藤の季節ですね。
毎年楽しみにしている藤の名所が「子平町(しへいまち)の藤」。
こちらの藤は,伊達政宗公から拝領された樹齢400年以上の藤で,仙台市の天然記念物に指定されています。
仙台市ホームページ
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/database/c03024.html
個人宅のお庭にある藤の花を,毎年期間限定で見せていただけます。
毎年公開期間が異なるのですが,2016年は5月6日から12日とのこと。
JRは仙山線東北福祉大前駅,バス停は仙台市営バスの壽徳寺前(子平町‐北山循環)が近くにあります。
個人宅なので,具体的な住所は市のホームページにも掲載されていませんが,近くにごとう整骨院さんや佐藤養米穀店さんがあります。
【2015年に公開された際の写真】
▼黒い木塀が目印で,近くへ行くと看板が出ています。
▼お庭は一方通行。みなさん譲り合って撮影しています。
▼花も綺麗ですが,幹も力強い枝振りが見事です。
藤の香りに誘われてクマンバチが集まってきます。
大きな羽音がするのでちょっと怖いですが,人間にはほとんど関心を示さない攻撃性の低い蜂(オスにはそもそも毒針が無い)なので,そっと避けて移動すれば大丈夫です。
伊達政宗公が朝鮮出兵から持ち帰ったとされる藤が400年以上も咲き続けているのは,所有者の方が代々守ってきてくださったからこそ。
一般にも公開してくださるので本当にありがたいことです。
藤を愛でながら歴史のロマンに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。