粗忽者 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

おっちょこちょいから子が出来て、その子もやっぱりおっちょこちょい。

大正生まれの母が、私がウッカリミスをすると必ずこの歌を口ずさんでいた。

昭和の初めの子ども達の囃子言葉だったとか。

兄弟喧嘩の、お前の母さん出べそと同じカテゴリーに入るためか、あまり腹は立たなかったし、母の粗忽さには負けてると内心思っていた。

お正月の娘島田を結いに行く長姉に、似合うからと買いたてのとっくりのセーターを着せて、美しい日本髪に結い上げられた長姉が帰宅してその現実に大泣きをするということなんて序の口で。

暮れのデパートで正月の支度を買って、お釣りを受け取ってそのまま帰宅し、見た目美しい次姉と私とで伊勢佐木町の野沢屋まで取りに行かされたり。夏の暑い日氷を買いに行き、途中で話しかけられて、荒縄だけ持ち帰ったり、と。

だがしかし、今日、私は母に勝るとも劣らない粗忽者(そこつもの)だということを自覚した。

ある契約のために午後5時を指定してきたので、用事をしながら待っていると、外が薄暗い。

時計を確認すると、6時過ぎている。 自分から指定してどういうこと?と怒りながらスマホで電話しようとして、目に入ったのは4:30の文字

我が家の時計を24時表示にしていたのをすっかり失念していたのだ。その上最初の1を見落として。

これは母からの粗忽者の遺伝で、年齢のせいでは無い。たぶん無いと思う。