団塊の世代と言われる約800万の中の一人の男が夢を見てその夢を叶えた話(三十代) | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

団塊世代の人は日ごろ良く働き、休みの日にはよく遊びました。

 

子どもの学校の行事には行かなくても、子どもと海に行ったり山に行ったり

 

元々が戦後のドサクサで、元気に遊んでいれば良いとされていた子ども時代を過ごしてきたのですから

遊びに関しては常に全速力でした。

 

夫は土曜の夜に何時に帰ろうと、翌朝夜が明け始めると子どもたちを連れてドライブに行きました。

 

静岡であろうと山梨であろうと千葉県であろうと

時には郷里の福島でさえ午前二時に出て、日帰りだったことが有ります。

 

ご近所の運送業の人もご夫婦で下関にまで日帰りで行くこともあったと話していました。

 

そしてお盆休みの前半には私の姉たち一家と真鶴の石切り場にキャンプに行くというのが恒例で。


西瓜割をしたり、釣った魚を捌いてひと干ししたり

子ども達と浅瀬でカニやシッタカや常節を採ったり。

子ども達を連れて沖まで泳いで行ったり、ボートに乗せたり。

 

夜になると、コールマンのランプで明りを灯し、子ども達のために花火を揚げたり。

 

夫達団塊の世代は学校で飯盒炊爨(今は飯盒炊飯というそうです)での

飯炊きの訓練をしているので、お鍋さえあればご飯も炊いてくれました。

 

結果、私や姉は殆ど料理をすることも、子どもの面倒をみることもなく

潮騒を聞きながらテントの中で昼寝をする、そんな感じでした。

 

そうでないときは、接待ゴルフに行ったり、接待の釣りに行ったり、趣味のイカ釣りに行ったり

ゴルフのクラブ選手権に出たり、組合の役員会に行ったり。

 

そして日曜の夕方は石のように眠るのですが、夕方ご近所から誘いがあると出かけて

翌朝になると誰よりも早く現場に向かう。

 

三十代の団塊の世代の人たちはとてもタフな人たちでもありました。

 

 

五十代の頃烏賊の沖干しをしている写真です。