冬の旅 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

泉にそいて茂げる菩提樹

慕い行きて、は

シューベルトの冬の旅

 

私が行ったのは秋田犬の里

 

その地で雪降るさなか催されるアメッコ市を観たいという娘に同行した

顎足枕(昔○○○軍団の芸人さんから教わった食事、旅費、宿泊費のこと)荷物まで、全て娘が持ってくれるという

独りで留守番させると蟄居して運動不足になり、後が大変だからという理由らしい

 

深い雪を期待している訳だから、当然荷物も多くなり

 

初日は福島で姪と会って

もうすぐ閉店するイトーヨーカドー福島店を惜しみながら

フードコートで数時間語らい、盛岡で一泊し

翌日、いわて銀河鉄道花輪線という

なんとなくカッコいい名前の電車で秋田県の大館に向かう

が、雪が、盛岡では全くなく、花輪線沿線も安比高原駅辺りまで来て

漸く一面銀世界の田んぼがある、という感じ

結局大館に着くまで

以前訪れた岩手県のほっとゆだ駅で観たような白銀の世界を観ることもなく

駅に着くと道の端に泥にまみれた名残雪があるくらい

期待していた雪の中の色とりどりの飴には出会えず仕舞いで、

 

翌日予定した見学を止めて早めに開運橋から白鳥を観ようと、盛岡に戻ると

なんと川沿いにビルや店が建ち、懐かしい想い出は帰らず

高松の池に行こうかとも思ったが数日前に駅近で熊の目撃情報が有ったと聞くと

うっかり人影だと思って声をかけてしまいそうだから諦めて

 

そして帰りに乗った新幹線の一車両、私達二人以外、全てインバウンド 

それも学生の集団のようで

全席指定なのに空いた席に座っていたようで、足元にはゴミがあり

棚には荷物が置かれ‥。

ふと、コロナ鎖国の時代が懐かしく思い出されたり

 

少しして、気が付くと、回りの席では誰もスマホを観ていないし

他人に届くような声で会話をしている子もいない

スマホはたぶんwifi の環境が悪く繋がりにくかったからだと思うが

新幹線が終点に着くまでそれは変わらなかった

 

思えば大館のアメッコ市

雪は無かったが、地元のタクシーにしても

施設にしても、ホテルにしても、おもてなしの心には感動した

特にタクシーの運転手さんは買う飴についてのアドバイスまでしてくれて

また、ホテルでは夜食としてミニラーメンとライスを提供してくれたのだが

全く手抜きされない、比内地鶏のだしの効く美味しさで

シティホテルでありながら温泉が引かれていて、4年ぶりに楽しむことが出来た

 

乗り物に乗っている時間を考えたらアウトバンドで相当遠くまで行かれそうだが

情緒的にはとても素敵な旅をさせて貰えた数日間

その中で一番興味を引いたのは大館の廃線跡

この線路からいろいろな本を繙いてみたいので図書館に行こうと思うので、娘に蟄居を心配されることは暫く無いかもしれない