セントバレンタイン | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

今日は女性から男性にチョコレートをプレゼントする日

 

今日がそんな日になったのは諸説あるようだが

実際にプレゼントを贈るようになったのは、1970年代後半に

デパートの偉い人が正月とひな祭りの間のイベントを考え出し

チョコレート会社が名乗りを上げたというのが順当だと思う

 

少なくとも私が独身時代の二月と言えば2・26事件が一番大きな話題だった

 

なので女性から男性にチョコレートを贈るというのは日本独特の発想で

海外では男女共に贈り合うものだとか

 

特に中華圏では今年は春節とバレンタインが重なって、贈り物も豪華で

〇レックスの時計や車までが贈り物の対象として宣伝されていた

 

香港の某Instagramに

清々しい青年が高級時計を腕にしている写真が

何枚も載っていて、それもその度に違う形のものを

そのあとには香港のタレントが高級車の前で微笑んでいる姿が写っていて

その次には美しい女性とジュエリーと

ホテルでのディナーの様子が載っていて

男女共に大変だなあと思った

 

このバレンタインデーの起源に関しても諸説あり

元々2月14日はユーノーという結婚や出産を司る女神が生誕した日で

そこから派生した、古くローマ帝国の時代に結婚に関する何かに頑張った聖人に

関りがある日らしいということのようだ

 

なので2月14日に女性が男性にチョコレートを贈るのは

日本独特の文化であってそれを諸外国の商人が真似ていったというのが

正しい話かもしれない

 

因みに義理チョコという文化は

1980年代のバブルの頃にいろんなお店の女性が

男性客に来て頂くために贈ったのが始まりのようだけど、それについての文献は

ネット上では見つからなかった

 

バレンタインのチョコは商戦であり、義理チョコもまた商戦であり

 

それでも贈る側もいろいろな形をしたチョコを選ぶのは楽しいもので

私も甥っ子に選んで送ったりした

 

ただ、そのチョコレートを貰うとなると、とても複雑な気分になる

 

当時私は夫に代わって接待ゴルフをしなければならないことが有り

そのためには最低でも100を切らなければならないということで

近くの練習場に行っていたのだが

そこにいたコーチ二人は

私が中学の頃に小父から勧められてプロゴルファーになるべく

レッスンを受けていた人と

もう一人は高校の同級生の弟と同じ野球部の子という奇縁の人達で

まるで身内のように親切にして貰えたのだが

何を思ったのだろうか、その女性は私もレッスンプロの一人で有り

レッスンプロは男だという概念の元であろうと思うが

とてもフェミニンな、ゴルフ練習場には絶対に合わない服装でやってきて

美しい紙で包装されたチョコレート

 

私はたぶん、いつもゴルフ場で会うから男性的に見えていたんだと

そう思っていたのだけど

それから少したって、子どもの学校に急ぐために

バイクで行く途中、近くで病院を営む家の奥さんとすれ違い、挨拶をして

学校に着くと

その奥さんが嬉しそうに、さっきバイクに乗っていた青年が私を見て

ニコニコと笑いかけてくれたのよ、と話していて

 

一層複雑な気分になったのを思い出すバレンタインの日