やはり、ではありますが その17 | Mona Khalifaのブログ

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ようこそ。
今日も昨日に引き続き寒いです。しかも今日は曇っています。ここ最近の卒業式ラッシュのせいかどうかはわかりませんが。
卒業と言えば、昨日は土佐おもてなし勤王党の武市半平太さんの出立(向こうのブログでは「旅立ち」となっています、念のため。)が発表されました。武市さんのファンは勿論、勤王党ファンもそれ以外の隊のファンも驚きを隠せない状態です。あいち戦国姫隊は今月末で活動終了しますし、名古屋おもてなし武将隊は五人、グレート家康公「葵」武将隊と安芸ひろしま武将隊はそれぞれ二人と、今年のこの月はいつにも増して別れが多いですから尚更です。もっとも、葵の場合は出立が初夏か夏との話もあるようで、はっきりわからないものがあります。一体いつ出立するのか知りたいです。
卒業や出立が多いですが、別の場所ではそうでもないようです。
江戸時代後期の浮世絵師の葛飾北斎が46歳の頃に手掛けた肉筆画の傑作で、明治時代にフランスの国立競売場で売却されて以降所在不明になっていた絵巻物「隅田川両岸景色図巻」が今月4日迄に見つかったそうです。東京都墨田区の発表だそうですが、1805(文化二)年の制作で、縦28・5㎝、長さ633・5㎝で、陰影を用いた描写や、署名等で制作年や発注者が判明している点でも貴重、色彩や表具の保存状態も良好との事。浮世絵の収集と研究で知られた19世紀フランスの小説家ゴンクールは自らの著書で、最終場面の中央に描かれた男性が葛飾北斎だと述べており、壮年期唯一の自画像かもしれないと述べているとか。
墨田区は都内の美術商からこの絵巻物を近く購入し、来年秋にも開館する「すみだ北斎美術館」で一般公開する方針です。購入費用は約1億4900万円で、寄付金を充てるそうです。こう言ったお金の使い方や企画は大いに結構な事です。懲りずに武将隊の紛い物を出して名古屋に勝ったつもりになって税金を無駄遣いしている何処かの自治体よりずっといいですね。何と言っても嘗てヨーロッパにジャポニズムブームを巻き起こし、印象派に影響を与えた浮世絵の傑作の一つが見られる訳ですから。この美術館、建物が和風だと最高ですね。
さて、ぼちぼち、昨年11月16日午後3時の岡方倶楽部に戻ります。
あの時間が始まろうとしています。