映画 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

今日は1951年に総天然色の映画が日本で初めて上映された日として

カラー映画の日なのだとか

 

因みにこの総天然色の映画は『カルメン故郷に帰る』

 

東京のストリッパーが都会の娘を連れて軽井沢の浅間山の麓の故郷に帰る

自分の仕事は芸術作品だとして疑わない娘と

ストリッパーの意味を理解していて涙する父親

田舎では芸術を理解されないとして都会に帰っていく娘

 

古い話のようだが

今の時代にも割とこのような考えをする人を多く見かける

 

夫のマイナンバーカードを作成するにあたって

既に自力での行動は出来なくなり

サインをするのさえも難しい状態だけど、と

市役所に問い合わせると

もし代理申請するのであれば委任状と

写真付きの双方本人を証明するものが必要

と言われて夫を地域の役所の窓口に連れて行った

 

すると窓口の担当者が

本人が来ても顔写真付きの証明書がなければ発行出来ないという

 

パスポートの期限は過ぎて、運転免許証を返納した夫には

顔写真付きの証明書は無い

 

マイナンバーカードとは

本人を証明するために作るのではないのかと聞くと

 

決まりですからと

 

ならば証明書の無い人はどうやって申請するのかと聞くと

答えることをしない

再び教えてくれませんかと問うと

涙声で決まりですからと

 

私は自分のマイナンバーカードの申請をしたのちに

市の職員が発行手続きをしているところでその確認をすると

内容を聞いた職員が書類を持ってきてくれて

夫はその場で申請が出来た

 

これは私の想像でしかないが、マイナンバーカードを作るにあたっては

決まりは有っても臨機応変な応対を認められているということなのだと思う

 

分からなければ他の人に聞く、という至極単純なことが出来ず

結局役所の窓口で泣き声を出す

 

ふと、この場合は、私のしたことはパワハラなのだろうか

と、市の職員に聞くと、その方が何かを混同したのでしょうと

 

そしてもう一つ

夫が発熱し、ディサービスの施設で簡易検査の結果陰性だったが

念のためにPCR検査を受けることになった

夫がかかっている病院に連絡すると、公共の乗り物では来ないで

と言われ、介護施設の方が送迎車で送ってくれて

帰りにはいつもの介護タクシーをお願いした

 

翌日結果は陰性だが熱が有るのでやはり公共の乗り物では来ないでくれ

と言われて、再び介護施設の職員が送ってくれた

 

診察を受けに行くと、医師がもう一度簡易検査をするという

 

その結果を待つ間に病院の受付に介護タクシーの手配を依頼すると

念のための簡易検査結果待ちだったからと

コロナに感染している恐れのある患者としてタクシーを手配したとのことで

ビニル袋で重装備して、室内にビニルを張り詰めた介護タクシーが来た

 

受付の人に、PCRの結果は陰性でしたよね、というと

でも、簡易検査の結果が出ていないからと

 

結局夫は誤嚥性肺炎で翌日緊急入院したが

帰りのタクシーはコロナに感染した人を乗せたという決まりで

防護服代等、介護タクシー代7000円の他に10000円が増額された

普通のタクシーで有れば、2000円もしない距離

 

映画の中のことなら、笑って済む話だが

日常生活の中でこの主役のような人々に出会うと、辛い