横浜港開港百年記念のアトラクションのためにアメリカンインデアンが呼ばれたことがあるそうで
今は高速道路の入り口の
花園橋近くには
高速道路になる前まで
二本のトーテムポールが立っていて、来濱した記念に建てられたと教えられた。
そのインデアンと気象予報士の話を教えてくれたのは
アメリカに住む女性
ある部族の長が亡くなり
それまで都会で勉学を学んでいた息子が急遽跡を継ぐことになる。
もうすぐ冬がやってくる。
部族の人は勉学を学んだ新米酋長に何をしたら良いか聞きに来る。
都会で暮らしていた新米酋長はしかし自然界の観天望気を習って来なかったから
とりあえず冬仕度として薪をたくさん集めるように伝える。
伝えたものの心配になり
こっそり天気予報士に電話して、今年の冬は寒くなるかと聞くと、寒くなると言われてホッとした。
しかし薪の数が心配になり、部族の人々にもっと薪を集めるようにいう。
これくらいなら大丈夫だろうかと、再び予報士に電話をすると、今年は凄く寒くなるから薪を出来るだけたくさん集めろと言われた。
酋長は恥を忍んで、何でそれが分かるのかと聞くと
何しろインディアンが夢中で薪を集めていますからね、と。
一番最初に自然に詳しくないことを正直に自然の中で暮らす部族の誰かに相談すれば余計な苦労しなくてす済んだこと。
実際の生活にもよくある話。
この話を聞いた時、爪に刺したトゲを抜くのに、自分自身でどうにかしようとして
色々と拗らせて、結果的に爪を剥がした人を思い出した。
たった一言相談すれば簡単に済む話なのに。
昔、モノゴトはその道のプロに任せるのが一番の早や道と教えてくれた人がいた。
確かに素人があれこれ考えるよりはや道だ。
とはいえ『団塊の世代という800万人の一人』のブログのような弁護士もいるから、人の世は難しい。