの往来がスゴいッ!!↓
写真じゃ見づらいと思いますが(拡大してみてください)、竿掛けの先端下を巨ベラとはいえないものの、40cm級の乗っ込み集団が結構な頻度で行き来しているんですよ!
この時期、一般的な観光客は満開の桜を眺めて心を癒されるのかもしれませんが、我々ヘラ師は、この水中映像を眺めて大☆興☆奮って…なりますよね??(≧▽≦)♪
セッティングは、竿18尺、バランスのバラグルセットからスタートです。
正面の棚は1.5本程で、左手ほど徐々に深く、右手のアシ原際は浮子1本まで浅くなっているという、左右カケアガリの地形です。
肝心の浮子の動きですが…なんと1投目から嬉しくない速攻の消込アタリ!!(ぇ
というのは、相模湖は河口湖と違って小ジャミが物凄いんですよ…
その正体は、大型の針には掛からないようなコイツら↓
少しでも水深のある場所は何処に打ってもコイツらのせいで全く餌がもたず…という感じで、早くも嫌になってきました。
仕方なく、右手のアシ際へ、集魚を抑えた両グルで、カッツケ斜め打ちをしてみることに。
すると、ゆっくりを浮子が返してきて、なかなかイイ雰囲気じゃないの~??
と思っていたら、クッと浮子が落ちてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
って、お前か~い!!(;^ω^)
深場は小ジャミ、浅場はカメと…大型ベラの群れを眼前にして、今度は食欲旺盛な外道に泣くこととなりました~(´;ω;`)泣
その後、日没直前の30分程のみ、アシ際で大型魚類の気配がありましたが、4連発のスレ(恐らく)で、ハリス切れ&すっぽ抜けで、姿すら拝めず。
ナイターでは潔く再び正面の1.5本棚を集中的に狙いましたが、日中とは打って変わって生命反応自体がなくなり、ニゴイ・ウグイをポツポツ拾うだけに終わりました…
21:35、撤収作業&帰路の長距離運転を考えるとここが体力の限界と判断し納竿…
釣果は、ニゴイ4、ウグイ4、オイカワ1、アカミミガメ3でした~
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私もいよいよ “モノホンのビッグママン” を釣ってみたい…
そう願って、前週は好調と聞いた河口湖、そしてオマケで相模湖に挑んだ今回でしたが…
結果は、大爆死ぃ!!
河口湖は、やはり水の透明度が高い湖であり、天候が回復してしまった同週末はどうにも喰いが立たない状況でした。
相模湖では、小規模ハタキ中&大型ベラの群れを眼前を往来という状況ながらも、逆に乗っ込みに夢中で摂食行動は弱い状況であり、食欲旺盛な外道にやられてしまったという感じでした。
しかし悪条件ながらも、どちらも一瞬ヘラチャンスがあったような気がしますが、そこは私の力不足で本命のアタリにつなげることができませんでした…
い"や"ぁ~~悔しいッ!!(;`皿´)グギギ
いくら自分が見たことがないような大物が目の前にいたところで、アタらなければどうとうことはありませぇ~ん! 誰か、援護願います…(ぇ
だがしかし! これでいいっ!!(キリッ
膨大なコスト(宿泊費、ガソリン費、高速費、釣り台・ウェーダー・高枝バサミなどの特殊装備etc)と破滅的な労力(危険を伴う釣り台設置、ナイターの防寒対策、長距離運転、帰ってからの装備の泥落しと修繕etc)を費やしても、結果は何の価値も無い本命凸!!
こんな狂ったスリルのある釣りは、“へら鮒の野釣り” 以外、私は知りません!!
一方、このハイリスクがあるからこそ、野釣り遠征釣行は負けられぬぅ! だからこそ次こそは上手くやってやるぅ!! と…沸々と闘志が湧き、一層と病みつきになるのですよ~p(Φ∀Φ)qフォォォ
実際、今回の釣行でも、私は釣り座に拘って両日とも何度も何度も移動・修正を行い、こまめにバランス/ハリス錘/ドボンといった仕掛け交換や餌配合の変更もして、ホントに最初から最後一投まで希望を捨てずに全力を尽くしました。
この気持ち、まさしく野釣りに対する “愛♡” だ!(は
山上湖・ダム湖の乗っ込みは梅雨時までチャンスがあるみたいですね。
今回はちょっと天候が良すぎた(私、晴れオッサンなので)ため、増水・濁りが発生しそうなタイミングで、随時リベンジに挑みたいと思います~(^^ゞ