萩 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

■ 2003/08/11 (Mon)横濱俳句倶楽部ほのぼのとから

 

今日は、根岸の競馬場で、競馬が行われていた頃の様子を背景にした、かんかん虫は唄う、という、小説を書いた、吉川英治の生まれた日なのだそうだ。

 

彼が生涯弟子という者を持たない、と決めていたそうだが、晩年になって、唯一、杉本苑子を弟子として認めたという。

 

その杉本苑子の作品に、萩の花をモチーフにした小説がある。

 

その題名も、長勝院の萩という、正室築山殿と子信康、そして、信康に嫁いだ織田家の娘徳姫、側室、長勝院お万、それぞれの人間がの織り成す、人生模様の中で、少年から、青年へと成長していく、徳川家康を書いた小説。

 

長勝院の萩とは、側室お万の住む家の垣に咲く萩のことだ。

 

最近は、家の並びも変化して、あまり見られなくなったが、学生時代に、秋が深くなった頃、鎌倉に行くと、家々の石塀から、萩の花が溢れ咲いて、その花弁を惜しげもなく、撒き散らしていた。

 

萩の花の名前の由来は、葉を落とした古い木から、再び芽を出すことに由来する「生芽(はえぎ)」の転訛と、小さな葉が歯の形に似ているので「歯木(はぎ)」であろう、と、いう説があるそうだ。

 

俳句の季語では、山萩、鹿鳴草、鹿妻草、玉見草、庭見草、初見草、古枝草、もとあらの萩、初萩、萩の花、野萩、小萩、真萩、萩散る、こぼれ萩、みだれ萩、萩原、萩の戸、萩の宿、萩の主、萩見、などがあり、秋の季語としている。

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萩が咲き出すと心なしかそれまでの酷暑が収まっているように思う


ここ数日暑さから逃れるために冷たい飲み物ばかり飲んでいたら、すっかり胃の腑を壊してしまい、スマホで色々と検索して出てくる最悪な病名にすっかり気持ちが落ち込んでいた

私は怪我などには狼狽えたりはしないが、見えないところの痛みには滅法弱いと自覚している


二ヶ月ほど前血液検査をしたのに、医師が結果報告を忘れて、薬局からその忘れた話をされて、何処か問題でも有ったのでしょうかと聞くと、とくに何も言ってませんでしたとのことだったから、たぶん大丈夫だと思うが、そろそろ覚悟を決めて全身の検査を受けるべきか迷っている


とりあえずはこの暑さがすっかりと収まってからの話だが

 

 

 

 

■ 2003/08/10 (Sun)  道

 

 

1920(大正9)年、の今日、日本初の近代的な道路整備計画が決定した、ということで、今日は道の日なのだそうだ。

 

道で思い出すのは、北原白秋の、この道。

 

そして、高村光太郎の