犬 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

■ 2004/05/14 (Fri)横濱俳句倶楽部の文章から


今日は1796年にイギリスの外科医エドワード・ジェンナーが

8才の男の子に牛痘を接種した日で、種痘記念日なのだそうだ。

翌年、天然痘が流行したのだそうだが、男の子は伝染せず、

実験の成功を裏付ける結果になったのだとか。

我が家の犬は今日、狂犬病の予防注射を打ちに行った。

その病院での注射は二度目だったが、ひと月ほど間が開いていたためか、

怖がることも無く施術台に乗せられ体重を量って貰い、

そして、餌を入れたお皿を持った先生が現れた。

それほどお腹が空いていないのか

ひとかけらを軽く口に入れてはお皿に戻して遊んでる風だった。

そのことに気を取られているうちに

先生は何秒かの早業で打ってしまった。

痛がって一度鳴いたが、それを見た先生があやすために餌を与えようとすると

今度は怒りの声で鳴き出し

息子にしがみ付くと、息子の服の中に顔を隠してしまった。

その餌を食べた後痛い思いをしたことを学んだようだ。

犬が小さい為かこんな行動を見るととても賢く思える。

しかし実際に犬は賢いと思う。

私が小学生の頃、隣の家で犬を飼っていた。

母はその犬を、特別甘やかすわけではないが、何時も餌を与えていた。

あるとき母は、祖父の葬儀の為に

自宅からバスで8つほど先のバス停まで行き

そこから歩いて10分ほどの実家に帰った。


実家で用を終えて、台所の戸を開けると

何処をどうやって来たのか、お隣の家の犬が伏せをして母を待っていたのだそうだ

母はまさかバスに乗せることも出来ないのでそのままにして帰ってきたが、と

その犬のことを一晩中心配していたが

犬は翌日の朝、いつもの通りに我が家の台所に顔を出していた。

我が家の元の犬もまた

私が留守にするので当時小学生の娘に何かあったら守るように、

と、告げて出かけた後、修繕のために庭から入ってきた

いつもは懐いている電気店の店主にいきなり吠え掛かり、噛み付いたそうだ。

私が悪戯に娘をぶつふりをすると、私にさえ軽く吠え掛かっていた。

小さいときは、可愛さのために甘やかし、躾をせずに

大きくなり、持て余し、そして遺棄される犬が

今でも絶えないそうだが、犬を飼うとは、遊びの延長ではない

という自覚が大切なのかもしれない。

茨城県のサイトによると、だが

神奈川県では捨て犬が少なく、仔犬については希望者が順番待ちなのだそうだ。

そんな記事を読むと、なんとなく嬉しい。

が、我が家でも心して飼わなければならないと、改めて思う。
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神奈川県では1991年に英国のエリザベス女王が来日した折に

横浜の保土谷にある英国人墓地に来られて

その会見の席で日本の動物愛護について苦言を呈されたということで

当時磯子におられた獣医の方が賛同し

今でいう保護犬の譲渡会をするようになり

ネットなども駆使して

10年ほど前から殺処分ゼロを更新していると聞く

 

県や市での条例も毎年更新して刑罰まで設けられた

今は多頭飼いについては申請が必要とされている

 

それでも保護される犬は後を絶たず保護施設は満杯になっているとか

 

5月11日に大水害が起き

百人以上の犠牲者と同様に100人以上の行方不明者の出たブラジルの

リオグランデドスル州では、水害に有って孤立した馬や犬、猫などを救出し

犬に関しては犬用の避難所を設けている様子が流れていた

 

動物との共存についてまだまだ考えなければならないことがありそうだ