横浜文化体育館 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

略してブンタイ

 

横浜の中区にある私立の学校では体育祭をする場所であり

明治大学のマンドリンの定期公演をする場所で有り

選挙の時は開票のアルバイトをした場所で有り

 

英語でいうとYokohama Cultural  Gymasium で、そのまんま

 

作られたのは1962年 東京オリンピックを二年後に控え

横浜港開港100年を記念して

当時の平沼亮三市長の日本体育協会の会長になったことで

平沼記念レストハウスというものが併設されていた

 

その横浜文化体育館が老朽化で取り壊されるというニュースを聞いたのは

2020年の9月

 

私にとって最も思い出深いのは、高校時代に学校を通じていった

選挙の票を開封するアルバイト

 

今では信じられないだろうが、選挙が終わってから翌日の昼まで仮眠しながら

手作業で開封していたのだ

 

大きなテーブルに広げられた投票用紙を開いて、候補者名を確認して束にする

中には美空ひばりとか島倉千代子とか歌手の名前が書かれていたりして

何故わざわざ投票に行きながら歌手の名前を書くのか、今でも謎だが

中にはプロレスラーの名前や無記名のモノまであった

 

 

休憩をする場所には一刻も早く票読みをしたい新聞記者が内容を聞き出そうと

まるで獲物に集るコバンザメのように休んでいる学生の間を回遊している

 

当然、記者との会話は禁じられていて、もしそれが目撃されれば

その場でアルバイトは解雇されて、バイト代も支払われない

 

今の時代であればコンプライアンス的に全てoutだと思う

 

何故高校生かというと、大学生になると成人して選挙権を持つ人もいるから

不正の無いようにという配慮だったのだろうと思うが

 

当時の金額で正味二日で8000円だったと記憶しているから

かなり高額なアルバイトだった

 

そしてもう一つ

体育館にパイプ椅子を並べて聴いた明治大学のマンドリンコンサート

これは大人になってからも母と一緒に行ったことが有った

 

その時のゲストは当時の皇太子殿下が推していた歌手

 

その女性、何かにはまったのだろう、最初の歌い出しで笑い出して

結局一曲も歌うことなく終わってしまった

 

当時既に成人していたと思うので箸が転がっても可笑しいという年齢でも

無いと思うのだが、舞台を仕切っていた学生の当惑ぶりが気の毒の思えるほどだった

 

 

などという埒も無いことを思い出していたら

今年の四月横浜BUNTAIとして新しい施設がオープンするといニュースを見た

それを記念して彼岸明けの3月23日に市民1000人を招待して式典を開き

4月には磯子出身のデュオによる杮落しをするとか

 

どこかの広告代理店での建設だそうだけど、私が嘗て関わったように

横浜市民が気軽に行かれて、子ども達がいつか懐かしい場所として

思い出せるようなそんな施設で有って欲しいと思う