お酒の話おわり | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

酒という言葉の由来は

栄え水=さかえのき
 
きはお神酒のき 
さける=邪気を避ける 

クシ=奇し 
木の窪みなどにある、飲むと不思議な気持ちになるものということで。 

クシの神(久志能加美、久斯榊)ともいわれたそうだ。

酒に関する季語は
新酒(新走り=あらばしり
今年酒、早稲酒=わせざけ)古酒、ふるざけ 利酒、聞酒、そして、濁酒、だくしゅ、どぶろく、どびろく、中汲、猿酒、猴酒、温め酒、などとして、秋の季語になっている。 

他に 
寒造 寒中の水で醸造した酒のこと

鰭酒 乾燥した河豚の鰭を焦がしめに炙り、熱燗に入れて作るお酒 鰭の代わりにふぐ刺しの切り身を一枚入れたものは、身酒という。

玉子酒 卵酒 
酒を煮て熱し、そのままのものと、マッチで火をつけ、アルコールを飛ばしたもの(いわゆる、煮切り)に砂糖と卵を加えたものと
二通りある。
風邪を引いたときなどの滋養の為に飲む。

生姜酒 すりおろしたひね生姜の汁を酒に加えたもの。好みにより、砂糖を加え、風邪の薬とする。

霰酒 慶長年間に始まるという奈良の名産で、猿沢の池に浮かぶ霰をヒントにして作られたとも言われる。
餅を薄切りにし、焼酎を塗って乾かし、細かい霰にし、味醂を入れ、密封し、熟成させたものと、糯米の糀を酒に浮かべただけのものとがある。
四季を通じて奈良の土産物屋で売られるが、霰から、冬の季語になっているそうだ。

松葉酒 五月頃、松の新芽を用いて造った酒

糟湯酒
酒の糟を湯にといたもの

など、冬の季語がある
 
料理で、水とお酒を半々に割ったものを、東京の古い料理人は、玉水、と言うそうだが
これは、お酒を、玉川の水で割ったことに由来するそう。

だったら、隅田川の水で割れば、隅水になるかと思うのだが
聞き及んだところによりますと、江戸の昔は、水売りという者が来て、それが玉川の水だったことからそうなったのだとか。 

加えて滝の落ちる様子もまた
上流を荒波(アラナミ)
中流を白糸(シライト)
下流を玉水(タマミズ)と言い
時には、
滝自体を玉水と呼ぶこともあるそうだ。

酒一杯にして人
酒を飲み
酒二杯にして酒
酒を飲み    
酒三杯にして酒、
人を飲む 
と言ったのは
千利休なのだとか。

この他にも
酒は礼に始まり,乱に終わる
などという言葉もある。

何事もほどほどに
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昭和の頃
時代劇の悪役を演じる人が
東さんという若い女性と二人で料理番組に出ていたのだが 

悪役の人は大層お酒が好きなようで
料理が進むに連れて 
コンプラ違反を続発させていた 

10年よりずっと前の話なので特に話題にも登らないようだが

この悪役の人は
私が通っていた高校の
校長先生に似ていて

その他にも
萩本欽ちゃんに似た
古文の先生と
次郎さんに似た数学の先生がいて

教室で初回のご挨拶をされるときに
数学の先生が真面目な顔で
あとから見える古文の先生をみても
きんちゃんに似てると言わないようにと

箸が転がっても
可笑しい年頃のJKに
そんなことを言うから
古文の先生が見えた時
あまりもそっくりさに
笑いが止まらなくなり
机ごと廊下に出されたことがあった

お酒に酔って感情のブレーキが効かなくなるのは、たぶんあのような状態を言うのだと
思う
だから、私は深酒は避けている


しかし世の中は
酒に付き物の鍋の
美味しい季節

今は、うっかり女性を触って訴えられると、お酒の上での失態とは認めてもらえない時代のようなので

 酒を飲めない人は
人生の50%を無駄にしている。 
といいながら
酒を飲む人は人生の大半を無駄にしている。 
などともいうそうなので
世の中のお酒が好きな皆さん、くれぐれもお気をつけ下さい


因みに酒飲みを
上戸(じょうこ)とか下戸(げこ)と表現するのは、昔、税を納めた額でお酒が飲める量が決まり、たくさん税を納めた家を上戸(じょうご)としたことに由来するとか 

そして酒の飲みを左党とか左利きとするのは
大工さんが鑿(のみ)を左手でもっていたからだそう