介護施設について | ミナミのブログ

ミナミのブログ

のんびり、、まったり

夫が施設に入り、一月ほどして、左奥歯の上下が根元から折れているのが分かりました。

知らないうちに歯を食いしばっていたようです。

 

夫は長い間他人の中で暮らし、私とは仕事においてのパートナーの位置が大きかったためか

私が介護することを、嫌うというより、拒絶して

歩けない足でトイレに行こうとして、真夜中にベッドから降りていることが何度もありました。

 

認知症の認知とは、娘から教えられた話では

例えば、男の人が長い間雪の道を歩いて、ようやく民家にたどり着いたときに

その家の人から、あなたが歩いてきたのは湖に氷が張られているだけの道

と聞いて、その途端恐怖を感じて、一度に白髪になったとの例えの通り

自分が現状を認識するということなんだそうです。

 

認知症というと、常に現実を把握出来ないと思いがちですが

実際は記憶が鮮明になることが有るから、自分の記憶障害を認識して

突然怒りを覚えたり

鬱の症状になったり、帰宅願望による徘徊を起こすそうです。

 

食事の準備中消えた夫のことで警察の方に来ていただいたとき

出来れば何かを盗んだり、他人の家の庭に入ったりして通報されたりしてくれると

有り難いんだけどなと

独り言のようにお話ししていました。

その警察官の親御さんも認知症で何度も探して歩いているとか。

 

そして警察犬の話になり、神奈川県警の警察犬はニュースでもご存じの通り

とても優秀なんだそうですが、何時間も車に揺られてくると

車酔いをして直ぐには活動できないのだとか。

 

結局夫は当日非番でお休みをしていた施設の方が

車で夫の行きそうな場所を探してくださり、連れて帰ってくれました。

 

その後、骨折、そして誤嚥性の肺炎と体調を崩し、元々の難病もあり

自宅での介護は無理ということになりました。

 

誤嚥性の肺炎で高熱が出て、自分では体を起こすことも出来なくなって

介護タクシーで病院に行き、点滴を受けていると

夫が私に、連れてきてくれて本当にありがとうございます。

これで助かりました、というので

とうとう私は忘れ去られたかと思っていたら

病室が決まってベッドに移された夫から、こんなとこにいないで早く家に帰れと。

 

コロナが幸いしたのか通常であれば相当の待ちがある施設に一週間ほどで

入れるということで病院から直接行ったのですが

 

ふと、もし連帯保証人である私がいなくなったら、施設にいる夫はどうなるのかという

疑問が湧いてきました。

 

そして最近、夫婦であっても夫の通帳に関することは夫の委任状が必要ということも知りました。

施設にいるという夫を窓口まで連れてくることは出来ませんか、と言われて

よそのお宅はどんなふうにしているんだろう、

夫婦や親子で暮らしている人で

認知症を発症する前に後見人契約書を交わしたり、弁護士を立ててもうける人っているのだろうか。

一人暮らしなら分からなくもないのだけど。と悩みは果てしなく。

 

 

Mongolの犬たちとスーパー

 

モンゴルでは元々野菜や果物を食べる習慣は無いそうなので

思想とかそうそういう理由でお肉は食べられないという人は行くのはやめたほうが賢明だと思います。