面白い話を聞いた
インターネットについて、どんな風に広がるかを検証するために
余り裕福ではない国に最初に広めたために
その頃裕福だった日本ではそれほどには広まらなかったと
それでネット人口の多い国を調べたところ
一番はアラブ首長国連邦で 100%とあった
二位 サウジアラビア 98
三位 ノールウェー 97
四位 デンマーク 96.55
五位 大韓民国(韓国) 96.51
六位 イギリス
七位 スウェーデン
八位 スイス
九位 スペイン
十位 香港 93.1
日本は辛うじて80%台
中国は独自のSNSを使用しているために数字に反映していない
この数字を見る限りネット人口と貧しさは無縁のようだ
そこでInstagramでのタレントのフォロアーについて
父親がテレビ局に勤めているという留学生の子に聞くと
韓国ではLISAという女性が一番で1億以上だそう
彼女にその理由を聞くと
韓国では海外で活躍する人を組織的に応援しているからだと思うと
成程、LISAという人のInstagramを見ると、ファンが作っているInstagramは
日本のような感想文的なものではなく
彼女の活動を一緒に啓蒙していくというそんな感じだった
香港の歌手に至ってはファンが作った応援ページまで存在していたが
完全な公式サイトで動画を拡散していて
観光協会などの公式Instagramも全てフォローし、随時彼の動画や写真を載せている
それに香港には日本に特化した香港サイドのInstagramがあり
逐一日本の状況を報じていて、日本のメディアより早く正確に情報が得られたりするが
そこにはインフルエンサー的な日本のタレントたちも取り上げられている
日本で同じことが出来るかと言えば
観光協会が特定のタレントを持ち上げるとクレームが来そうだし
メディアがリードする世論的にも難しいような気がしないでもない
思い起こせば韓国の高視聴率ドラマの最終回に物足りないファンが
このアメバのブログを通じて一丸となって望んで
二人の結婚式をするという特別な番組が放映されたことが有ったが
タレントが日本から外国で活躍するために
祖国を捨てていく覚悟を持たなければならないほど敷居の高い時代の終焉は
メディアや世論などではなく
タレントを推すファンの思いが一つになって作っていくものなのかもしれない
問題はネットの普及率だが、その点については30年以上前のIT革命の時代から
変わって行っている様子が全く無いので、期待出来ない気がする