2010-9-15Amebaブログから
今日(2010年9月15日)
以前住んでいたところの近くに
天皇皇后両陛下がお見えになったそうです。
旧鎌倉街道の道沿いだから、葉山の御用邸に行かれる途中に寄り道したのでしょうか…。
天皇皇后両陛下と言えば、何年か前に、山下公園の通りで、これから偉い人が来るから、ここから動かないように、って
警察の方に言われたところに娘と二人で立っていたら、その至近距離に、お二人の乗る車が止められて、
天皇陛下と目が合ってしまって、
陛下の ?? ってお顔を見てしまい
さりとてそこから動くわけにも行かず、
車が動き出すまでの間、ものすごくばつが悪かった思い出があります。
たぶんこんな経験をしたのは、私たち親子だけだろうと思いますが、
何年か前に葉山のお店に入ったら、その前日、雅子様がお忍びで見えたそうで、
雅子様が目の前に立った途端、その気高さに何もいえず、固まってしまったって、お店の人がとても嬉しそうに話てました。
皇族に遭遇する庶民も大変だけど、
皇室の方も大変なんだろうなあ、って思う今日この頃です。
=================
先日、40年ぶりに成年皇族の式典が行われて、特に躾を学ぶ学校に行かれておられない方なのに、その所作の正確さは、流石だと思った。
私が通っていた高校の近辺には幾つかの女学校があり、中には華族の娘が通うために建てられたという学校もあり、それに倣ってか、母校でも躾(しつけ)という教科があり、日頃の所作について厳しく指導された思い出がある
例えば挨拶にしても
会釈、普通礼、最敬礼、それぞれに、15度、30度、90度、と、角度が決まっていて
椅子にかけたり、立ち上がったりすると時は、三足引きとして
椅子の左真横に立ち、左足を半歩前に、右足を左足に揃え、左足を椅子の前に、右足を左足に揃え、座る
というふうに三度の仕草で行うと
挨拶に関しては当時の生活の中で大人達が普通にしていたことなので、それほど難しいこととは思わなかったが、いざしてみると、背中が丸くなっていたり、手先が揃っていなかったりして、その度に躾の担任からダメ出しをくらい
内心、こんな学校から皇室に嫁ぐ人など居ないのに、と、反抗的に思っていたら
高三の時に、卒業された先輩が当時皇位継承20番以内の方と結婚されて
何事も学んで無駄というものは無いということをしみじみと悟った。
最敬礼について、45度とされるのは、一般の人に対してであり、やんごとなき人に対してはさにあらずなのだそう
やんごとなきと言えば
皇后陛下は長きに渡り、適応障害で苦しまれていたが、かつて週刊紙の小さな記事に、実際は、今でいう妊活を目的の治療を受け、少しでも兆しがあると、外出することは出来ないとあり、その時期が終われば普通にお出ましになると書かれていて、
今の御様子を拝見すると、なんとなく、なるほどと思うが、それであっても御体に相当な御負担があったことだろうと思う
その当時、皇后陛下は御自身の才を活かして
諸外国からの親書にお返事を書かれるお仕事もされていた
という記事を別の場所で読み
あの頃の皇后陛下は
今の、働きながら妊活をする女性と同じだったのだと思えて
妙に近しい気分になってしまう自分がいるが
昭和天皇にお仕えしていた方の回顧録に、天皇陛下は選ばれてなるわけではなく、陛下になるべくしておうまれになられたとあり、
また、そのお立場の人は幼い頃から所謂他人の中でお暮らしになり、例えば夫婦でも親子でもでも同室でお休みすることは無いとあり
庶民の生れで良かったと心から思った
故に
躾の授業は
実生活では普通礼くらいで済みそうだ
因に日本においては天皇陛下は近年、男子男系を宗にしていて、その男系の後継者に当たる方は旧皇族を含めると百位ほど存在されるとか